ツナ缶食べたい(伝書鳩P)

髪が伸びるのが早い。

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はじめましての方向けの #あいさつ代わりのnoteベスト5 (2023年版)

 ドーモ。オレだ。ツナ缶食べたい(伝書鳩P)だ。いきなり余談だが、インターネットで名乗る名前は時に本名以上に知名度が高くなってしまう場合があるので、みんなは真剣…

ムービーナーズ様にて『劇場版ウマ娘』の記事が公開されました。

 書いた。読んでほしい。  ちゃんとnote上では話していなかったけれど、実はムービーナーズ様からお声がけいただき、自分の文章を載せていただけることになりまして、こ…

これがワイのエンドゲームや。『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3』

 片割れを使い忘れていたニンテンドーカタログチケットの有効期限が3ヶ月後に迫っていたので、対象タイトルの一覧を眺めていたところ、とあるサムネイルが目に止まった。…

TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(KCグランプ編)

デュエルって楽しむモンなんだよ 一向に原作通りの展開が進まないまま、放送週で換算すると一年以上続いた『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のアニオリ展開。個人の魂や…

劇場用再編集版『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』でウマ娘を知る

 競馬を愛するフォロワーから「馬イイ話」を聴く機会があった。競走馬とジョッキーとの間に結ばれた友情や、数々の名勝負の裏に隠されたドラマチックな秘話などは、門外漢…

またしてもコードギアスに騙される喜び。『コードギアス 奪還のロゼ 第1幕』

 お久しぶりです。  令和コードギアス初見オタクです。  コードギアス。長年、タイトルは知っていれど観ていなかった作品群の最古参にリストアップされていながら、フ…

草葉の陰で、シーザーが泣いている。『猿の惑星/キングダム』

 つい先日、猿が強制労働させられているという共通点を持つ『ゴジラxコング 新たなる帝国』の感想にも書いたけれど、私はリブート版『猿の惑星』三部作が大好きだ。  CG…

涙を流す機械がいたとすれば。『クライマキナ/CRYMACHINA』

 常日頃から「開発規模や中身は他社に敵わなくとも、プロデューサーのセンスが冴え渡った結果、ここからしか繰り出せないような尖った一本が世に出回ってしまう、フリュー…

“キング”コングになるために。『ゴジラxコング 新たなる帝国』

 生まれてこの方特撮ファンをやらせてもらっているが、間違いなく今、「ゴジラ」というIPがもっとも元気である。  国産最新作『-1.0』がアカデミー視覚効果賞を受賞し今…

人生初のポケモン、メインストーリーが良かったの話。

 遊戯王、ミニ四駆、涼宮ハルヒ……。ありとあらゆるオタク・義務教育をスルーして生きてきたことに定評のある私ですが、その最たるものがポケモンでした。  ポケモンを…

かくも愚かしき人という生き物。『オッペンハイマー』

 『オッペンハイマー』を観た。観てしまった、という気持ちで頭がいっぱいになってしまっている。日本での公開が遅れた理由も、本編を観た今ならわかるというか、配給事情…

【蓮ノ空感想文】ルリちゃんは「楽しい」の天才

 3月が終わって、4月になった。  この世に生を受けて何度も繰り返してきた、年度が変わって仕事が忙しくなるだけのルーティンに特別な意味が足されたのは、『ラブライブ…

TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(ドーマ編)

 ご無沙汰しております。あまりに進捗の報告がないため、最初のnoteを投稿してからフォローいただいた遊戯王関連のX(Twitter)アカウントからのフォローが外されていました…

過剰な親切はやる気を削ぐ。『超探偵事件簿 レインコード』

 2023年のnoteでの活動記録を振り返ると、最も読まれたのは『ニューダンガンロンパV3』の感想記事であった。  2022年に書き上げたものが、こうして長く読まれ続けている…

「インクが乾かないと領収書が出せません」

 いま一番憎いものと言えば、汚職を繰り返す政治家よりも有名人の結婚相手をしつこく付け回す輩よりも、なんといっても「インボイス」である。なんなんだコイツ。言葉の響…

こいつはどえらい時間泥棒『ユニコーンオーバーロード』、その理由を書き記す。

 寝不足である。  0時頃には寝よう寝ようと思いつつ、気づいたら深夜2時や3時を越してしまい、翌朝に痛い目に遭う。時折スマホで時間を確認しているのに、あと一戦、あ…

はじめましての方向けの #あいさつ代わりのnoteベスト5 (2023年版)

はじめましての方向けの #あいさつ代わりのnoteベスト5 (2023年版)

 ドーモ。オレだ。ツナ缶食べたい(伝書鳩P)だ。いきなり余談だが、インターネットで名乗る名前は時に本名以上に知名度が高くなってしまう場合があるので、みんなは真剣に考えた方がいい。誓っても「家に食料がなんもなくて、一番最初に食べたいと浮かんだものをアカウント名にする」などという愚行は、しないでくれ。お兄さんとの約束だ。

 以前、初めてこのアカウントにたどり着いた人向けの「お通し」を自前で用意したの

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ムービーナーズ様にて『劇場版ウマ娘』の記事が公開されました。

ムービーナーズ様にて『劇場版ウマ娘』の記事が公開されました。

 書いた。読んでほしい。

 ちゃんとnote上では話していなかったけれど、実はムービーナーズ様からお声がけいただき、自分の文章を載せていただけることになりまして、これが三本目。noteを続けて6年以上、こんな素人を拾ってもらえるなんて、「継続は力なり」を人生で一番感じた瞬間でした。

 ムービーナーズ様は書く題材について自由度が高く、別に続編やTV放送すらないタイミングで『フットルース』の話をし

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これがワイのエンドゲームや。『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3』

これがワイのエンドゲームや。『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3』

 片割れを使い忘れていたニンテンドーカタログチケットの有効期限が3ヶ月後に迫っていたので、対象タイトルの一覧を眺めていたところ、とあるサムネイルが目に止まった。マリオやカービィ、ドンキーコングが並ぶタイトル群の中ではどうしても浮いてしまう頭身と、任天堂っぽくなさ。しかも開発があの「Team NINJA」ということで、気がついたら引き換えとダウンロードが完了していた。

 正式なタイトルは『MARV

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TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(KCグランプ編)

TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(KCグランプ編)

デュエルって楽しむモンなんだよ 一向に原作通りの展開が進まないまま、放送週で換算すると一年以上続いた『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のアニオリ展開。個人の魂や世界の命運をかけたドーマ編の激闘を経た遊戯たちに降りかかる新たな問題。それは「日本に帰る手段がない」ということ。

 そこに手を差し伸べたのは出来る弟のモクバ。彼は海馬コーポレーションの自家用ジェットで遊戯たちを日本に送り返してくれるという

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劇場用再編集版『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』でウマ娘を知る

劇場用再編集版『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』でウマ娘を知る

 競馬を愛するフォロワーから「馬イイ話」を聴く機会があった。競走馬とジョッキーとの間に結ばれた友情や、数々の名勝負の裏に隠されたドラマチックな秘話などは、門外漢が聴いても驚き、感動できるものばかりだった。

 その彼女が熱を上げて話してくれたのが、騎手・和田竜二さんと、愛馬テイエムオペラオーのお話。世紀末覇王と呼ばれた名馬と、それを乗りこなした人間との深い深い絆の物語は、思わずこちらも唸ってしまう

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またしてもコードギアスに騙される喜び。『コードギアス 奪還のロゼ 第1幕』

またしてもコードギアスに騙される喜び。『コードギアス 奪還のロゼ 第1幕』

 お久しぶりです。
 令和コードギアス初見オタクです。

 コードギアス。長年、タイトルは知っていれど観ていなかった作品群の最古参にリストアップされていながら、フォロワーの強烈なプッシュによって一気にゼロレクイエム、そして復活までを見届けたのが三年前で、このコンテンツに関して自分は新参もいいところ。

 なればこそ『奪還のロゼ』の発表には胸が踊った。生まれて初めての「みんなと同じスタートラインで楽

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草葉の陰で、シーザーが泣いている。『猿の惑星/キングダム』

草葉の陰で、シーザーが泣いている。『猿の惑星/キングダム』

 つい先日、猿が強制労働させられているという共通点を持つ『ゴジラxコング 新たなる帝国』の感想にも書いたけれど、私はリブート版『猿の惑星』三部作が大好きだ。

 CGの進歩によって成し遂げられた「人間を憎み、エイプに感情移入する映画」の発明により、私は“シーザー”の勇姿に喝采を送り、彼の存在そのものが神格化され物語が閉じる様を観て、落涙した。

 各作がジャンルを変えながら、それでいてシーザーの波

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涙を流す機械がいたとすれば。『クライマキナ/CRYMACHINA』

涙を流す機械がいたとすれば。『クライマキナ/CRYMACHINA』

 常日頃から「開発規模や中身は他社に敵わなくとも、プロデューサーのセンスが冴え渡った結果、ここからしか繰り出せないような尖った一本が世に出回ってしまう、フリューの自社ゲームタイトルが好き」と公言しておきながら、発売当時に購入してはいたものの積んでいたタイトルが2023年発売の『クライマキナ/CRYMACHINA』で、最新作『REYNATIS/レナティス』が今年7月と迫ってきたため、GWを費やして慌

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“キング”コングになるために。『ゴジラxコング 新たなる帝国』

“キング”コングになるために。『ゴジラxコング 新たなる帝国』

 生まれてこの方特撮ファンをやらせてもらっているが、間違いなく今、「ゴジラ」というIPがもっとも元気である。

 国産最新作『-1.0』がアカデミー視覚効果賞を受賞し今なおロングラン公開が続き、TVでは『ちびゴジラの逆襲』の新しいシーズンが放送中である。数年前とは比較にならないほど、ゴジラの名を目にする機会が増えた。新作が長い間途絶えたことのある歴史を踏まえれば、考えられないほどに恵まれている。

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人生初のポケモン、メインストーリーが良かったの話。

人生初のポケモン、メインストーリーが良かったの話。

 遊戯王、ミニ四駆、涼宮ハルヒ……。ありとあらゆるオタク・義務教育をスルーして生きてきたことに定評のある私ですが、その最たるものがポケモンでした。

 ポケモンを、やったことがない。

 ここでいうポケモンとはいわゆる本家RPGのタイトルのことで、日本人であればポケットモンスターを知らない、なんてことはあり得ない。

 小学生の頃は友人の家で『ポケモンスタジアム』のミニゲームを死ぬ程遊んだし、『ピ

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かくも愚かしき人という生き物。『オッペンハイマー』

かくも愚かしき人という生き物。『オッペンハイマー』

 『オッペンハイマー』を観た。観てしまった、という気持ちで頭がいっぱいになってしまっている。日本での公開が遅れた理由も、本編を観た今ならわかるというか、配給事情について無責任な心情を抱いてしまったことに反省するばかりである。

 『オッペンハイマー』、センシティブな題材ゆえにこの言葉を当てはめるのが正しいかは今なお悩ましいけれど、一個人の身勝手な感想としては非常に面白かった。伝記モノかつ三時間の長

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【蓮ノ空感想文】ルリちゃんは「楽しい」の天才

【蓮ノ空感想文】ルリちゃんは「楽しい」の天才

 3月が終わって、4月になった。

 この世に生を受けて何度も繰り返してきた、年度が変わって仕事が忙しくなるだけのルーティンに特別な意味が足されたのは、『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』を知ってしまったからだと思う。親戚でもなんでもない、会ったこともない女の子たちの卒業式を見て、まだその余韻が抜けないでいる。

 前回の記事によれば、『Link! Like! ラブライブ!』をインス

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TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(ドーマ編)

TCG未経験だけど、TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を全部観る(ドーマ編)

 ご無沙汰しております。あまりに進捗の報告がないため、最初のnoteを投稿してからフォローいただいた遊戯王関連のX(Twitter)アカウントからのフォローが外されていましたが、ずっと水面下で観てたんですよ。ホントに。

 これまでの『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』といえば、原作漫画でも屈指の人気を誇る「バトルシティ編」の途中にアニオリを挟み、一企業の重役5名が徒党を組んで自社の社長にダル絡みし

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過剰な親切はやる気を削ぐ。『超探偵事件簿 レインコード』

過剰な親切はやる気を削ぐ。『超探偵事件簿 レインコード』

 2023年のnoteでの活動記録を振り返ると、最も読まれたのは『ニューダンガンロンパV3』の感想記事であった。

 2022年に書き上げたものが、こうして長く読まれ続けているのは、『ダンガンロンパ』のネームバリューによるものが大きいと思う。一作目の配信可能箇所がエンディングまで解放されたことをきっかけに今なお新規層を開拓し、その背徳的なコンセプトが触れる者を魅了して止まないダンガンロンパ。その最

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「インクが乾かないと領収書が出せません」

「インクが乾かないと領収書が出せません」

 いま一番憎いものと言えば、汚職を繰り返す政治家よりも有名人の結婚相手をしつこく付け回す輩よりも、なんといっても「インボイス」である。なんなんだコイツ。言葉の響きは嫌いではないのに、中身を知るとグツグツと怒りが煮えたぎってくる。

 幸いなことに個人事業主ではないので、僕自身は事業を畳むといった局面に追い詰められてはいないが、一会社員としても面倒ばっかりなのである。働き方改革を推し進める一方で、イ

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こいつはどえらい時間泥棒『ユニコーンオーバーロード』、その理由を書き記す。

こいつはどえらい時間泥棒『ユニコーンオーバーロード』、その理由を書き記す。

 寝不足である。

 0時頃には寝よう寝ようと思いつつ、気づいたら深夜2時や3時を越してしまい、翌朝に痛い目に遭う。時折スマホで時間を確認しているのに、あと一戦、あと一クエストが止められないし、編成画面を開いてしまったがもう最後、あっという間に時間が吸い寄せられていってしまう。

 開発期間10年、ヴァニラウェア謹製の作り込まれたゲームシステムと暖かな色調のグラフィックに魅入られ、最高の軍師体験を

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