いつもやり遂げられない私

講座のワークの中で「いつもやり遂げられない私」が出てきました。

熱しやすく冷めやすい私は
いつも物事をやり遂げられずに中途半端で放り出して
興味がなくなるとやろうと思っても全然出来なくて
「また出来なかったな、まあいつもそうだから」とあきらめにたどり着く。

たとえばレシピ本づくり。
新婚当初、自分でオリジナルのレシピ本を作っている人をインスタで見つけて
それがおしゃれで、機能的で、主婦の「今日の献立どうしよう」を解決する
すごく画期的なものに思えた。
でも現実は、
「使えるレシピ」じゃないといけなかったから、実際に作っておいしいものじゃないといけなかったし、インスタに上げてる人みたいにおしゃれなデザインに作れなかったし、やるうちにモチベーションが下がり、字が雑になったり、そして時間をかけたわりに全然進まなかったり・・・
「やるぞ」と思って取りかかったその瞬間がもうピークで楽しくて
後が続いてくれないんだなあ・・・。

家のインテリアとかプチDIYとかもそんな感じかな。
トイレは壁紙が2/3の状態で半年以上放置されてるし。
例をあげれば、本当にいろいろあります。
畑作り、好きな漫画の解説書作り、勉強用のまとめノート、ブログの毎日更新(以前はやろうと思っていました)、断捨離。

なんで何もかも完成しないんだろう。
中途半端が気持ち悪くて、嫌いなのに。

仕上げられない私でいると、いつも父の顔が浮かぶ。
「一つのことができないお前が、二つのことができるわけないだろう」
それで部活も反対されてしまった。

なのに、「お前はできない」って言う割には、できるようになることを強制もされた。

昔、私がやりたいと祖母にせがんで
進研ゼミっていうのを契約してもらっていて(チャレンジ○年生みたいな名前で、毎月参考書兼問題集が届くやつ)
やらずにためまくっていたら
「おばあちゃんが年金で払ってくれてるのにお前は裏切った、人として最低なことだ」とめちゃめちゃ怒られて
答えがついているやつだったけど見たらいけないからと没収されて、
外出禁止にして終わるまでみっちりやらされたなあ・・・笑
まあ、確かに月5000円くらいだったかな、きっと痛い出費だったと思う。
自分からやりたいと懇願して始めてもらったわけだから。
でも、もう続けられなかったから「やめたい」と言ったけど
それが許されなかった。

途中で投げ出すことがどれだけダメなことなのか、
中途半端で終わるくらいなら最初からやってはいけないとか、
そらもう、懇々と教えられた。

でももう大人。
自分で始めて、自分でやめていい。
お金払って中途半端で無駄になっても自分でそれを選択できる。
私は今、昔出来なかった中途半端を発散してるのかな?
だけど仕上げたいんだよね・・・笑
「自分で決めて、自分の力で出来た」って、すごく嬉しいことだって
最近は分かってきたから、やっぱりやってみたい。

何も特急列車に乗らなくても、各駅停車に乗っていればそのうち着くんだから
気が乗ったときに休み休みやっても良いじゃんって
自分に言ってあげる余裕もあるといい。

そして「結局私はできない」っていうビリーフもあるかもしれないし
またセッションしてもらおうと思います。




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