【朝礼】5/13 今日も店を開けるのは?
おはようございます。
小売王_マグロ大使です。
今週の朝礼を始めます。
大型連休直後の週末は、やはり客数も少し減りましたね。
客数が少ないなら少ないなりに工夫して売り上げを稼がないといけないという考え方もありますし、客数や繁忙に応じたコストに抑えて利益を確保しようという考え方もあります。
コストの大きなところを占める人件費については、私たちの場合はシフト制の勤務形態を取っていますので、比較的コントロールしやすいと言えます。
その一方で、普段からシフトづくりに非常に頭を悩ませます。
スシローは14、15日に全店一斉休業をするそうですね。
この数年定着してきました。
わが社はやっていませんが、そういう判断もあっていいと思います。
皆でいっぺんに休むって、なんかすっきり爽快ですよね。
世間の方々が、盆正月やゴールデンウィークの休むのって、そんな風に高揚感があるのだと思います。連休にやってくるお客様たちを見てるとそう思います。
でも私たちは逆に、連休後の混雑していない平日に連休をとれますから、あまり渋滞や混雑に巻き込まれることもなく、ゆっくり休めるのはいいところです。
ただ、シフト組むのは本当に頭を使うんです。月間で約30日分とその少し先までの予定と予測を把握して、それに皆さんの希望と事情を乗っけて、労働法規や雇用契約などの枠の中でパズルをくみ上げていくわけです。
以前は大手でも、10時開店の19時閉店というのも当たり前でしたから、社員には早出、遅出とかいうこともありませんでした。シフトは出勤か休みかの2択です。
店休日も月に数回ありましたから、その日は当然一斉休み。「あとはいつ休む?」と担当部門の繁忙を考慮して各自で休む日を申告させて決めるなんてこともよくありました。
でも今はそうじゃありませんね、一番大切なお客様が「多様化」するのに合わせて、営業時間や販売手法も多様化し、勤務形態やシフト組みも複雑化してきました。
お客様が多様化したから、店のやることが増えて、従業員の働き方、働かせられ方が多様化していったわけです。
お客様がいないと商売が成り立たないのは確かですが、
従業員もいないと商売が成り立ちませんから
管理職者のはその両方を立てることが大事な仕事です。
「多様性」を口実に、従業員を犠牲にしてはいけません。そう思ってはいますが、「あれ、私犠牲になってますけど」という人は言ってきてくださいね。我慢する必要はありません。なんでも言われた通りにもできませんが、解決策を考えます。
「多様性」を合言葉に商売の仕方も増えました。
いっときの安さで目を奪い、集めた客から利益をかすめ取るような商売や、数年だけ話題を振りまいて稼ぐだけ稼いで閉める店もあります。
趣味品や嗜好品を主とする小さなお店の場合はそれもありでしょうが、日常の暮らしにかかわる商品を販売する私たちの場合は、毎日店を開け、同じように商品があり、つぶれることなく営業を続けていくことが最大のサービスです。
これを支えるためには、皆さんの協力が欠かせませんし、皆さんが出勤し店が開くことが、この地域の暮らしが支えられているということも、1人1人がそれぞれに誇っていいことです。
私が、この町の暮らしを支えている。
そう思って、出勤してきて何も大袈裟なことはありません。
ご近所さんの暮らしも、子供の学校の先生の暮らしも、
その一部は私たちが支えています。
私たちが扱っているのはそういう商品ばかりです。
自分の暮らしの方が大事な時は自分の暮らしを優先させてください。
無理のない人が無理せず働き、営業を続けていきましょう。
そして、どうしても休まなければならないとなったら休みます。
ハレの日の食事である「寿司」を、
日常食へ変えることに挑み続けたスシローにとっては
そういう意味で非常につらい判断をしたと思います。
まあ、決めたからにはみんなですっきり休んでいることでしょう。
たまにはお客様に我慢してもらって、
働く人たちを優先したということです。
我々は今日もお店を開けることができます。
引き続きお客様が少なめの日ですが、従業員も少なめです。
油断をしていると、目を回すことになりますからね。
気を引き締めて、
さあ、開店しましょう。
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