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【連載小説】週末はサーフィンする

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舞台は鎌倉・湘南。 毎週末に七里ヶ浜へサーフィンに来る 都内住みのサラリーマン。 茅ヶ崎に住む女友達のもとへ 定期的に尋ねるOL。 夏に稲村ヶ崎のおじさんの家へ遊びに行くのを 楽… もっと読む
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記事一覧

あとがき | 週末はサーフィンする

 「週末はサーフィンする」を読んでいただきありがとうございました!  書き始めたのは去年…

紡ちひろ
2か月前
26

連載小説 | 週末はサーフィンする #8 完結

《あらすじ》 システム会社に勤めて7年目の鹿島友紀。 会社にはなんの不満もないが、自分の人…

紡ちひろ
2か月前
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連載小説 | 週末はサーフィンする #7

《あらすじ》 システム会社に勤めて7年目の鹿島友紀。 会社にはなんの不満もないが、自分の人…

紡ちひろ
2か月前
17

連載小説 | 週末はサーフィンする #6

▼前回の話 「基本はこちらのマニュアルを見てもらえば大丈夫ですが、もし困りごとがあればい…

紡ちひろ
7か月前
23

連載小説 | 週末はサーフィンする #5

▼前回の話 「鹿島さん、なんか焼けました?」  休憩中、自販機で缶コーヒーを買っていたお…

紡ちひろ
10か月前
47

連載小説 | 週末はサーフィンする #4

 ※この作品は現在、note創作大賞2023に参加しています。気に入っていただけましたら「スキ」…

紡ちひろ
11か月前
48

連載小説 | 週末はサーフィンする #3

▼前回の話  当たり前だろうが4月の海は冷たいーー。  周りの人々が平然と裸足で海へ入っていくので、おれは案外水温は高いんじゃないかと勘違いしていた。 「冷たっ……!」  海へ片足突っ込んだ瞬間、思わず叫んでしまった。  南田さんはそれを見て笑っている。 「大丈夫! 入ってる間に慣れるから。あ、波来るよ」  波打ち際でロングボードを持って棒立ちしているおれに、波が容赦なく襲ってくる。小さな波に見えるが威力が強く、おれは足元からふらついた。 「波打ち際は波をくらいやすいから

連載小説 | 週末はサーフィンする #2

▼前回の話 『ピピピ! ピピピ!』  本日は日曜日。ただいまの時刻、午前四時。 おれは薄…

紡ちひろ
1年前
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連載小説 | 週末はサーフィンする #1

《あらすじ》 システム会社に勤めて7年目の鹿島友紀。 会社にはなんの不満もないが、自分の人…

紡ちひろ
1年前
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