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「現在」は「未来」で起こったことの復習にすぎない【音声と文章】

山田ゆり
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人は未来を思い出しながら生きている。


例えば、のり子が行った着せ替え人形の投票企画でいうと、のり子がディスプレイしたお人形たちを子どもたちがウインドウのガラスにおでこやほっぺたを付けて見ている様子を想像すると、のり子は嬉しくなりました。

そして、当選した方にお人形を渡し、記念写真を撮った時の可愛い顔を想像するとワクワクしてきました。

このようにまだ起きていない未来のことを思い出しながら今、そうなるようにお人形をディスプレイしたのり子がいます。


未来に楽しいことが待っているとわかっているから今の行動が楽しいのです。

もっと分かりやすい例で言うと、目の前に梅干しの入ったパックがあります。
今、梅干しを食べたい気分です。
丁度ご飯が炊きあがり、お茶碗にこんもりとご飯をよそおいました。お箸も準備済みです。

そして、梅干しが入っている蓋を開けようとタッパーの蓋に手を添えます。
蓋が開くまでに口の中は唾液でいっぱいにならないでしょうか?

これは梅干しを食べたらすっぱいという未来の記憶を思い出しているからです。
つまり、これから起こることは頭の中ですでに経験済みなことであり、それを思い出して、今、口の中がよだれでいっぱいになるのです。



このように人間は、未来に起こることを、今、思い出しながら(感じながら)生きているのです。


旅行を計画している時が楽しいのは、楽しい未来が起こることを予想しているからです。
未来に起こることを今味わっているから旅行の準備が楽しいと思えるのです。


つまり脳は未来のことを先に経験してしまっています。


今、不安な思いでいる人は、未来がどうなるかを思い出せないからなのです。


だから、自分がなりたい未来を映画の映像のようにリアリティ溢れる状態で想像できたら、あなたの今はもっと楽しくなるでしょう。


明るい未来を強く想像できればその未来を思い出しながら今を過ごすことができます。


自分の未来をどのように設定しますか?
あなたが設定した未来通りに今がなります。

だから「今」は「過去の結果」ではなく
「未来」からやって来るものなのです。


「昔が駄目だったから、今も将来も駄目かもしれない。」
そう思いがちですが、過去は関係ありません。

今は未来からやってきます。
そして今は過去になります。
つまり、過去は未来で変えることができるのです。

過去⇒現在⇒未来  ではなく
未来⇒現在⇒過去  というように
流れているのです。


「現在」は「未来」で起こったことの復習に過ぎないのです。




今を生き生き過ごしたいあなたへ


素敵な未来を描いてみましょう。
その描写がはっきりしているほど現在は輝いてきます。




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「現在」は「未来」で起こったことの復習に過ぎない

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