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「売れるけどつまらなくなってきた」
「思うように売上があがらない」
そう感じたら、価格に問題があるかも。
とくに、前者には適正な価格が設定されていないことが多い。
そして自分で自由に価格を決められるがゆえに、自分の見ている世界や、現状に左右されがちなのです。
「もっと高くしてもいいんじゃない?」と言われても、価格をあげたら売れなくなると思っていませんか?

価格と自己肯定って関係があるの?

「価格が上がったら売れなくなる」
そう感じているのなら、自己肯定が関係していることが多いと感じています。自分の体験や作家仲間さんとの最近の会話でも感じました。

一概にいえませんが「え?わたしみたいな駆け出しが?」「あの作家さんよりクオリティが低いし」そんな言葉がよぎるのなら、自分の経験や周囲を比較しすぎて、まわりが感じているより自分の評価が低くなっているかもしれません。

まわりの人が『もっと高くても売れるよ』と言ってくれているのに、自分で「そんなことはない」「逆効果だ」と思ってしまう。

よくいえば、奥ゆかしいですが、ハンドメイド販売で収入を得るたいと思っているのなら、奥ゆかしさはお客様への感謝の気持ちにかえましょう。


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過去のわたしもそうでした、そして時々…

価格設定は、今の自分を無意識に反映させてる。

「え?値上げしたら売れなくなのでは?」
「お客さんが離れていっちゃう」
「あの作家さんはすごいけれど、わたしはそんなにすごくない」

売れてきてるのに「おまけしてくれない?」という言葉に、心がゆれてしまう。「おまけしたら、リピートしてくれるかな?」

・低価格でないと売れない
・お客さんが離れるてしまうのがこわい
・第一線で活躍してる作家さんと比較して無理とおもう
・おまけのお得感は必要
・何かないと売れ続けることはできない

そんな気持ちのあらわれです。
先日、「もっと売れるようになりたい」「成長したい」と思っている作家さんが、過去の自分と同じことばを発していました。

わたしも変化を恐れて、いまでも時々「わたしなんて無理」と思ってしまます。新しい作品の価格設定や、新たなチャレンジのときに、そんな自分が顔を出します。

あなたは、わたしと同じ気持ちになったことはあありませんか?


自分はどういう作家になりたいか重要


わたしは、安売りしたいのか?いまのままでいいのか?
このままで楽しいのか?
素敵な作家さんに憧れたのはなぜ?

そう問いかけた時に、「わたし何をしているんだ」と思いました。

楽しいはずだったのに、なんだかなぁと思ったのに、変わりたくないなんて。いま疑問を感じているのなら何かしなくては何も変わらない。
成長するには変化しなくてはいけません。

いまのお客さまが変わったっていいじゃないか。
素敵になろうとしてる作家を好きになって貰えばいじゃないか。
楽しさも一緒に届けられるところが、ハンドメイド販売のいいところと思っていたのではないか。

わたしみたいな者がと思ったのなら、成長できるように頑張ればいい。
そう思ったら、なんだか変化していきたくなりました。


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えいやって、気持ちになったら世界がかわる

それから思い切って価格の見直しを始めました。最初の価格変化です。
わたしは何度となく、成長の壁にぶつかる度に価格の見直しをしています。

安く販売していた場所で「高いわね」と言われたり、「数個しか売れない」と感じたら、販売先を変えればいいのです。
「それ素敵!」と価格に納得してくれるお客さまと出逢えるように、たくさん作品を作ったり、学んだり、たくさんの刺激になるようにインプットしたり、努力すればいいのです。

30個売って3万円
10個売って3万円


どっちがいいですか?

10個売って3万円
6個売って3万円

どっちが楽しく感じますか?

思いのある作品をどんな商品と感じてもらいたいでしょうか。

価格を変えた時、離れていかれるお客さまもいらっしゃいますが、あらたなお客さまと出逢えます。
そして、最初から成長を見守ってくださるお客さまもいらっしゃるのです。家族のように見守ってくれているような存在のお客さまに気がるつけます。

わたしに共感してくださる。作品を好きになってもらえる。
今までご縁できなかった方と繋がることが出来るのです。
恐れる必要はありません。

自分が成長した分、そのステージで出逢える素敵なお客さま。
心が曇るようなことを言うお客さまと縁遠くなっている、という感じもします。成長するといいこと尽くめなのです。


活動が楽しくなくなったら、たくさん考えることもありますが、まず自分が納得できる適正な価格で販売しているかぜひ考えてみてください。

「かえたいけど、でも……。」とブレーキがかかかったら、自分の内面と向き合ってみることをお勧めします。

まとめ

価格は自己肯定と関係しやすい。
誰かと比較して、わたしなんてと思ってしまいがち。
売れなくなるかもと心配してしまう。
あなただけでなく、みんな同じような道のりを超えてきている。
いまのお客さまとご縁が切れても、そのぶん新しい素敵なご縁がある。
価格をあげることは恐くない。
成長は素敵なお客さまや、楽しい活動が待っている。

楽しく長くともにハンドメイド活動を歩んでいけることを願っています。

サポートはクリエイターとして還元できるように 学びや発信の為に有意義に使わせていただきます。