わくわくや嬉しいはファンに繋がる

 「なんだか、おもしろかったし、嬉しかったし、ほっこりしたねママ」昨日は久しぶりに娘とお出かけ。帰りのバスで素敵な運転手さんに出会いました。

 何てことがない日常と思うでしょうが、PTSDの娘は外に出たくても出られないことが多く、まして、乗り物に乗ってお出かけはハードルが高く久しぶりの外出。私のほうが嬉しくてハイテンションだったかもしれません。
買い物に出かけただけなのですが、楽しい時間でした。そして娘から、また一緒に出掛けたいな。またこの運転手さんに出逢えたらいいね」と前向きな言葉が。嬉しい時間となりました。

 前置きが長くなりましたが、帰りのバスがとても心地よくて、またこの運転手さんのバスに乗りたいと思う出来事がありました。この気持ちはハンドメイドや他の販売にも共通するのではと思い共有したいと思います。

バスの運転手さん、優しくて面白かった

 都内のとある駅前から出る路線バスに乗ったのですが、このバスの運転手さんは、乗ってすぐに「駅からの乗り継ぎされた方もいるかと思います。今日一日ほんとうにお疲れ様でした。ご利用ありがとうございます。安全運転で参りますので、よろしくお願いいたします。」と、一日の疲れをねぎらう言葉から始まりました。そして小さな安全確認の言葉が続きます。「着席確認、安全確認よ~し」

道すがらいくつかのデコボコした道や、曲がるときに揺れる場所、線路、狭い道。いろいろな道がありましたが、そこを通過するたびに運転手さんは前もってアナウンスしてくれます。

「もうすぐボッコンボッコンと揺れま~す」と言えば、ボッコンボッコンとした感覚で揺れる道を通過。「この先デコボコしてるので少し揺れます」と言うと、少しだけ大きく揺れる。この先線路で停止しますと言ってくれるので、見てない人もなぜ止まったか分かる。と言った具合。

子供が「ありがとうございました!」と元気良く言うと、「ありがとう!おりこうさん!!」と声をかけます。

おばあさんが下りるとき「ありがとうございました」と言うと、運転手さんは「ありがとうございます!帰りお気をつけてくださいね」とお声かけ。

運転しながら「お腹空いてきますね~、もうすぐ8:30です。お腹空いてしまう時間ですね。今日もご苦労さまです。お時間のお知らせでした」と言ってみたり。「今日の東京の感染者は149名でした。少し増えてしまいました。引き続き感染予防をお互い頑張りましょう」とポツポツ会話も挟みます。

「この道を横断されて帰るお客さま、くれぐれもお車に気をつけてくださいね」「はい○○さ~ん」と個人名のようなバス停名にさんをつけてみたり。運転手さんは、「安全確認よし」「着席確認」と言う安全確認の言葉の他にちょっとクスッとしたり、ほっこりしたりする言葉も発します。

運転手さんの優しさや思いが伝わる

 この地域で、安全確認の言葉を言う運転手さんさえ出くわすことはほとんどなくく珍しいのです。それなのにそれ以上にお客様への気遣いを感じます。

人が好きでこの仕事が好きなのだろう。きっと誰にでもこう言うやり取りをしているのでは?愛情深く、優しく人が好きなんだ。乗車しているこの短い時間に優しい気持ちや嬉しい気持ちにして貰えて、心が温かくなりました。

「また、このこの運転手さんのバスに乗りたいな。何て名前なんだろう。会社に感謝の気持ちを投稿したいな」という気持ちにさえなりました。

ハンドメイド販売も、他のお仕事も同じ

 これって、ハンドメイド販売も他の販売というものに共通しているかもと、ふと思いました。

作品の取り扱いの仕方や、こんなシーンでも役立ちますという情報。購入していただいた感謝の気持ち。梱包のちょっとした気遣い。作家さんのほんのちょっとした気遣いを感じるだけで、嬉しくなって、買って良かった!って思ってもらえるものです。

その結果、「嬉しい!またリピートしたい。」と思って貰える。レビューを書いてくださったり、周囲に口コミしてくれたりファンになってくれり。「またこの作家さんから買いたい」感じで頂けるんです。

あなたが作家さんから購入した時に嬉しいと感じるのは、どんな時でしょう。こんな風だったら嬉しくなっちゃうなと思うことを妄想してみましょう。きっと、自分なりのやり方が見つかるはずです。

あなたに刺さる人と繋がればいい

あなたが思ういいなは、他の誰かと違うかもしれないと思うかもしれませんが、別に他の誰かにも刺さらなくていいんです。かわいいと思う基準や、人の好き苦手が違うように、万人受けを狙わなくていいんです。

あなたの好きや、あなたなりの気遣いが好きと思う人に刺さればいい。あなたと合う人と繋がれていけば、個人で販売するハンドメイド活動はより楽しくなっていきます。私も似た感覚のリピーターさんたちと繋がれいて、とっても楽しいし嬉しいです。こんな情勢でも支えていただける。素敵なつながりと感じます。

素敵な思いを伝えるそんな販売活動をしていきませんか?きっと自然にあなたのファンが生まれていきますよ。

PS:私たちへの運転手さんのひとこと

娘も私も心地よい気持ちになれた時は、バスでもレジでも「ありがとう」を伝えるので、もちろんバスの運転手さんにも「ありがとうございました」と言いました気になる私たちへの運転手さんのお声がけは……。

「ありがとう!おりこうさん」
「ありがとうございました。またご利用お待ちしております」でした。

乗車してくるお客様に追われていながらも、お返事くださいました。大きくなった娘への声かけが、子どもにかける声かけてちょっとクスッとなりました。









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