忘年会の二次会を断れず、狭い箱の中で同僚の歌を聞いていた。欠伸が出るほど退屈な時間を誤魔化すのに苦労した。昔ならタバコを吸えたのに今は禁じ手、ため息がこぼれる。上手いやつもいたけど、やはりカラオケだった。ふと誰かの曲を持ち歌のように歌うアイツの顔が浮かんで、思わず笑った深夜二時。 6 朝比奈ケイスケ 2018年12月17日 22:55 【140字小説25】 #小説 #創作 #ショートショート #物語 #ショートストーリー #カラオケ #140字小説 #超ショートショート #深夜 #140字SS 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート