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140字小説
27
本
今まで書いてきた140字小説集。 140字という文字制限のある短い物語。
http://asahina-keisuke.xyz/category/novel/
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#片思い
朝比奈ケイスケ
2018年12月7日 21:17
深夜未明、貴方と交わすLINEのやり取りは、二人だけの秘密の時間。色々な引き出しを開ける貴方の巧みな文章は、まるでマジシャンみたい。普段なら、口にするのも躊躇うような相談も乗ってもらった。もっと私のことを知って欲しい、そして貴方のことをより知りたくて、言葉を紡ぎ続けた淡い恋の備忘録。
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朝比奈ケイスケ
2018年12月6日 21:03
将来、この恋が辛くなることを知っていれば、恐らく貴方に想いを伝えていた。まるで冷めてしまった珈琲のように、たらればを口にすればするほど後悔の味が苦くなっていく。社内で会う度に目が行くのは、決まって細く長い綺麗な指。薬指の結婚指輪が胸を締め付ける。今の貴方は、あの頃よりも魅力的だ。
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朝比奈ケイスケ
2018年11月28日 21:48
「もう少しだけ横にいて欲しい」今にも消えてしまいそうなか細い声。私は黙って頷き、彼に寄りかかった。もう少しではなく、ずっと横にいて欲しい、と言って欲しかった。けど口にしない。贅沢な要望であり、彼からしたらわがままに聞こえてしまうから。幼なじみという関係性が、私から本音を奪った。
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朝比奈ケイスケ
2018年11月27日 21:04
隠し続けると決めていたことを思わず口にしてしまった。まるで酒に溺れて理性を失った大人のような呆れるほどの愚行。ゆっくりと表情を曇らせていく顔から推測する結末は、バッドエンド。僕を傷つけないような断りの言葉を探す君の顔に見惚れてしまう。初めての失恋が迫る今、再び僕は君に恋をした。
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