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落選してもタダでは転びませんっ!

皆さんこんにちは!
顔のいい男と強いヒロインが大好きなメイド、月見 葵です!
(実はこの最初の名乗りが恥ずかしかったりしなかったり…)

最近ではnoteを通じて多くの方と知り合えたり、X(Twitter)の方もようやくフォロワー100人を超えたようで、とても嬉しいことばかりです。

皆さんいつもありがとうございます!!!!

(感謝の気持ちは忘れない、これだいじ)

執筆は本当に孤独との闘いなので、こうした交流に月見はいつも支えられているなと感じます。お仕事でバキバキに心を折られても「べ、別に月見には皆がいるもんね!」などと強がったりしてあとでお風呂で泣いたりします。
…何で会社って爆発しないんでしょうね?

さてさて、くだらない前置きはこれくらいにして。
今回は自作品における反省会――これが最大のトピックスです!!!!

何故ならば。

GA文庫大賞・三次選考落選!!!!

月見、無残にも散る!!!

うう……あまりにもつらい。悔しい。
一昨年、初めて公募に出したファンタジア大賞と同じ結果でした。成長してませんね、月見ってやつは。
あまりにも三次の壁は高い……!!!最終にも残れませんでした。あまりにもつらい。結果発表のあとのお仕事は全く集中できませんでしたよ、ええ。

悔しい気持ちは未だ強いのですが、こうして落ちた今、正直に言うと月見は少しほっとしています。(べ、べつに強がってなんかないんだからね!)

何故なら、GA文庫大賞に出した作品はあまりにも遺恨が強かったからです。

・中途半端な推敲
・締め切り当日ギリギリの提出
・誤字脱字チェックの甘さ

落ちたことの悔しさよりも、自分が納得していない作品を出してしまったことによる己の甘さがとても悔しいです。

やっぱりどれだけ締め切りがギリギリだろうとも、中途半端なものは出してはいけませんね。作品に対してあまりにも不誠実でした……!!!

では、それを踏まえた上で、何故月見は三次選考を越えられなかったのでしょう。何故最終まで手が届かなかったのか。
編集さんからの評価シートはまだ先ですが、自作品の自己分析を行なってみたいと思います。

あ!
ただ注意して頂きたいのですが、月見は三次選考落選の評価シートしか貰ったことがないので!!!
自作品を自己分析した上で、どこが良くて通ったのか、どこが悪くて落ちたのかを妄想でつらつら書くだけなので!!!!これが100%正しいなんで思っちゃダメですからね!!!

何事も、あくまで参考程度に汲み取ってくださいね!


個人的に意識して書いたこと

まず、皆さんもご存知の通り、執筆を始める時にはプロットなるものを作ります。その時に、月見がまず考えるのが作品の明確な『テーマ性』です。

下記は、GA文庫大賞に出していたものです。

『ネトゲの友情はリアルでも成立しますか?』

タイトルからも分かる通り、今回は「ネトゲ」と「友情」がテーマでした。
ネトゲが大好きな主人公と、人嫌いのヒロインが織りなす現代ラブコメ。

☆今回、執筆にあたって注力したポイント

・プロットの段階から明確な起承転結
・強いテーマ性
・主要キャラクターの概要
・今回のメインである主人公とヒロインの関係性について
・最も描きたいシーンであるエンディングでのドラマ性

個人的に言えば、今回のものはとても好きな構成でした。
けれど……

今回の反省点

駄目だった点としては、
ネトゲ視点とリアル視点の行き来が多過ぎて分かりにくかったと思います。
視点変更で物語に緩急をつける為とはいえ、もう少し工夫できたんじゃないかなあと後悔してます。
ここら辺はもっと推敲出来た部分だったんじゃないかな…と今でも悔やまれます…ううううう…

けれど後々になって提出した自作品を読むと、「あ、これ面白くないな」ってハッキリ思えるのですから恐ろしいです。

⭐︎個人的面白くないと思ったポイント

・そもそも読みずらい文章
・構成力がとても低い、誰が今、何を話しているのか分かりにくい
・ラノベにしては結構ヘビーなテーマ
・メインヒロインの出番が少なすぎる


う〜〜〜〜〜ん、重いッ!!
反省会の空気、重ッ⭐︎

これは編集さんからの評価シートが怖いですねぇ…(遠い目)

そもそも、月見は自分の作品を一度でも面白いなって思ったことはありません。いつもこれじゃつまらないと思って書いてます。
ネガティブ発言はあまり好きじゃないのですが、面白くないものは面白くないのですから仕方ないです。だって面白くないんだから!

応募する時は、いつも本になった時に「これならまだよそ様にお見せできるレベルだろう」と思って出してます。自己評価?死ぬほど低い月見です⭐︎

もう少しプロットの段階で構成を練った方がいいですねぇ…


次回作はどうするべきなのか?

さて。
GA文庫大賞に出した作品は、このように時間ギリギリ&バタバタ投稿で悔いが残るものでした。

ならばその次の作品はどうするべきなのか。
分かりきっていることでしょう。

自分が満足するまで推敲することです!!!!!!


そんなこんなで、月見はMF文庫J新人賞に出しました。

今作は、しっかりめの構成と、とにかくキャラクターに注力しました。
MF文庫は強烈なキャラクターの個性が重要視されているイメージが強いので、会話の掛け合いや強い個性を意識して書いてみました。

顔のいい男!!!!
銃とナイフで暴れるヒロインたち!!!
ドキドキサスペンスストーリー!!!!

はい。
めちゃくちゃ月見の好きな要素しか入ってません。

そもそも、月見の作品は主に3つのラノベの強い影響を受けてます。

・バカとテストと召喚獣
・いつか天魔の黒ウサギ
・デートアライブ

お分かり いただけ ただろうか ?

これだけでも月見の世代がバレてしまいそうですね、うはは。
(特に鏡貴也先生の作品が死ぬほど好きです。終わりのセラフ最高過ぎじゃありませんか?顔のいい男、強いヒロイン最高です)

下読みの重要性について

今作をMFに出すにあたって、SNSで仲の良い方に自作品の下読みをお願いしてみました。(月見もお相手の作品を読ませて頂きましたよッ!)

これまで公募の編集さんにしか読んでもらったことがなかったので、正直どんな反応をされるのか分からず、(つまらんモノを出してしまった…)と月見は頭を抱えながら不安な数日間を過ごしました。

結論としては、荒はあるものの総じて好評という評価を貰いました。
その日はしばらく貰った感想を茫然と眺める月見がいました…うふふ

ま、まあ月見個人の話はさておき、結局何が言いたいのかというと。

作品における客観視の重要性を強く感じました。

執筆中は作品内のキャラクターに感情移入してしまったり、「これは面白くなるぞ!」というフィルターが掛かったりして上手く客観視することが難しいです。

けれど、下読みをお願いすることで、自分以外の人間の視点が入るので、より開けた視野で己の作品のことを見れるようになると思いました。

作品の良いところ、悪いところの感想を貰って、改めて自作品を読むと「ああ、確かにな」「ここって確かに違和感があるよな…」と思うことも何度あったことでしょう。自分では気づきにくい点にはっとさせられました。

作品に対する違和感をいかに消せるか、どれだけ盛り上がれるストーリーに変えられるか。それって三次選考を越えられる要素になるんじゃないでしょうか。知らんけど。

まあ勿論、下読みをお願いせず己の力のみで受賞をもぎ取る凄い方もたくさんいるので、一概に応募する前の下読みが正しいとは言えませんけどね。
(月見の場合はそれがより良い方向に向かっただけなので)

けど、しょせん受賞しなければ何を言っても机上の空論でしかないので。
下読みをお願いすることで三次を越え、最終を越え、受賞する。
それしかこの方法を証明する方法はありませんので…!!!

月見はやるしかねぇのです。立ち止まっているヒマはありませぬ。

反省会を踏まえて、どうするべきなのか


落選を経て、月見は思いました。

もう二度と、己を甘やしません。
中途半端で後々悔しくなるような作品は出しません。

月見は基本、落選作の使いまわしはしたくない(明らかに落選したという理由が自分で理解できる)ので、よっぽどの理由が無い限り新作を書き続けようと思います。

今後も客観視は忘れないよう、己の作品は常に厳しい目で見ていきたいです。時々「これは本当に面白いのか?」病に侵されてますケド…
違和感はそのままにせず、突き詰められるところまで丁寧に描写したり、逆にまどろっこしい言い回しにならないよう分かりやすく端的に。

そして下読みをして貰う!!!
その代わりに是非、貴方の作品を読ませて頂きたいっ!!!
(良い点、悪い点、改善点までキッチリお伝えしますので!!!!)

勉強になることもとっても多いです。
自作品だけでは分からなかった視野、イメージ、モチーフなど、自分にはない要素をもっとインプットしたいなって思ってます。

気付けば、もう4000字近くも書いてました。
そろそろ次回作を考えないといけないのに、久しぶりのnoteはとっても楽しくてつい無駄なことまでつらつら書いてしまいます。
あともっとイラストも上手くなりたい。このサムネ書くのにも何度書き直したことでしょう。
(アイコンイラストとか依頼されるくらい上手になりたいよぅ…)


あっ、自分語りばかりは嫌われますぞ、月見。そろそろ戻りましょうね。

では、また☆


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