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note始めて良かったなぁ
って思いました。
拙い私の文章を、読んで頂けるだけでも嬉しいのに、スキをくださったり
コメントいただいたり嬉しかったんです。
それのみならず、こうして又
紹介までしていただけるなんて
思いもしませんでした。
↑
上村 楽園さんが
こちらでご紹介くださいました。
これは本当に嬉しい事です。
♪ありがとうございます♪
思わずハミングしたくなりました(笑)
励みになります。
作品のみならず、なんだか私
小説✳︎「紘太と結里子」 第1話
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
「今日で二人は夫婦となり、永遠の愛を皆様の前でお誓いいたします」
「思いやりと笑顔いっぱいの家庭を築いて参ります。暖かく見守ってください」
颯人《ハヤト》と沙有里《サユリ》は
郊外のホテルで、結婚式を挙げた。
今時の神式やキリスト教式では無い
人前式結婚式。
二人は同じ病院で、理学療法
小説✳︎「紘太と結里子」 第2話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
「紘太と結里子」第2話
新婚旅行から戻った沙有里から
お土産を渡したいからと結里子に連絡が入った。
よく行くカフェで結里子が待っていると
「お待たせ」
沙有里が店のドアを開け、入ってくる。
「どうだった?旅行は」
「うん、楽しかったよ。めちゃ疲れたけど。颯人もずいぶん語学力上
小説✳︎「紘太と結里子」 第3話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
「花岡さんと沙有里ちゃんは
『さゆりこ』って呼ばれていたんですよね。本当に仲良しだったんですね」
「はい。白土さんと颯人くんも
同期入職で一番仲良しだそうですね」
「お互い高校球児でしたからね。
颯人とは、歳は僕が少し上ですけどね」
「え?同級生じゃないんですか?」
「僕、浪人し
小説✳︎「紘太と結里子」 第4話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
紘太と結里子の休みが重なる日は
3週間後だった。
仕事休みに、結里子は服を買いに渋谷に
来ていた。平日なので、ゆっくりと久しぶりのショップ巡りを楽しんでいた。
たまたま通りかかったセレクトショップに飾ってあった服に目が止まる。
「あ、これ可愛い。似合うかなあ?」
ショップへ立
小説✳︎「紘太と結里子」 第5話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
紘太の身長は188センチ。
結里子は155センチ。
結里子はいつも並んで歩くと、ずいぶんと見上げる。
「首が疲れるね」と笑う紘太。
幾度かのデートで、結里子がわかった事。
腕を組むにもぶら下がってるみたいで
やっぱり手を繋ぐのがいいみたい。
大きな紘太の手は、結里子の手がすっ
小説✳︎「紘太と結里子」 第6話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
お歳暮に、松坂牛が送られてきたから、取りに来ないかと、澄美から連絡が入り紘太は久しぶりに実家に帰った。
玄関のエントランスには、他にも沢山のお歳暮が積み上げられている。
今までなら要らないと紘太は答えていただろうが澄美から
「結里子さんとすき焼きでもしたら?」と言ってくれたの
小説✳︎「紘太と結里子」 第7話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
部屋は、案外スムーズに見つかった。
駅前商店街のはずれ。
呉服屋さんの角を曲がった裏の三階建のアパート。
ワンルームの部屋がほとんどだが、三階だけが2LDK。玄関横の外階段を登ると屋上につながっている。
屋上から、夏には少し離れている川岸の花火も見られるらしい。
紘太は
「屋上
小説✳︎「紘太と結里子」 第8話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
紘太が前日から夜勤の朝。
一人で電車に乗り込んだ結里子。
いつもの景色。
同じ時間
同じ車両
同じ顔ぶれ
誰一人として
知り合いは居ないけれど
みんな知ってる車内。
マスクで顔半分しかわからないから
多分、違う場所であったなら、気がつかないかもしれないけど。
電車に乗り込ん
小説✳︎「紘太と結里子」 第9話
こちらは
「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
結里子は心細く不安な心で、とにかく待つしかないと、店の前で佇んでいた。
その時、道の向こうから走ってくる紘太が見えた。
「結里!」
「こうた……」
まるで何年も会っていなかった人を見つけたような喜びが一気に湧いて、結里子は紘太へ向かって走った。
「結里。ごめん。そんなに早く着い
小説✳︎「紘太と結里子」 第10話
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「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
2人で過ごす休日。いつもの喫茶店でまったり。
紘太のLINEに澄美からの連絡が入る。
お中元のいくつかを、持って行ってくれないかとの話だった。
「また、同じ手を使ってきたよ」
紘太は笑いながら、結里子にメッセージを見せた。
「お母様、紘太に会いたいんだよ」
「結里も一緒なら行って
小説✳︎「紘太と結里子」 第11話
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「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
二人暮らしを始めて、2年になろうとしていた。
結里子が夜勤の日
紘太は、いつかの夜店で買ったおもちゃの指輪を、こっそり持ち出してジュエリーショップへ行った。
「いらっしゃいませ」
「あの、このサイズの指輪を作りたいのですが」
紘太はおもちゃの指輪を差し出す。
「ご婚約指輪です
小説✳︎「紘太と結里子」 第12話
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「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
ベランダから見送る結里子の姿。
本当に愛おしい。
そう思いながら、紘太は大きく手を振った。
駅につき電車を待つ間
スマホを取り出し、イタリアンのお店に
日時決定の連絡を送った。
『サプライズ、うまくいくかな?指輪気に入ってくれるかな?』
結里子の1番の笑顔が見られたら、最高に
小説✳︎「紘太と結里子」 第13話【最終話】
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「月明かりで太陽は輝く」
のサイドストーリーです。
宜しければ、まずは本編を
読んで頂けたらうれしいです。
「結里、愛してるよ」
何度でも言いたい。
結里子のウエディング姿を想像して、感無量になっている自分がおかしくて笑ってしまうほど、紘太は楽しみで仕方ない。もう、結里子の居ない世界は考えられない。
『結里、愛してるよ』
何故だか、LINEに書き込みたくなって
メッセージを打ち込んだ。