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ミルクブリューでパプアニューギニアの豆を仕込んでみる【コーヒー】

水出しコーヒーを作ろうと意気揚々と買ってきたお茶パック

しかしまさかの別レシピの登場によって、使わないまま終わってしまった


今回はパックを使っているレシピを見つけたので使っていこう。

買ってきたお茶パックは要らない子じゃないのだ……!


さて、参考にした動画はまたもや川野優馬氏の動画である。

というか、動画どころかnoteに記事があった


そう、今回は水を使わず全部牛乳で抽出するというレシピなのだ。

普段はクリーミングパウダー一辺倒で、牛乳をコーヒーに入れなくなっていた自分だが、まさかの100%牛乳でコーヒーを作るとは。


まあこういう極端さもよくあること。

一体どうなるのか楽しみ!



ではさっそく作っていこう。

使用するコーヒー豆はリンゴの香りと称されるパプアニューギニアの豆だ。

そしてもう、この冷凍豆が終わったらカルディには売っていない。
もっと買っとけばよかった……!!

ちなみに豆の量は25gとする。

挽目はいつもより細かい方がいいらしい。

コーヒーミルの挽目を調整して、約12gくらいを粉にする。

ダイソーのお茶パックには25gの粉なんて入らないので、2枚使うのだ。

お茶パックを始めて使うのでちょっと練習をしよう。

粉が漏れたら大変なことになるからな……!(フラグ)


そして練習を終えて構造を理解し、いよいよ本番。

粉を入れて……

くるり。

まあこんなもんですよ。

(すっごい漏れてる)


ほら、漏れた粉なんて掃除機で吸えばいいから……。

そんな感じで2個作ってボトルに入れる。

そして牛乳の出番だ。

500mlなのに普段飲んでいる牛乳1Lレベルに高い函館牛乳を買ってきた。


ああ、またラッキーピエロに通い詰めたいなぁ……!

ちなみに注ぐ量は415ml

レシピでは豆のg数の16.6倍を入れるとのことで、この量になっている。


417…?

ま、まあちょっとくらいズレても大丈夫だから……!


そしてどう見ても粉が漏れてるけど、大丈夫大丈夫!!


ではこれを冷蔵庫へ。

抽出時間は6時間とのこと。

しっかり時間を守ってパックを取り出そう。



さて、気づいたら8時間が経過していた。

まあ、うん……。

(今回はグダグダさがハンパじゃないな)

ほのかに色づくコーヒー

ではパックを上手いこと取り出して、中身をコップへ移そう。


出来たコーヒーの量は350mlといったところか。

415mlの牛乳を使ったので、結構な量がパックに吸われているようだ。

ボトルの底

そしてコーヒーの粉が思った以上に漏れていたことが判明。

でもこれをペーパードリップするわけにもいかないしな……。


まあそのまま飲もう。

鳥取砂丘の砂丘珈琲ソフトを思い出せていいじゃないか。

結局一番大事なのはである。

早速飲んでいこう。初めてのミルクブリューを!!


(ゴクリ……!)


ふむ……?

さすが牛乳オンリーなだけあってすごくなめらかだ。

そしてそこに少々のコーヒーの香ばしさが加わり、パプアニューギニアの果実的な香りも加わって………美味しい……?

いや、なにせいつもと違うので単純な比較ができない。


……ちょっと砂糖を入れよう。

きび砂糖とグラニュー糖が混ざった我が家特製の謎砂糖を入れて混ぜる。


(ゴクリ……)

うん、美味しい


……いや、いつもみたいに「美味い!!!」とか言わないから、微妙なんじゃないかこれと思っている人がいるかもだが、普通に美味しくはあるのだ。

激烈な感動表現がないのは、なんだかこの味に覚えがあるから


そうこれは……

上島珈琲店?

そう、あの小さいボトルだけど値段がそこそこする上島珈琲店と似た感覚を覚えるのである。(自分は旅行の際によく飲んでいる)

まあ自分は記憶力がよくないので、実際比較したら全然違うなんてことにもなりそうだけど。


しかし200円の牛乳と100円の豆を使って6時間を要した結果がこれだと思うと、もう一度作るかは微妙か……?

いや普通に美味しいのは良いのだが……こういう失敗リスクがあるから。↓

飲み終わりのグラス

話が少し逸れるが、

牛乳といえば、荒川弘による農業実体験漫画「百姓貴族」で言っていた、季節ごとに牛乳の味が変わるという回を思い出す。

今は季節が夏なので、牛がいっぱい水を飲んでスッキリした味わいになっているらしい。

やはり業界の人が語る知識というのは面白いし勉強になる。


だがコーヒーにこだわる人は水にもこだわるというし、牛乳の場合は季節ごとに味わいが違うとなると、これはかなり研究が大変だ。

世の中には「自分は〇〇牧場の冬の牛乳しか認めないんで…」とかいう強いこだわりを持つ人も居るのかもしれない。

ミルクブリューの探求は、普通のコーヒー探求に輪をかけて奥深そうである。

閑話休題。


そんなわけでミルクブリューは美味しかったが、工程の面倒さと価格的な面で今後も使っていくかはわからない。

水のように牛乳が飲める環境だったら毎日作っていたかもだが、今や牛乳も軒並み値上がりし、更に遠い存在になってしまった。

自分は残暑はめちゃくちゃ楽な水出しコーヒーで乗り越えていこうと思う。


お茶パックよ、申し訳ないが冬まで寝ててくれ。

冬はお茶ばっかになるかもだから。


ミルクブリュー、皆さんも機会があれば一度お試しを!

漏れないように気をつけて!!


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