12月の電気代の結果と、いつかくる実家での生活について
自分が今住んでいる地域は、そこそこ暖かい。
いやさすがに沖縄みたいな「冬でも20℃です」とかいうレベルではないのだが、室内テント&超厚着&部屋でもクロックスによってエアコンの暖房を使用せずに生活できるくらいの気温ではある。
まあQOLを考えたら普通に暖房を使ったほうがいいのは明らかで、WHOも「18℃未満の室温で生活するのはヤバい」と述べていたりはするのだが、それはちょっと横に置いといて……。
ともあれそんなわけで、今冬は電気代が節約できた。
明細を見たところ、なんと12月はたったの3000円!
1年前の冬は7000円くらいかかっていたことを考えると、露骨に減った。
(エアコン不使用とMacBookAirのおかげか…?)
ちなみに政府統計での単身世帯の平均的な電気代は以下である。
ただこれは単身世帯といっても全国平均なので、暖房が絶対に必要な地域による上昇分なども含まれているとは思う。
しかしそれにしたって自分の電気代は半分以下だし、このまま行くと1〜3月は政府統計の3分の1程度になるかもしれないと思うとなかなかすごい。
(暖冬だった影響もあるだろうけど)
なお自分の電気代は電力会社のサイトでチェックできるのだが、過去のデータも見れるし、1日いくらかかっていたかもわかるのが見ていて楽しい。
データによると、帰省していた日でも1日25円ほどかかっていたことがわかった。(ほぼ冷蔵庫によるものだろう)
でもまさかPCも照明もAlexa端末も使っている生活が1日100円なんて思わなかったので驚いている。
世間は電気代の高騰にあえいでいるが、節約一人暮らしならわりとなんとかなるのかもしれない。
……そんな節約ぶりに感動していた自分だったが、どうも将来的に事情が変わる可能性が出てきた。
なぜならこの前帰省した際に、「この家はお前が使え」という話をされたからである。
今すぐにではないにせよ、自分は田舎にある家を守りに戻る必要がありそうなのだ。
だが正直……
実家は寒いんだよなぁ……。
自分が過去に書いた『#どこでも住めるとしたら』の記事中でも述べたことだが、やはり寒い地域というのはそれだけで出費が凄いことになる。
凍結防止帯にかかる電気代だけで今の一月分の電気代を越えるし、他にも灯油代やスタッドレスタイヤ、車のガソリン代に燃費の悪化、雪かきの道具や冬用防寒具など、必要になるものは本当に多い。
自分は子どもの頃からそれを見ていたので、今の賃貸はそれらが必要ない暖かい地域を選んだわけだが、実際その選択によって寒冷地対策の出費はゼロになっている。
だが今後実家に帰って生活するとなると、そうはいかなくなるのだ。
年末に実家へ帰った際に聞いた話では、灯油だけで10万円の出費増は確実。
もちろん買い物には車が必須だし、雪かきが必要な程度の雪もたまには積もる。
そして家の前だけ雪かきをすればいいというわけでもない。
高齢者も多い地域なので、自分が周辺の歩道も含めて、ある程度雪かきすることになるだろう。(通学する子供もいるし)
そしてかつて村だった時代から続く伝統行事やら役員のあれこれもしっかり存在するので、それに参加する必要もあるかもしれない。
持ち家なので家賃はかからなくなるとはいえ、明らかにそれ以上の出費と労働が増えるのは確実なのだ。
(夏には虫対策と草刈りもあるし……)
……生まれ育った家なので大事に思ってはいるが、やはり実家レベルの田舎暮らしはぬるま湯に浸かりきった今の自分には厳しそうな気がする。
うーむ、これはどうしたものか……
とはいえ、逆にいえば現状の近隣住民との関わりが皆無な暮らしからは強制的に脱却が出来るともいえる。
車を使わなきゃいけない生活になることだって悪いことではない。
大半の人は20代で車を乗り回して好きな場所へ遊びに行ったりしているものなのだろうし、そういうことをしていない自分がむしろレアなのだ。
それに今後は親を病院に連れて行くこともあるだろう。
これは取得してからずっと放置してきたゴールドペーパー免許を活用する良い機会でもある。(ペーパードライバー講習には行った方が良いかもだが)
また、雪かきも健康のための運動だと思えばいい。
うちの地域はそんなにドカドカ積もるわけでもないし、まだ楽な方なのだ。
それに自分の雪かきで助かる高齢者や子どもがいると思えば、なんだか自己肯定感が爆上がりしそうな気もする。
暖房費に関しては………
なんとかなったらいいですね……!
そんなわけで、人生なるようになるということで今はとりあえず生きよう。
いつか来る実家での生活に向けて、この生活を楽しんでおかねば。
なお自分の今の賃貸よりも、年末に帰った実家の方が暖かかった。
やはり二重サッシやストーブは強いのだ。
気兼ねなく暖房を使ってQOLを上げるのもやっぱり大事だなと思いつつ、今日も自分は室内テントへ潜り込む。
あったけぇ……!
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