目的に合わせて積極的に情報を集める重要性

注意

この文章は正直出来が悪い。後で何度も書き直すと思うので、今は軽く読み流して欲しい。

はじめに

正しい選択をするために情報を積極的に取りに行くことは重要である。こんなことは言われなくてもわかっているとツッコミが入るのは理解している。ここではいくつか例をあげて、こう言うところでも情報が取れるよねと言うことを紹介したいと思う。

FPS(Apex Legends)の索敵

Apex LegendsはYou Tubeのゲーム実況などでも有名なFPSである。ざっくり言うとわちゃわちゃ撃ち合って相手を殺しまくるバトルロワイヤル(通称カジュアル)とより競技性を重視したランクマッチがある。興味を持った人は下記のリンクから基本プレイ無料で!(本当に無料でプレイできる。お金を払っても有利になるようなものはない。)

もしこのゲームで運に頼らず勝ちたいと思うのであれば、まずは敵の位置を把握すると言うことが大切である。もちろん他にも重要な戦略・戦術はあるが、このゲームをやっている人じゃないとわからないので割愛する。
もしゲームに詳しくない人やFPSと言ったジャンルを聞いたときに、DOOMを思い浮かべるおじさんたちは、なんとなく目の前の敵を撃って当てればいいという短絡的な考えになるのも仕方ないだろう。

Doom Eternal

これが、ランクマッチやバトルロワイヤルでも勝ちに行くと言う目的が加わると、目の前の敵を打つだけではその目的が達成されなくなる。もちろん目の前の相手が初心者の場合は鴨がネギを背負ったように平気で遮蔽物もない原っぱを躊躇なく走っているだろう。しかし、通常は多数の経験者と一緒にマッチが組まれる。自分がそれなら相手に打たれてゲームオーバーである。
マッチに勝つためには常に敵の位置を相手より先に探り出し、把握する必要がある。視界にある情報だけでなく、遠くから聞こえる銃声や遮蔽物越しの足音などありとあらゆるものを総動員して勝つために情報を得る必要がある。

射撃の話

狙撃をするときに片目を瞑って見るのか、両目を開けたまま見るのかと言った議論やネット上での質問を見かけます。少なくとも「スコープ 片目」とGoogleの検索窓に入力すると、「スコープ 片目 両目」と言ったサジェスチョンが表示されるぐらいよく検索されるキーワードです。
この議論の結論と言うか、現在のトレンドは利目でスコープを覗き、反対の目は閉じずにしておくことになっています。ハンドガンなどの場合は生理学的な意味合いが強いですが、倍率のあるスコープをつけた場合、片目を瞑ったスコープだけの視界ではスコープ外の動きが見えません。銃撃の加害範囲は点なので、目標と銃口との間に遮蔽物があると成功しません。広い視野だと、目標の次の瞬間の動きも予測しやすくなる。また、狙撃だけに集中したいこところなのですが、それよりも生きて帰ることが最優先です。となると、対象とそれを取り巻く状況意外にも自分を取り巻く情報も取りにいかなければならない。
スナイパーのゴールは何かといえば、スナイプを成功させることはもちろんですが、それより優先度が高いのは生きて帰ることです。人の命が今よりも軽かった時代、スコープを覗く時は片目でと言うトレンドの時代もありましたが、今は両目がトレンドとなっている。

写真の話

覗くといえばスコープを覗くだけでなく、カメラのレンジファインダーを覗く時も今は両目を開けたままにすることがトレンドとなっている。これはほぼほぼライフルのスコープと同じ理由なので詳細は割愛するが、もし写真を撮ることだけが目的であれば、ファインダーの中に集中しても問題はない。
しかし、いい写真を撮りたい、作品を作りたいと言う目的が追加されると話が変わってくる。いい写真を撮ろうとすると気づくのだが、被写体の状況は刻々と変わってくる。そのためにはレンジファインダーに写った被写体だけでは情報が不十分なのである。

ゴルフのパッティングの話

話は変わって、ゴルフのパッティングの話をする。よくテニスではネットよりはオーバーした方がいいと言われるし、パッティングもショートするならオーバーした方がいいと言われる。ネットもショートもどちらも目的を果たすことは万が一もないのだが、オーバーであればテニスであればトップスピンでコート内に落ちるかもしれないし、相手が拾うかもしれない。ワンチャンそれで相手がミスることもある。パッテイングもピンにあたれば強すぎてもカップに入ることもあるだろう。
特にゴルフの場合はさらに重要なことがある。たとえカップを外してしまってしまったとしても、ピンの周りの傾斜がどのようになっているか情報を得ることができるのだ。もちろんパッティングをする前から目視で傾斜や芝目といったラインを読むが、目測と実測だと確実性が違う。目測は謝ることもあるが、ボールが転がった物理法則は変わることがない。
ゴルフのゴールはカップにボールを入れることだ。そのためには積極的に情報を撮りにいかなければならない。たかだかパッティングでもショートするのであればオーバーして積極的に情報を取りに行く方が次につながるのである。

仕事の話

仕事では果たしてどうであろうか?もし定常業務を主に従事するのであれば、業務マニュアルをよく読んでいれば、それほど積極的に情報を取りにいかないでも問題ないかもしれない。
しかしプロジェクトのような非定常業務を主に従事しているのであれば、そう言うわけにはいかない。成功に導くためには、ゴールはなんなのか?今のポジションや状況はどうなのか?そして伝えられている情報は現在位置からゴールへ辿り着くために事足りるのか?ここを整理し積極的に足りない情報を集めなければならない。必要に応じて新しい技術や知識を勉強することも大事だろう。
よく、「そんな話は聞いていない」という言葉を職場で耳にするが、これが定常業務であればもっともの話だ。しかし非定常業務に携わっているのであれば、その言葉を発する前に事前に伝えられている情報からそれが想像できなかったのか、それがなくともゴールに辿り着けるもっといい方法が合ったのかなど考えてみてはどうだろうか?

おさらい

射撃ではスコープを覗くことは手段で会って目的ではない。カメラでファインダーを覗くことも、ゴルフでパッティングをすることもである。その行為をするときに目的に合わせて必要な情報を積極的に取りに行くことが重要である。これはレジャーでも仕事でも共通して言えることだ。
何かを成し遂げようとするとき、能動的に情報を取りに行っているだろうか?少なくとも僕は仕事をするにあたっては成功をしたい。そのためには自分の今置かれている立ち位置、降りてきている情報とその信憑性、真の目的をきっちり探った上で、どうやって実現できるか戦略・戦術を考える。
そこまでしないのであれば、上がどんなに嫌なやつでも言ってることがコロコロ変わっても、文句も言わずその指示にしたがって責任を放棄することも戦略なのではないだろうか。僕であればそう言ったパシリは苦手なので、手も足も出ないと思ったら別の居場所を求めることになるが、それも別の戦略である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?