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集中とはノイズを取り除くことだと思う話

今回のお話のメインは
僕の仕事や会員様に対する向き合い方のお話です

また
後半ではそこから派生して
より一般的な物事に対し
集中して向き合うための方法について
お話をしてます


何かのヒントになれば嬉しいです

会員様に集中するために、全てのノイズを遮断する


スタジオをやっていると
色んなとこから
ふいに電話がかかってきたり
荷物が届いたりします

今はスタッフは僕1人でやっているので
いずれも全て僕が対応する必要があります

ですが
当スタジオは
完全予約制なので
基本的に予約の入らない時間に
配送時間を指定したり
電話に出られる時間を
先方に伝えたりして対応してます

それでも稀にイレギュラーで
荷物が予約の入っている時間に届いたり
電話がかかってきたりすることがあります
僕はそれには基本的に一切対応しません

理由は2つあります

1つめは
それが会員様にとっての礼儀であり
マナーだと思うからです

2つめは
そうしないと
"会員様に集中を欠いている"状態になるからです

僕が仮に会員様の立場だとして
荷物の受け取りに途中で対応されたり
電話に対応されたりするのは
ひどくがっかりします

加えて

こちら側としても
その時は少なからず
会員様だけに集中できなくなってしまうし
仮に対応を終えて会員様の元へ戻った後も
一回途切れた集中を取り戻すのには時間がかかり、
控えめに言っても
気が散った注意散漫な状態でいる時間が
必ず生まれてしまうことを
強く自覚しているからです


ノイズを遮断するとは?

ここでいうノイズとは、
"集中したいことの外側にある全てのもの"
のことです

僕にとっては
集中したい目の前の会員様以外は、
全て雑音であるノイズとして認識してます

雑音なので
当然聞こえない方が
本来聞きたい音をより鮮明に聞けます

ノイズキャンセリングはタダじゃない

ノイズが聞こえている状態を、
無視するのには相当なコストがかかります

会員様と時間を共有している時は
一才のノイズに晒されないようにしてます

固定電話は鳴らないようにして
インターフォンを切ったりします

そうすれば
電話が鳴る
インターフォンが鳴る
というノイズは
遮断されて聞こえなくなります

ではなぜ
「無視する」ではなく「遮断する」
必要があるのか?

それは
ノイズキャンセリングは
タダではできないからです

"ノイズを無視する"という動作には
コストがかかります


例えば
固定電話くらいは鳴るようにしておいて
その上でそれに出ない、
という対応も考えられるわけです

でもこれには見えずらいコストがかかります
"電話を無視して出ない“という動作が増えるのです

何かを無視し続ける
というのは
何もしていないようで
実は結構なことをしています

一度聞こえてしまったものを無視する
というのは
「それに反応しないでおこう」という意志を
確かに一生懸命働かせて
注意力の一部をそこに削いでいるのです

これは紛れもないコストです

その一方で
初めから電話が鳴るのが
聞こえないようにしていれば
このコストはカットできます

この差が、
「無視する」より「遮断する」べき最大の理由です


"集中している"=それ以外は一切耳に入らない状態

今回は
僕の仕事や会員様への向き合い方を
もとに話しましたが

基本的に何かに取り組むときには
どんなことであっても
この観点は非常に役立つと思っています 

以前の記事でもお話した通り

たった1つ以外のことに
注意を削がれてしまう人は
1つだけに集中している人には
決して敵わないことがわかっています


なので
1つのことに集中することはとても大切です

そして、
1つのことに集中している状態というのは
それ以外(ノイズ)は間違っても
耳に入らない状態です


"それ以外"を遮断することができて初めて、何かに完全に集中できる

ノイズを遮断するのは技術が必要だと思っています

今は非常にノイズが多い時代なので
まずは集中したい"それ"を認識して
"それ以外"はどんな小さなことでも
全てノイズだと認識することが大切です

これができてしまえば
あとは

このノイズが聞こえない状態を作るには
どうすべきか?

を考えていきます
その中でも僕がお勧めしたいポイントは

・ノイズから物理的に離れること
・時間を決めて行う

です

物理的に離れてしまう
聞こえなくしてしまう
見えなくしてしまったことが
一番簡単で効果が高いです

いきなりは難しいかもしれないので
時間を決めてやってみることをおすすめします

何かに集中したい方は
ぜひ取り入れてみてください

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