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Apexはビジネスに通ずる

すべての道はローマに通ず、という言葉をご存じでしょうか?
ググるとすぐに出てくるのでお恥ずかしいのですが、

各地からの街道はすべてローマに通じている。 転じて、出発点や手段は違っていても目的が同じなら、同じ場所や結論に達することのたとえ、また、真理は一つであるというたとえ。

コトバンクより

とのことです。

このゲームはめちゃくちゃ奥が深い! 実は僕、eスポーツは「スポーツ!? 身体も使わないのに!?」と馬鹿にしていた派なんですけれど、今や180度考えを変えました。
バスケに通ずるところがあって、最たるモノはクリエイティビリティが求められることでしょうか。同じ瞬間はただの一度もなく、最速で最善の判断と行動をしなければならない。うまい人のキャラコンは見とれてしまうほどのモノですもんね。
昔の自分が恥ずかしいです。

そんななか、同僚のKonishi san(@kony_um)と仲良くApexをしながら考えました。Apexはeスポーツでありながらも、これはビジネスに通ずるところも数多くあるぞ、と。はたと膝を打ちました。

そこで今回は、そんなしょうもないことをまとめていこうと思います。

略歴

Apexに目覚めて早三ヶ月、未だK/D比0.3、平均ダメージ200ちょい、最高ダメージ1,300ちょいのクソ雑魚ナメクジです。しかもSwitch勢。
持ちキャラはほぼヴァルキリー。ピックかぶりのときはワットソンかブラッドハウンドかジブラルタル。好きな武器はランページとボセックボウ笑で、いまだレレレ撃ちがちゃんと出来ないのでインファイトか遠くからぺしぺししか出来ないというプレイスタイルです。

唯一の萌えキャラ、ワットソン

ついでにいうとランクはゴールドが精一杯。多分一読しただけで「こいつは下手だな」と思われるんでしょうけれど、まあ全くもってその通りです。弁明の余地もない。最近のゲームは難しすぎるんだよ...。
それはさておき、じゃあどうビジネスに通ずるんだ? というのを、僭越ながらまとめてみました。さすがにApexよりはまだビジネスサイドの方が自信がある気がするぞ。

  1. ホウレンソウを最重視すべし

  2. 相手の立場でモノを考える

  3. 仲間は敬い、大事にするべし

  4. 出し惜しみするな

  5. 死ぬときは、前のめりに死ね、そして次に活かせ

1. ホウレンソウを最重視すべし

ここでいうホウレンソウは、言わずもがなホウ告、レン絡、ソウ談の三つの行動の略です。
アイテムや敵を見つけたら報告をする、自分の欲しいアイテムを連絡する、行き先にや次の行動に困ったら相談する、など。。。
もちろんボイスチャットでそれが出来れば最良なのですが、エモートホイールを使えば結構な感情をまかなえます。ナイス!や否定なんかが出来るのでわりかしコミュニケーションが出来るはず。
野良でやっていると、このあたりをきちんとやってくれるパーティの時は生存率も高い気がするし、気持ちよく死ねている気がします。
ホウレンソウがビジネスにおいて大事なのは、これはいうまでもありませんよね。だからピン刺すのがうまいプレイヤーや、適切に敵の位置を共有してくれるプレイヤーや、こちらの力量を瞬時に推し量りキャリーしてくれるプレイヤーなんかはきっと仕事も出来るんだろうな、と勝手に感心しています。

2. 相手の立場でモノを考える

ペルソナという考え方がありますが、実際に相手の立場でモノを考えることはApexでもビジネスでも重要なことのひとつです。
敵は何をしようとして、どんなことをされると嫌なのか。どういう立ち回りをすると彼らを苦境に立たせることが出来るのか。
基本的な目標は敵パーティの殲滅なはずなので、そこから逆算するときに現在の相手の状況を変数に追加するわけです。建物にこもってるからテルミット投げ込まれたら嫌なんだろうな、とか、一階の扉がガスやフェンスで塞がれているから、2階から攻め込まれたら嫌なんだろうな、とかとか。
ビジネスにおいてペルソナから考えることはユーザーのハッピーですがApexは相手を撃ち殺すことが目的なのでそこは大きく違うんですけれど。

3. 仲間は敬い、大事にするべし

Apexはスリーマンセルのパーティで勝利を目指すゲームです。ということはですよ、一人かけたら戦力は33%ダウンするわけです。そんなにダウンしたら、よっぽどの猛者以外勝ち目なんてないですよね?
死なれちゃ困るし、一致団結して勝利を目指した方が絶対パワーがでるじゃないですか。少なくとも僕はそう確信しています。
ので、相手の考えを尊重し、なるべく見捨てず、よいプレイは褒めることを心がけてます。
銃声の聞こえる方向をみつつもじもじしてたら一緒に戦いに行く、ダウンしたりバナーになってもぎりぎりまで救出を試みる、よいULTの使い方をしたらいいね!のエモートをする、などなど。
もちろんこれはビジネスにとっても大切な心がけです。一人で出来ることの範囲なんてたかがしれている、絶対誰かにどこかを支えられているはずなんです。
デザイナーやエンジニアをはじめとするプロダクトの開発に携わってくれている人たちはもちろんのこと、ディレクターやセールスなんかのビジネスサイドを見てくれている人たち。特に僕の場合は介護され系PdMなので、彼らがいないことには何も出来ない。だからこそ彼らを大切にし、常に感謝と尊敬の念を忘れないようにしています。そもそも、プレイしてて大事にされると嬉しいですしね。

4.出し惜しみするな

経験を積めば積むほど、ほどよく頑張ることを覚えてしまって、七割の力で通常時をこなす、なんてことに心当たりはありませんか? 僕はnoteに入ってからはそうでもないけれど、今までのキャリアの(特に後半は)そんなきらいがありました。非常に良くない。
でも、車のエンジンがたまに回転数を上げないと高速走行が出来なくなるように、時々全力で働かないとMaxの力が衰えていくのではないかと常々恐怖しています。
Apexで例えると、これはランページのチャージに当たるのではないでしょうか。バックパックの中に宝物のようにテルミットを保持していても、それを使う機会なく死んでしまってはまさに宝の持ち腐れ。
いつでも全力を出し、悔いのないようにしたいですよね。仕事で考えたら、その成果物が本当に全力を出し切ったモノなのか、全力で考え抜いたモノなのか。常々自戒し、常に全力全開でありたいと考えています。
…なかなかどうして難しいんですけれどね。

テルミットグレネード、爆弾の一種で、炎の壁を作り出して継続的なダメージを与える

5.死ぬときは、前のめりに死ね、そして次に活かせ

20組でバトルロイヤルをする都合上、必ず19組は敗者になるわけです。ものすごーーくうまくない限り、圧倒的にGAME OVERになることのほうが多い。単純計算で95%は失敗して死んでしまうわけです。
大事なのはその死に方と、死から何を得るか。そう考えています。
突っ込んだのが悪かったのか索敵が甘かったのかはたまた単純にエイム力がなかったのか。死んだ原因を特定し、次につなげること。そして死ぬときも、何らかの教訓を必ず得ること。これが大事だと思ってます。
ビジネスも一緒ですよね。百パーの成功なんてあり得ないわけで、僕のような凡人は(うんざりするくらい)失敗の方が多い。でも機会の多い失敗だからこそ、その数だけ学びもある。
ぼんやりと死んで失敗してしまうか、死因失敗要因をふり返りグロースサイクルに乗せられるか。。。それが自身の成長にもつながると思うのです。
なので、失敗しても良いくらいの気持ちでチャレンジすること、そしてその反省を活かし、次のプレイは今よりも少しでも良い自分になること。それが大事だと思うのです。

「アローがいる」というピンを打てば、きっと部隊のみんなも笑顔になるはず

最後に

さて、最近はまっているApexからビジネスに通ずる部分をまとめてみましたがいかがでしょうか?
もちろんゲームなんで、SAOのキリトくんのようにヒーローじみた活躍を出来るのが理想ではあります。僕も一騎当千という気分を一度くらい味わってみたい。バッタバッタと敵をなぎ倒し、パーティーから羨望のまなざしを浴びたりしてね。
とはいえ、やっぱりそれは難しいわけで、だからこそ下手なりに仲間との連携を大事にしたり、失敗から色々と学びたいわけです。そして終わるときには、楽しかったなーと思って終わりたいわけです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
もしもこのnoteを読んでApexを一緒にやってくれる気になったら、是非ともご連絡ください。一緒にビジネスに通じるプレイを楽しみましょう!



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