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【読書記録】ライオンと魔女と衣装だんす ナルニア国物語2

2023年15冊目。

映画見てないんですが映画化もされていて、一番はじめに刊行された本でもありナルニア国物語上最も有名なお話しではないでしょうか。

『ライオンと魔女』のタイトルで記憶していたのですが、原題通りだと衣装だんすも付くんですね。

先に『魔術師のおい』を読んでいたおかげでなぜ衣装だんすに不思議な力が宿っていたのか、魔女がナルニアにやってきた由来などが頭に入っており読みやすかったです。

解説にはアスランの死と復活の場面はキリストの磔刑を彷彿とさせるとありました。確かに『魔術師のおい』でのナルニア創世の場面でもキリスト教的な描写が描かれていたので納得できます。

その一方でギリシア・ローマ神話に出てくるような種族もゾロゾロ出てきますし、アスランも至高の存在ではなく生きたキャラクターとして描かれているので、ナルニアをキリスト教をベースにした寓話として見るのではなく、純粋にファンタジーとして読めばいいのではないかとは思います。

今回で魔女は死んだとあり、出番は終わりなのでしょうか。次巻以降で物語がどのように展開していくのか気になります。

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