風俗クソ客にハッタリかますために狩猟免許とか取ろうかな

風俗の仕事、特にホテヘルの仕事で難儀なのが、本番狙い客との対峙である。

だめもとで「本番、ダメかな・・・？」と訊いてくる客はまだかわいい。

悪質性の高い奴は、素股に紛れた事故を装っていれようとしてくる。殺意がわく。ふざけんなお前。それは性暴力や、警察に起訴案件や。妊娠したらどうするねん、中絶費用出せるんかいな、中絶ってなったらアンタは人殺しに加担してるのと同じやで。万が一産む言うたらどうするん、養育費出せるんかいなお前。本番したいならソープか飛田新地に行けや。ヘルス料金で本番サービスしてもらおうとするな。

わたしは、へにょへにょっとした顔立ちをしている上に、理路整然と話すのが苦手でおバカそうな喋り方をしているので舐められやすい。そのせいか客を本番強要モードさせてしまうことが多かったように思う。

困り果てた私は対策として、祖父と父親と兄3人が全員警察官で、近くに住んでいて、家族仲はめちゃくちゃいいという設定を作ったｗ

バックに男性警察官が5人もいると分かれば「この子に違法行為（＝本番強要）したらガチで警察案件になるかもしれない」と本番強要をためらわせられるのではないかと考えたのだ。

本当のわたしは一人っ子で、父親はアウトローだし、実家は遠く離れた故郷にあるし、家族仲も健全とは言いがたいのだけどwww

設定にリアリティーを持たせるために、警察の組織図、部署名に仕事内容、警察官採用試験の流れなどを調べた。さらに架空の兄3人の生年月日や名前、性格、経験していたスポーツ、何かしらのエピソードまでも作り込んでノートに書き出した。
わたしはとっさに嘘を言うことが得意じゃない。設定をあたかも実際に存在する記憶かのように脳が錯覚するまでノートを何度も読み返して、お客さんとの雑談で自然に話せるようにした。

さらに写メ日記には、「父の日のプレゼント、何にしようかな～」「兄とボルタリングに行ってきたよ」みたいな日記を書いて家族仲いいことをアピールｗ

天涯孤独な女の子は悪い輩に狙われやすいから、夜の店で働くなら嘘でも家族仲はめちゃくちゃ良い設定にしておくべし。

効果はそれなりにあった。
初対面で「こいつ、本番強要してきそうだな」と察知したら、雑談の中で家族の話題を出して、身内に男性警察官5人いる情報を出せるように会話を持っていく。
設定を聞いたうえで悪質な本番強要してくる客はほぼいなかった。

ただ、どうしても会話の自然な流れで話すタイミングがつかめなくてそのままプレイにいってしまうときもある。

なので最近は、いっそ狩猟免許を取ろうかなと考えている。

実際に客を殺すことはしないのだけど（当たり前ｗ）

「いざとなったらわたしはあなたを撃てるんだぞ」「命が惜しいならわたしの逆鱗に触れるな」と暗にアピールするために。