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ADHD民には創作趣味がオススメ



ADHD民には創作趣味がオススメ!

って力説しておられました。お世話になってるメンタルクリニックの先生が。


創作趣味とは、手芸、絵画、執筆、作詞作曲、動画作成など作る系の趣味全般です。



なぜ、ADHD民には創作趣味がオススメなのか?

先生の説明、一般的な言説、私の解釈を交えて説明します。


ADHDの特性の一つとして「依存症になりやすい」というのを聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。


ADHD民は
・刺激追求性が強い
・社会への不適応感からストレスを抱えやすく、何かに依存してストレスを発散する行動を取りやすい
・快楽をつかさどる脳の物質「ドーパミン」が良い感じに分泌されにくい

などの原因から依存症になりやすいのです。


海外のデータにはなりますが
・ADHDの15.2%が物質関連障害を併発していた
・治療を求めて医療機関を受診したギャンブル依存症患者の4人に1人がADHDであった

という報告もあります。


ADHDに加えて、飲酒、喫煙、過食、ギャンブル、買い物、セックス、オーバードーズなんぞに依存してしまったら破滅まっしぐら😱

しかし恐れることはありません。
創作趣味を持てば、案外大丈夫なんだそうですよ😀

創作趣味ならいくらのめり込んでも身を滅ぼすことはありません。
むしろ人並み外れた没頭力によって、人の心を動かす作品を生み出すことだってできます。



ということで。

わしもなんか創作趣味を持つぞ!と決意して、お金と労力をかけずに出来そうな創作に片っ端からチャレンジしてみました。

そのレポを置いときます。




①俳句作り

布団に入ってから眠りに落ちるまで時間がかかるタイプなので、その時間を活用して俳句を考えました。小学校低学年レベルのものを数個作って飽きました。



②ポエム作り

①と同じく眠りに落ちるまでの時間を活用してポエム作りを始めました。
若かりし頃、当時恋焦がれていたガールフレンドにラブソングの陳腐な歌詞のようなポエムを量産して送っていた黒歴史を持つ私なので、ポエムの一つや二つくらいすぐに作れるだろうと思っていたのですが……絶望的に書けませんでした。言葉が出てこない。そもそも表現したいことがない。
年を重ねて感性がパサパサに渇いてしまったことを実感して悲しくなって挫折。



③Webサイト作り

大好きなキャラクター「ミャクミャクさん」をもっと多くの人に知ってもらうおうと、「ミャクミャクさんファンクラブ」の立ち上げをもくろみ、Webサイトを作ろうと思い立ちました。

大阪万博2025公式キャラクターのミャクミャクさん

Webサイト作りについて調べた結果、どうやらゼロからWebサイトを作るにはHTMLという言語を習得する必要があるらしいことが分かりました。HTMLを習得するのが面倒くさくなって挫折。



④虚構記事の執筆

虚構記事を書いてみたくなったので、「大阪市役所前のミャクミャク像を拝むとご利益がある」という都市伝説をでっち上げて、それっぽい記事を作って公開しました。2作目以降のネタが思いつかず挫折。



⑤百合小説の執筆

「言動の粗野なイキリボイがフェム好きフェムのお嬢様に恋をして『君のためならフェムになる!』とフェム転を決意。自分磨きに励みまくって、内面も外面もエレガントな乃木坂系フェムに大変身を遂げ、ラブアタック作戦を開始する」という一体どこに需要があるのか分からない百合小説を書き始めるも500字ほどで飽きて挫折。



・結論

色々試した結論。没頭できる趣味はそう簡単に見つけられるものではないことが分かりました。
また創作を趣味として楽しめるレベルに至るには、一定の発想力や継続力、教養が必要であることを感じました。
創作趣味との出会いも、人との出会いと同じくご縁だと思うので、今後の日々の暮らしの中で気負わずにぼちぼちと見つけていけたらいいなと思います。