APD(聴覚情報処理障害)のゆるキャラを作りました。
APD(聴覚情報処理障害)のゆるキャラを作りました。
落書きレベルですが、なんとなくTwitterに載せてみたところ思った以上に反響をいただきました。
せっかくなのでnoteにもまとめたいと思います。
これがそのゆるキャラ。
名前:APD猫
口癖:「何言っているか聞き取れなかったニャ…」「もう一度話して下さいニャ…」
勝手ながら、Twitterで有名な現場猫さんの兄弟という設定にしてます。(理由は私が現場猫さんのファンだからw)
こちらは、聞きにくい電話に四苦八苦するAPD猫さんの図です。
こちらは、大人数の飲み会で誰が何を喋っているのか分からず詰んでいるAPD猫さんの図です。
ゆるキャラを試作した経緯について。
何かしらの障害や持病のある人なら経験あるかと思いますが、自身の症状を誰かに伝えたとき、どうしても説明が小難しくなってしまったり、シリアスなムードになってしまうことがあるじゃないですか。
私としては、フランクに、ゆる〜〜〜っと聞いてもらえる方がラクなので、小難しさやシリアスさが少しでも軽減したらいいな…と思い、ゆるキャラ試作に至りました。
ここでちょっと【APDの聞こえ方の疑似体験コーナー】をやります。
このイラストの中から、
・ 寿限無
・ 桃太郎冒頭
・ 蟹工船冒頭
・ 人間失格冒頭
・ 我輩は猫である冒頭
・ 日本国憲法冒頭
を読み取ってみてください。
…なかなかに骨の折れる作業ではありませんでしたか?
雑音下でのAPDが聞き取る作業は、これにとても似ています。
複数の音が混ざって聞こえるので、特定の音を拾うのが困難なのです。
雑音下でAPDに話しかけるときは、「耳の遠い高齢者に話しかけるようにゆっくり大きめの声で話す」ようにしていただけますと大変助かります。
おしまい。