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あなたのクラスでTeams&Kahoot!をフル活用!(後編:Kahoot!活用編)

はじめに

今回の記事は、令和5年6月14日(水)に西教組(西宮市教職員組合)主催「自主編成講座」として行った情報教育に関するワークショップの実践報告です。(参加者35名)
実際にPCを操作することで参加者の理解や今後の活用が図られると考え、Microsoftからタブレット40台とWi-Fiルーターをお借りしました。
MIEE(Microsoft認定教育イノベーター)2023に認定されたことで実現できた取り組みです。
本記事では、学習会の後半で紹介したKahoot!の活用についてまとめています。
*Microsoft関連のアプリの紹介は今回ありません。

とにかく体験!

Kahoot!について、BingAIにまとめてもらいました。

Kahoot!とは、クイズ大会を開けるアプリケーションです。出題者がクイズを作ると、参加コード(ゲームPIN)が発行されます。参加者は、ゲームPINを入力することでクイズに参加できます。クイズは基本的に4択問題で、早く答えるほどポイントが多く入ります。すべての問題を終えると、ベスト3の表彰イベントもあり、大いに盛り上がります。

Kahoot!は、学校や企業向けの用途でも利用されている。教育工学として用いられる教育用ゲームのプラットフォームでもあります。学習モードでは、単語帳のように学べる「フラッシュカード」や時間制限のない「練習」などの機能が用意されており、事前学習を行った上で、クイズをテストのようにして扱うこともできます。

Kahoot!は、基本無料で利用できます。またWebブラウザさえ動けば、Windows、Mac、Chromebookのどの端末でも使えます¹²。また、モバイルアプリ版も用意されています。

BingAIより

とのことです。
また、既にKahoot!のことはたくさんの人が記事にされています。

学習会では、実際に体験してもらった方がKahoot!を理解しやすいと考え、まずは学習者側でKahoot!を試してもらいました。

画像からは伝わりにくいですが、盛り上がりました(笑)

Kahoot!についてポジティブに理解してもらったところで、弱点も伝えました。Kahoot!の弱点とその対策しては、

①個人戦の場合、表彰される子が固定されがちで、続けていくと下位層が離れていく。→チームモードやゲームモードを活用する
②早押しに固執して、問題をよく読まない・考えない児童生徒が出てくる。→事前の声かけやモードの選択を教師が考える。

といったことが考えられます。楽しいからこそ、学びに繋がるように授業者の調整が大切になりますね。

アカウント作成

Kahoot!の良さを理解してもらった後は、アカウントの作成です。西宮市では、Microsoftのアカウントが教師にも児童にも一人一つ付与されています。したがって、Microsoftのアカウントと紐づけてアカウントを作成しました。

意外とアカウント作成でつまづくことがあるので、お手伝いできて良かったです

問題を作成

アカウントができたら、問題の作り方です。といっても簡単に画面の説明をしただけです。というのも、記事の最後に紹介しますが、既にたくさんの小学校向けのKahoot!が作られていて、一から自分で作らなくても十分に授業でKahoot!を活用できると考えています。

ゲームの始め方

「アカウントも作った!Kahoot!の問題もある!だけど、授業での始め方がわからない!」そんなお困り事が起きないように、最後にゲームの始め方についてレクチャーしました。

Kahoot!共有教材集

最後に、Kahoot!の問題を300個以上集めた(日々更新中)Kahoot!共有教材集をお土産として紹介しました。

坂本良晶先生が昨年、「#KahootJP というタグで、作った日本の学校向けの問題をSNS上にシェアしてみんなでプレーできるようにしましょう。これがどんどん広がって行けば、確実に子どもも教師もハッピーな世界になります。」と呼びかけられて、この1年弱でたくさんの問題が作成されています。私も70問ほど作成し、共有しています。

さあ、あなたの教室にもKahoot!をぜひ導入しましょう!

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