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憧れはいつまで?雲を掴むことに必死です

こんにちは。Takaです。
Hult International Business School を24年3月に卒業しました。

私は、SPECに23年5-9月に在籍し、24年4月より改めてお世話になっています。

本稿を通じて

・これまでの人生
・大学生活
・現状と目標(次回に続く)

について書いていきたいと思います。


1 これまでの人生

私の人生のキーワードは3つです。

・サッカー
・早稲田
・海外

私とサッカーは切っても切り離せない関係にあります。

父親

父がサッカー選手をしていた影響で幼い頃からボールに触れ、サッカー選手になる夢を疑わずに青春時代を過ごしました。今振り返れば、何事にも一生懸命でよく笑い、楽しく過ごしていました。友人とも頻繁に遊び、穏やかな時間を静岡の田舎で精一杯生きていました。

しかし14歳に父親が他界したのち、私の生活は一変しました。

高校は神奈川の私立高校に進学し、私の世界は静岡から神奈川に広がりました。真面目な生徒ではあるも特別優秀ではない私の成績は、静岡の公立中学の中の上。入学初日に掲げられていた”マーチ進学”の意味すら分かりません。

地方と都会の情報格差を振り返れば明らかに不利な”無理ゲー”な世界も、事情を知らない私は一生懸命サッカー、学業、恋愛に勤しみました。

受験

高2の夏、ぼちぼち続けてきた受験対策もいよいよ本格的に始まります。早稲田のオープンキャンパスで、早稲田に惚れました。応援部の荘厳さ、声量に圧倒され、私はそのエールを確かに受け取りました。それから、私の夢は早稲田大学でスポーツビジネスを学ぶことになりました。

スポーツビジネスの入口へ

スポーツの夢とも合致していて、スムーズに受験へと向き合うことができました。成績はあまり良くありませんでしたが、夢中になって勉強していました。合格判定は変わらずE判定でしたが、早稲田への切符は手にしました。

2 大学生活

コロナもありましたが私の大学生活は宝物でした。

スポーツビジネスの勉強に没頭し、関係者を伝っては国内外のスポーツクラブを訪問しました。

イギリスでのこと

イギリスでは世界最高のスポーツビジネスに触れ、サッカーの歴史を作った偉人たちにも触れました。その過程で、日本から現地に駐在員として赴任している方、現地で働いている方とも数多く話をする機会を得、世界を舞台に活躍する人に強い憧れと尊敬を抱きました。

イギリスのスタジアムを視察

世界各地を周って得た経験を元に、

”稼げない日本のスポーツビジネス”

問題を解決したいと思い、論文を執筆しました。

FC今治とのご縁

当時コロナで経営危機に陥ったクラブが数多くありました。関係者を伝って岡田武史氏にプレゼンし、FC今治とスポーツを中心にしたまちづくりを行うために、スポーツ事業を展開する構想を練り、実証実験を行いました。しかしその過程で感じたことは、無力感。ファイナンスも会計も知識が皆無な私の提案は整合性が全く取れていません。実現には至らず、私はその原因を個人のビジネス力の低さであると結論づけました。私が憧れた世界で活躍するビジネスマンは、推し並べてMBAや大学院進学の経験を有しています。コロナの嵐を学びの社でやり過ごせる、とのアドバイスもあり、社会人を経験することなく進学を決断しました。

院への進学のきっかけ

2021年6月、コロナ禍にアメリカ、ミルウォーキーを訪問しました。昔お世話になったアメリカの方がターミナルケアを始めたという連絡を受けたからです。PCRを手探りで済ませ、翌日には山崎の桐の箱を抱え、アメリカの地を踏んでいました。

彼には恩があります。美味しいウイスキーの飲み方、常に人に対して寛大であること、笑顔であることなど、人としての様を教えてくれました。亡くなる2日前に直接感謝を伝えることができました。

アメリカの底力には驚きました。

2021年6月当時、日本は東京五輪の開催是非を議論していました。当時の記憶では高齢者のワクチン接種が始まったばかりで、高齢者のわずか5%が接種完了しているという状況です。しかしアメリカではコロナは既に終わったものになっていました。話を聞けば、先の10月の大統領選挙(2020)ではトランプがワクチンを接種しました。次に田舎のミルウォーキー(J.B.の周りの裕福な白人層)においても2021年2,3月にはワクチン接種が終了したとのことでした。勿論、マスクをしている人はいませんでした。

葬儀が終わりひと段落している最中、私がワクチンを接種していないことを彼の友人に伝えると、彼は即座にCVSに電話をし、ワクチン接種の手筈を整えてくれました。日本ではワクチン製造は愚か、接種すらままなりません。(特に私のような成人男性)旅行者に対してもワクチンを電話から30分で無料で提供してくれた事実と国力の差を結びつけた私は、アメリカという国の強さを実感しました。

”アメリカハイ”を経験した2021年6月の渡米は米国での大学院進学を目指す十分な理由になりました。

2021年6月撮影 コロナは何処へ

本日はここまで!

次回は留学中の出来事や、今後どうしたいかについて書きます!

・現状と目標(次回に続く)


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