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文学フリマに参加するのかしないのか。

状況説明。

元々、三谷 朱花の名前で、ネット小説を書いていました。
ただ、もう半年くらいになりますが、筆を折ったんです。
なので、現在公開している作品は過去に書いたものだけです。

詳しくは、なろうにある『小説が書けない』ってエッセイを読めばわかるんですが、読まなくて大丈夫のようにかいつまむと、「書きたくなくなった」それに尽きます。

それでも、何か楽しいことはないかな~、って考えてたときに、文学フリマに参加してみちゃう? って思いつきまして。
自分の作品である必要はないんですが、仲間がいない以上、簡単に参加するなら自分の作品を本にすれば良いわけです。

ただ、参加するにも費用は掛かります……。
出せない金額ではないけど、参加に躊躇する理由にはなったんですよ。

ならば費用の足しにはなるだろう、とアルファポリスに出稼ぎに行った次第です。
参加費の半分くらい稼げれば、と思って再開しましたが、幸い多くの人に読んでもらえて、参加費は賄えそうな状況です。

何か楽しめることをしたい。
それだけです。
ただ、文学フリマの参加ボタンを押す勇気が出なくて、しばらくグダグダしてました。

そしてある日、勢いに任せて文学フリマ東京38の参加ボタンを押しました!
……参加する勇気がきちんと出なくて、抽選になったのが分かってからですけどね。

懸念事項。

一歩が踏み出せなかった理由の一つに、ぼっち参戦ってところがあります。
いかんせん、一緒にワイワイ書いている仲間がいないので、ぼっちなのはどうしようもなく。
あまりリアルで、小説書いてます、と言ったことがありません。

私が小説を書いているのは知っている数少ない知り合いに、
「文学フリマって言うのに参加したいんだけどぼっち参戦ってどうだろう」
って聞いてみたら、「隣の人と話すらしいよ」という予想外の返事がありまして。
「周りと話して仲良くなるんだって」
と、あたかも見てきたような口ぶりでした。
その知り合い、文学フリマって単語を、私が口にして初めて知ったハズです。

「え?! コミケとか参加したことあるの!?」
マンガを嗜むことは知っているので、そっちの方かと思いまして。
「いや」
と、即座に否定されました。
「何で知ってるの?!」
と質問したら、
「どっかのサイトで見た」
との返事でした。

なるほど、そんな情報も世間には流れてるんだ……。

ただ、人見知りには、ハードル高くないですか?

……初対面の人に躊躇なく話しかけることはできるけど、人見知りデス。
同僚には、人見知りと言うと笑われるけど、人見知りデス。

解決策として、着ぐるみ参戦とか、どうでもいいことを考えてみたり。
5月、もう暑いですよね。着ぐるみ、暑いですよね……。
早々に、着ぐるみ参戦は諦めました。

抽選結果。

文学フリマ東京38の申し込み締め切りは3月5日でした。
そして、3月7日、朝起きたら、文学フリマからメールが来ていました。
メールの送付はギリ3月6日。予想外の締め切り翌日発表でした。

心の準備など何もありません(笑)。

私の運はいいのか悪いのか。
……この場合、どっちが運がいいってなるんだろう、とか思いつつ。
さていかに。
えいや、とメールを開きました。

えーっと。

出店決まりました。

改稿と表紙どうにかしないとなー、と思いながら、連絡事項を読みます。
読み終わってメール閉じて気づきました。

『出店料お支払いのご案内』ってタイトル。

タイトルに抽選結果出てます!
……大体注意力は足りてないです。 

作品の準備は大丈夫か問題。

そもそも今書いてないのに、出店して何を売るんだ、って話になります。
既に過去の作品で、めぼしいものはピックアップしてありまして。
問題は、改稿が大変、ってことですね。

1冊は、長崎を舞台にした短編を2編入れたもの。
もう1冊は、KawasakiのNinjaに乗る二人の友情もの中~長編です。
そして、フリーペーパーで短編を1編出すことにしてます。
カテゴリーは純文学です。

実は、今までそれほど純文学は書いてません。
ただ、私が書きたいものは、純文学だと思ってます。
長崎を舞台にした短編2編とフリーペーパーは、たぶん純文学で間違いないはずです。

問題は、中~長編の作品。
元々がコメディの作品だったものを、主人公をスイッチした時に淡々とした文章に変えてみたお試し作品です。
果たして純文学になるのか、というところが、一番の問題かもしれません。
登場人物の一人を消すか残すかで、ちょっと悩み中です。

大幅に手を入れなきゃいけないのは、長崎を舞台にした短編の1編もなんですけど、こちらはなかなか改稿が進みません。
入れたいものが多すぎて、削る作業が難しいんです。
入れたいもの全部入れて破綻してる状況なので、削るしかないんですけどね。

つまり、既に書いてあるものですけど、すぐには本にはできない状況です。
……本番までに完成するのを祈っておいてください。

懸念事項2。

それが、私、結構ポンコツでして。
どこかで、大きなミスを犯しそうで怖いんですよ。

抽選結果が出たので、出店費用を入金しようと思った、んですけどね。
指定銀行のネット振込み久しぶりに使うか、と思ったんです。
数年ぶり。

振り込みのボタンおしたら、アプリ登録してないから使えないよ、って表示されまして。
どうやら半年前くらいにそうなったらしいです。
アプリ登録したくないけど、仕方ないするか、と登録することにしたんです。

まず、第一の関門。
身分証明書の登録。
登録画面が動きませんが、私何か悪いことしましたか?
かなり四苦八苦して、ようやく登録に成功しました!

そして、第二関門。
認証の登録。

何ででしょう。
私の顔を認識しません……。

あ、ようやく認識してくれた! 
と思った瞬間。
……画面消えた?
……全部リセットされた?!

第一関門第二関門×3回。
疲労感ありまくりです。
いつまでたっても成功する気がしません。

ということで、違う銀行からあっさり振り込みしました。
……最初から、こうすればよかったです。

そして、宣伝に使うために、Xに登録したんですけど。
Xの登録はしたんですけど、全く使いこなせないんです。
ほぼ1ミリ進んだだけ。
前回まだTwitterのときに使ってたのもあってか、仕様がちょっと変わっていて、そのちょっとが、私にとっては、かなりの影響をもたらしています。
四苦八苦するも、目的の場所わからなくて、ググッても、たどり着けません。
使いこなせる気が全然しません!

私きっと、アプリは使いこなせない運命なんです。
……デジタル時代の悲劇のヒロイン。 

ネット小説のサイトでXの悩みを呟いたら、知り合いが方法を教えてくれました。
世の中、便利になりましたね。
困ったら、今後もサイトで呟くことにします。
Xは使いこなせてませんけどね。

文学フリマ参戦までにやることは、本の改稿、そして入稿と印刷確認と……エトセトラ。
果たして、無事に参戦できるでしょうか。
心の中で是非、無事を祈っておいてください。





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