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有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(2)

「②会とは直接のかかわりのない筑波大学掛谷英紀教授に極めて不名誉な濡れ衣を着せている」について

本件のきっかけとなった1月14日のツイートで、有本さんは「この方ら(筑波大学の掛谷教授)の研究費(左翼に関する研究)に差し上げてはどうかとの提案が上念さんからありました」と書いています。まるで私が友達の掛谷教授にお金を渡そうとしたとも取れるような極めて微妙な内容です。
なぜそう解釈できるかというと、私からの一連の指摘を受けて、1月15日の夜の長文ツイートではニュアンスが大きく変わっているからです。

③会社と同様に利益を上げること自体は何も問題はないが、得た利益は法人の活動目的のために使わなければならないと定められているということです。こうした法の定めに鑑みて、期末の利益処分には慎重であるべきだと私は考えています。期末に利益が出そうだから使い切るという発想は理解できますが、

④残る利益の額、団体の状況・背景をよく考える必要があると思います。そこで、視聴者の会における前期の利益についてですが、RDD調査を行うには足りない額であることから、幾つかのアイデアが出ました。私は、会のリサーチ結果を新聞広告することに使ってはどうかという考えでした。別の理事から、

「(◯◯先生から)『左翼の工作活動を学術的に研究する学会を設立することはできないだろうか』という相談を受けました。(中略)とりあえず学会を作っていただき、今期の利益の中から◯◯◯万円ぐらいの依頼調査をするのはいかがでしょうか」という提案がありました。これに私は反対しました。

提案は自由闊達にすべきです。そして将来的には、視聴者の会から学会への調査依頼という選択もあるかもしれません。先生方を信頼しないわけではありませんが、実績のない学会に「とりあえず」託すというのは良い選択ではないと思いました。結果、来期コロナが収まったらイベントでも開催しましょうか

この段階になって初めて1月14日のツイートの際に隠していた事実を公表しております。もう一度最初のツイートの問題個所を確認しましょう。

「経緯は不明ですが、会の利益を、この方らの研究費(左翼に関する研究)に差し上げてはどうかとの提案が上念さんからありました。私が反対して潰れましたけど。皆様からの寄付金を別目的に流用などできないと思いましたので。」

15日夜の長文ツイートで有本さん本人が視聴者の会の利益処分を巡る議論であったという経緯を開示しているわけですから、14日の「経緯は不明ですが」という部分は何らかの意図をもってそういう表現を選択したということになるでしょう。しかし、15日夜の長文ツイートに照らし合わせると、14日にツイートした「経緯は不明ですが」という部分が完全に虚偽になります。
14日のツイートは百田尚樹氏に対するリプライで、掛谷教授が「経緯は不明ですが」視聴者の会からお金を引き出そうとした人であるかのような印象操作になっております。テレビの印象操作を監視し、警鐘を鳴らす団体の理事として極めて矛盾する行動であり、看過することはできません。繰り返しますが15日には「経緯は不明ですが」という部分が明らかに虚偽であることを自ら認めるツイートをしました。掛谷教授に対して行った14日のツイートは極めて失礼であり、名誉棄損にも当たる事案であると考えます。
視聴者の会が本来糾弾すべき、マスコミの偏向報道や曲解、匂わせを会の理事が行っているのは誰の目にも明らかです。
本来であれば、15日夜の長文ツイートにおいて、これに関する謝罪と責任の取り方の表明があってしかるべきでした。ところが、そういった内容は一切ありません。極めて問題です。
この件については、有本香さんの熱烈なファンのみならず、誤解している人が多く私にリプを行っています。

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