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頑固な油汚れにはキッチンマジックリン

(約 1,800文字の記事です。)

昨日セスキ炭酸ソーダで換気扇を掃除しながらふと思った。セスキ炭酸水溶液はアルカリだということは知っていた。ならセスキ炭酸水溶液がアルカリでもここまで汚れが落ちるなら、弱より強い(標準)アルカリ液のほうが強力に油汚れを落とせるのでは?と。

ちなみにセスキ炭酸ソーダをたくさん溶かして濃い液を作ってもアルカリ度はさほど変わらないらしい。逆に洗浄性能が落ちるばかりか、二度拭きが必要になるなど手間ばかり増えるようだ。なので500mlに5グラムというルールは守ったほうがいい。

なのでセスキ炭酸ソーダでアルカリ度を上げることはほぼ無理だということが判明。

アルカリ洗剤は何だろうか?

実はオーブントースターの頑固な油汚れ、茶色というか黒に近いべっとりとした油膜、これはセスキ炭酸ではなかなか落ちない。ゴシゴシこすってもダメ。数日に分けてこすることでようやく落ちるが、どうしてもダメな頑固な汚れが、そこから消えてくれない。居座っている。

ここに不満が少しずつ募っていった。何度やってもやってもダメというのはメンタルに響く。

そして調べてみた結果、どうやらキッチンマジックリンが弱アルカリより強い(標準)アルカリ性で、頑固な油汚れに効くらしい。

というわけで近所のドラッグストアから1本買ってきてみて早速試した結果。

確かに頑固な油汚れも落ちる

確かに強力に落ちる。頑固な油汚れもスプレーしてこすり続けると「ある瞬間に突然消える」という不思議体験に。またキッチンペーパーでパックすればこれまた強力に油汚れが落ちる。

マジックリンがこんなに強力だとは思わなかった。名前は知っているが、中性洗剤とどう違うのか今まで考えたこともなかったし、そもそも100均でも買える洗剤に400円も出す価値を見出せなかった。

だが今回の件で、頑固な油汚れには残念ながら中性洗剤では太刀打ちできず、お手頃で弱アルカリ性のセスキ炭酸ソーダも太刀打ちできない頑固な油汚れには、メーカー謹製の洗剤が最強だという結論に。

やはり専用製品には勝てない。特に長年その名声を保ってきた良品にはそれなりの理由があるということだ。

セスキ炭酸のメリットを再認識

だが日常的な軽い油汚れにならばセスキ炭酸は効果絶大だ。というのも、マジックリンは必ず水洗いまたは「しっかりとした水拭きを繰り返して」原液を取り去る必要がある。これ、水洗いできるアイテムならば何の問題もないが、オーブントースターの中のように水洗いできない場合には、結構面倒くさいなぁと思う。

「こびりつかせない」のが最強のお掃除理論

なので油汚れは小まめにセスキ炭酸スプレーでサッと拭き取って「油汚れをこびりつかせないこと」これが最も効率的なお掃除という結論。そうすればキッチンマジックリンの出番もないだろう。

ただし色付きの油汚れをすぐに素早く除去したいときにはピンポイントでキッチンマジックリンが有効だと確認した。というのもオリーブオイルのような色付きの油、これがフキンに染み込むとキッチンハイターに付け込んでも油が水をはじいてうまく漂白されないみたいなのだ。黄色の点々汚れがちらほら。

困ったのでキッチンマジックリンを吹き付けて、ゴム手袋をしてその場所をもみ洗いしたら見事に消えた。あとは水洗いすると、うん、確かに消えている。

キッチンハイターに付け込む前に確実に油汚れを除去すべし!
今日は学びが多い。

油汚れの強力分解にはキッチンマジックリンという新たなトリビアが私の中に生まれた。洗剤もなかなか奥が深い。

お料理によって調味料棚がカラフルになったが、まさかお掃除グッズの棚も品数が増えようとは思わなかった。

今日の日常生活はここまで。


今回の創作活動は約1時間15分(累積 約3,251時間)
(902回目のnote更新)

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