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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX

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わかったようでよくわからないDX(デジタルトランスフォーメーション)についていっしょに考えていきましょう。
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

ブロックチェーンはビットコインとしてよく知られていますが、ビットコインはブロックチェーン…

杉浦 司
4日前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

 健康保険証との一体化やさらには2024年度中には運転免許証とも一体化されることで話題になっ…

杉浦 司
1か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 DXの活動はSoE(System of Engagement:関係のためのシステム)、SoR(System of Records:記録…

杉浦 司
2か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

デジタルツインは、2002年にミシガン大学のマイケル・グリーブス教授によって概念が提唱された…

杉浦 司
3か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 DXの話しを読んだり聞いたりしていると、それはDXではないということがいまだに少なくありま…

杉浦 司
4か月前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座番…

 本年最後の連載として、今DXについて思うことを書いてみたいと思います。私はITの専門家とし…

杉浦 司
5か月前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座36デジタライゼーション(③SoI)の実践-クロス集計でつくる多変量解析のデータ下準備-

 昔、データ分析の講習会で講師をさせていただいたとき、参加者に分析してみたいデータを持ってきて欲しいと頼んだら、当日見せてもらったデータがことごとく集計済みのデータで、それ以上分析しようがなかったという経験をしたことがあります。  私が期待していたのは、営業ならば日々の販売データや営業日報、工場ならば製造データや品質記録といった日々の収集データを期待していたのですが、結局、参加者が望んでいたのは、こういう集計表があるけれども、ここから何を読み取ればよいか教えて欲しいという

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 SoI-分析のためのシステム-と言うと、難しそうな感じがしますが、実はExcelだけでもできる…

杉浦 司
7か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 今回から狭義のデジタルトランスフォーメーションの実践に入っていきます。狭義のデジタルト…

杉浦 司
8か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

データウェアハウスやデータマイニングなどSoI(System of Insight:分析のためのシステム)と…

杉浦 司
9か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 業務の効率化など今ある問題を解決するのは単なるIT化であるのと同じように、どれほど高度な…

杉浦 司
10か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 RPA(Robotic Process Automation)が登場した頃、業務を自動化できるツールとしてデジタル…

杉浦 司
10か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 ブロックチェーンはビットコインとまとめて議論されることが多いのですが、実はビットコイン…

杉浦 司
11か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座29デジタライゼーション(②SoE)の実践-Webサイトは会社で一つの時代から商品、担当者ごとの時代に-

部署の壁、顧客の壁を越えるような取り組みにはどんなものがあるか教えて欲しいとよく聞かれます。あらゆる仕事が顧客からの注文や他部署からの依頼によって始まり、仕事の結果を顧客や他部署に引き渡すことを考えれば、探すのは簡単だと思うのですが、長年のルーチンワーク化によって、誰のためにやっているのかがわかりにくくなっている仕事が増えているのかと思うと、なんとも言えない気分になってしまいます。 極端なことを言う人の中には、まずは部分最適でいいからデジタル化や業務改善に取り組めばよいと言