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政治講座ⅴ1781「漢字と日本語」

 戦後、日本でも漢字の廃止論が出たようであるが、日本の語彙の豊富さは漢字文化と日本文化の融合が先人のお陰で出来た経緯もあり存続したのである。もし、漢字を捨てて居たら日本文化(日本文学)も捨ててしまうようなものである。それは、秦の始皇帝の時代の焚書坑儒のように儒教の書物を焼き払ったようなもの。中華人民共和国においては文化大革命でもやはり焚書坑儒のようなことが行われた。そして、韓国が漢字を廃止してハングル文字だけにしたが、その弊害が過去の漢字で書かれた歴史書を読みこなすことが出来ずに、為政者による間違えた捏造歴史を教えられている。韓国が漢字を廃止したのは焚書政策に他ならない。韓国はリテラシーが不足していると言われるのは、そのような高度知識の書物を読めなくしたことと知識人の人材を粛清したからである。為政者の焚書政策が見事に効果を表した結果であろう。中華人民共和国の国民の話す言葉は日本語が70%を占めると言われる。国名からして日本語で表記されている。「人民」・「共和国」などは日本が明治から苦労して西欧の言葉を分かりやすく造語したお陰である。現代の専門用語はそのような経緯から作られたから日本語が70%というのは強ち間違いではない。明治時代に中国の知識人は日本に留学していた。中華民国の孫文もその人物の一人である。台湾は清の皇帝から譲り受けてから30数年間、大日本帝国の一部であったので、違和感がない理由である。吾輩も台湾に旅行に行ったが親しく日本語で話しかけてくる年配者がいた。漢文の素養があるので、台湾人に筆談で意思が通じる。文法的には主語・述語・目的語の順序にならべるとOKである。我爱你!呵々。
今回はそのような日本語に関する報道記事を紹介する。

     皇紀2684年5月17日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

日本語ができないのになぜ日本旅行が上手?達人の回答にネットも共感―台湾メディア

Record China の意見

13日、台湾メディア・Newtalk新聞は台湾のネット上で「どうして日本語ができないのにスムーズに日本旅行ができるのか」という話題が議論になったと報じた。© Record China

2024年5月13日、台湾メディア・Newtalk新聞は台湾のネット上で「どうして日本語ができないのにスムーズに日本旅行ができるのか」という話題が議論になったと報じた。

記事は、日本旅行の達人とされる林氏璧(リン・シービー)氏がこのほどSNS上の日本旅行に関するグループ上で「どうして日本語ができないのに一人で日本旅行ができるのか。英語ができるのか」との質問がネットユーザーから寄せられたことを明かし、質問に対して「他の国は分からないが、日本についてだけ言えば、東京のような大都市の旅行なら何ら問題ないいたるところに漢字が書かれている上、グーグルのナビゲーションを使えば誰にも道を聞くことなく行動できる」と秘訣を明かしたことを伝えた。

林氏によると、台湾人が日本の自由旅行をしやすい理由はやはり日本でも漢字が多く使われていることにあり、多くの地名や交通路線は一目見れば理解できる上、パッと見て分からなかった場合もちょっと考えれば見当がつくという。また、新型コロナの感染拡大期に一時姿を消した英語や中国語のできる店員、スタッフが近ごろでは日本の店や施設に戻ってきているため、口頭でのコミュニケーションを含めて日本語ができなくても十分に日本の自由旅行を楽しむことができるとのことだ。

記事は、林氏の回答に対してネットユーザーから「日本語は漢字がたくさん使われてるからね。英語のメニューより日本語のメニューの方が意味が分かったりする」「片言の英語とグーグルの文字翻訳、そして有効的な笑顔があれば問題ない」「自分も日本語は全く分からないけど、すでに10回以上自由旅行をしているし、一家全員を連れて行ったこともある」など、共感するコメントが多く寄せられたと伝えた。(翻訳・編集/川尻)


参考文献・参考資料

日本語ができないのになぜ日本旅行が上手?達人の回答にネットも共感―台湾メディア (msn.com)

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