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就活生に伝えたいちょっとした面接のコツ。

2022年4月。
僕が勤めている会社でも新卒採用が始まりました。
毎日、上司やベテラン社員さんたちが学生面接に向かう姿を目にします。
今はオンライン面接の企業も多く、接続環境や場所の準備も面接対策の一つと言われています。

就活で人生全て決まるわけではないと思いつつ、やはりやりたいことがあって希望する会社なのでしっかり準備をして臨んで希望を叶えてもらいたいものです。
そんな面接を控えている就活生の皆さんへ、現役時に大手企業数社から内定をもらった僕からすぐにできる面接のコツをお伝えします。

自信もって喋る

今回noteを書こうと思ったきっかけは面接から戻ってきた上司の一言。

「今日の子たちはちょっとダメだったな」

何がダメだったのか聞いてみると、自信なさげに話す人が多かったのだそうです。
不安や緊張は誰もが持っています。
それでもまっすぐ目を合わせて、自信をもって話をしてくれる人からは、熱意を感じたり一緒に働きたいと思わせる感情が芽生えるのです。

面接の第一声、自己紹介はちょっと大きめの声を出してみましょう。
自己紹介がはっきりできると、その後も不思議と落ち着いて自信をもって望めます。
オンラインの方は、くれぐれも音が割れないよう注意してください。

嘘はダメだがハッタリは必要

面接で嘘を言ってはいけない、これは前提です。
ただ、自信を持ってしゃべるには多少誇張して話をすることも大事です。

面接官は「会社に必要な存在か」と、同時に「会社の雰囲気、業務内容に合っているか」をみてくれています。
もし嘘の情報で採用になったとき、聞いていた話と違うなと思われるだけではなく、自分に合っていないかもと後に苦しむことになるのは自分自身です。
そもそも嘘はほぼバレるし、その時点で「バツ」がつけられてしまうものです。

ただ、「ここが第一志望?」という質問には全力で「はい」と答えましょう。
例えそこが3番目の企業だったとしてもです。
これは質問というよりも、入りたい熱量を確認したいだけなんです。
「1番と言ったじゃないか!賠償問題だ!」となることはありません。(多分)

エピソードトークは自分の得意分野に持ち込む

少し具体的なテクニックの話をしましょう。
どんな質問が来るかわからないから緊張するのが面接。
どの質問にも対応できるよう準備ができていれば当日は安心して望めるはずです。
そのために、あれもこれもと準備をするから就活生は忙しい。

実は、ある程度の質問は数個のエピソードを準備しておけば返せるって知っていましたか?

前提として、面接官は難しい質問をして就活生を困らせたいわけではないのです。
何を経験してきて、どんな考え方で、どんなことができるのかを知りたいのです。
話の導入は質問に合わせて始め、結論は自分の分野に繋げてしまえば完璧です。
エピソードはどの対策本にも載っていないオリジナルの返答なので、面接官の印象もいいのです。

例えば、アルバイトの経験。
アルバイト経験がある人は、「辛かった経験」「学生時代に学んだこと」「得意なこと(強み)」「頑張った経験」「今興味を持っていること」「自分の役割」などの質問は全て繋げられるのではないでしょうか。

つまり、準備しておくエピソードは3、4つくらいで済みます
質問される内容を一つずつ予想して、それぞれに解答を考えるという途方もない準備は必要なくなります。

マイナスなこともプラスなことへ繋げる

面接官は就活生をいじめたいわけではないのです。
しかし、中には少しいじわるな聞き方をする面接官もいることでしょう。
「短所は」「失敗談は」「途中で諦めた経験は」
正直に答えるとマイナスイメージを与えかねない質問です。

こんな質問がきたときは、最後にプラスの話で締めくくりましょう。
就活生の弱点知りたいのではなく、失敗から学ぶ力や気持ちの切り替えができる人かを判断したいわけです。

例えば、「作業に時間がかかる」という短所だったら「その分ミスは少ない」、「人前が苦手」だったら「サポートが得意」と言った具合。
必死な弁解にならないよう自然につなげるのがコツです。

最後に

就活生の皆さんにはぜひ就活を楽しんでもらいたいです!
自分のこれからが決まると思うと緊張はするし大変なことも多いですが、自分が将来やりたいことが実現できるかを選べる時期なんです。
この会社に入ったらこんなことしよう、決まったらこんなこともやってみたいと今後について思い浮かべてみてください。
会社の立地を調べて、休日の過ごし方を妄想するのもいいでしょう。
ワクワクしませんか?

これから就活する皆さんが、希望通りの進路に進めますように。

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