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【顧客満足度最下位】ナゴヤドームにほしいワクワクと一体感

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

プロ野球、中日ドラゴンズを愛してやまない僕にとって見逃せないニュースが飛び込んできました。

「12球団ファン顧客満足度3年連続中日が最下位」

慶応大学の鈴木教授が毎年行っている調査で、昨シーズン1回以上、応援するチームのホーム球場で観戦した12球団のファン、各120人前後がインターネットで回答しました。
チーム成績のみならず、選手・球場・ファンサービスなどプロ野球にまつわる総合的な満足度調査になっています。

この調査でドラゴンズは残念ながら3年連続最下位となってしまいました。
1位はオリックス、2位は阪神。前年からシーズンの順位を下げたヤクルトやソフトバンクなどが満足度ランキングでも順位を落としていることから、シーズンの順位が満足度に影響されやすいこともあるかもしれません。

しかし、ここ3年で満足度の順位が変動していないのは最下位のドラゴンズだけ。シーズンの成績でも、満足度でも一人負け状態というしかありません。

いくつかの項目がある中で、成績は年ごとに変動してしまうので、僕が着目したのは「球場」
「球場」のワクワク感こそ、テレビ中継ではなく現地に足を運ぶ醍醐味です。
愛するチームのユニフォームやグッズを身に付け、選手に声援を送る。
その時間こそプロ野球を愛する者に与えられる幸せな時間だと思うのです。

そんな球場のアンケート項目でも、球場の雰囲気や応援、イニング間のイベントといった、まさに観戦のワクワクを作り上げるものは全て最下位でした。

確かに、一ドラゴンズファンの僕からしてもこの結果は納得と言わざるを得ません。

他球場に足を運ぶと実感します。
イニング間イベントの充実度合いも全然違うし、スタジアム全体を巻き込んだ演出であるかどうかも大きな差を感じます。

試合前後でのイベント満足度で常に上位の横浜DeNAやオリックスはイニング間のふとした時間にも、ファンを飽きさせない仕掛けが盛りだくさん!

【試合当日のイニング間などのイベントの充実度合いの差が、このHPを見ていただくだけでも分かっていただけるかと思います】

特に感動したのは、京セラドームのオリックス戦で3回表が終わったタイミングで行われる「ハッピー3」
オリックスファンだけでなく、ビジターチームのファンも一緒になって乾杯をする試みで、思わずドリンクを買って参加したくなります。
3回表終わりという丁度仕事終わりのサラリーマンが球場に着いたくらいの時間に設定されているのも素晴らしいです。

また、持っているグッズをアピールする時間もあり、観客席にいながら一体感を感じられる仕掛けが沢山用意されています。

ドラゴンズの演出も年々進化していますが、こういった「一体感」を感じる演出はまだまだ改善の余地があるのではないかと思っています。

こういったアンケートに忖度なく厳しい回答をするのも愛情の裏返し!
チーム成績と共にこういったムードも高まっていったらなぁと心から願います。

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