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【実録】アパート敷地内で自転車窃盗にあい、火災保険で補償してもらった話

事件は3月中旬ころに起きました。

朝、いつものように自転車で仕事に向かおうと自宅の駐輪場に向かうと…
無い!昨日止めたはずの自転車が無い…!

アパートの駐輪場なので、そこになければもう他に探す場所もありません。
頭が真っ白になりながらもとりあえず仕事に向かいます。

「夜になったら戻ってきているかもしれない」
そんな淡い期待を抱いて仕事から帰るも、そこに自転車の姿はなく。

とりあえず最寄りの交番に盗難届を出し、奇跡が起こるのを待つも1週間経っても、2週間経っても連絡は来ず…
「もう見つからない…」と完全に諦めました。

今回やりきれないのは盗られたシチュエーション。
施錠をしていたのはもちろんですが、アパートの駐輪場という住人しか立ち入るとは思わない場所であったこと。
しかも、僕のアパートの駐輪場は通りにそのまま面しているわけではなく、半地下の敷地内にあります。

なので、犯人はわざわざアパートの敷地内まで侵入して僕の自転車を盗んだことになります。しかも、同じようなタイプのクロスバイクが他に何台もある中で僕の自転車がピンポイントで盗まれたのです。

「なんでわざわざ他人のアパートにまで入ってきて自転車を盗るんや」
鮮やかな青色の車体が特徴でお気に入りだったので、本当にショックでした。

盗難届を出した以上、もう警察に見つけてもらうしか術はなく。
それでも何か出来ることはないかとネットで情報を探していると、
「火災保険で自転車盗難の補償がしてもらえるかも」という情報が。
名前のイメージからすると「火災だけ」補償してもらえそうな気がしますが、大雨や台風といった自然災害、更には盗難や破損といったケースに対応してくれることも。

藁にもすがる思いで管理会社に連絡すると、
「こちらでは詳細が分からないので」と保険会社の番号を教えてもらい、そちらに掛けてみることに。

アパート敷地内で盗難にあった旨を伝えると、盗まれた日時や簡単なヒアリングがあり、書類が送られることが伝えられ電話は終了。
※申請書類には盗難届の受理番号を記載する欄があるので、警察への届け出は必ず行うこと

後日、保険金申請の書類が届き各項目を記載して送り返します。
(氏名や住所、盗まれた状況や防犯登録番号など項目は簡単なもの)
盗まれた場所である駐輪場の写真はメールで送付し、書類到着後に最終確認の電話があり、手続きはこれにて終了。

数日後、指定した口座に保険金が振り込まれていました。

ちなみに、僕は盗難にあった自転車を19800円で購入していました。
購入したレシートなど価格を証明できるものは手元にありませんでしたが、ヒアリングや書類をもとに適正価格であるかは保険会社が判断してくれるので特に問題はなく、申請した19800円がそのまま振り込まれていました。
そして、その保険金で無事新しい自転車を購入しました。

今回保険適用のポイントとなったのは、
自宅敷地内であったこと。

外出先や自宅の塀の外で盗難にあった場合は対象外で、火災保険はあくまで敷地内にあった「家財」が補償対象になるのでご注意を。

本当に許せない自転車窃盗ですが、その被害は後を絶たず。
これは調べてみてびっくりしたんですが、アパート敷地内の駐輪場での自転車窃盗って結構あるみたいです。
住宅敷地内といっても全く安心はできないようです。

ただ、場合によってはこういった形で補償が効く場合があるようです。

思った以上に簡単に保険金申請は出来ます。
一人でも多くの方に伝われば幸いです。

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