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8扉青ブタ

割引あり


はじめに

こんばんは、".EXE(エグゼ)"と言います。

青春ブタ野郎シリーズの追加ブースターパックが出ておよそ1ヶ月半、ネオスタンダード環境の大会シーンで1番見かける型は圧倒的に8扉が多くなりました。

私は昨年青ブタの追加が決まった瞬間からタイトルカップで勝ちたいという思いがあり、タイトルカップの参加者はネオスタンダード環境のデッキをそのまま持ち込むケースが多いことから8扉を仮想敵として研究してきました。その過程で自分がネオスタンダードの大会に持ち込んでもいいと思えるほど8扉の理解が深まってきたので、(年2回を目標にしているnote投稿の一環として)今回は8扉の紹介をしていきます。


余談な上に私事な話ですが、今年の私のヴァイスシュヴァルツの購入は青ブタだけで終わりの予定です。昨年はオーバーロードだけしか買いませんでしたし、本当にコスパのいいカードゲームだなと感じます。ありがとうヴァイスシュヴァルツ。後期も使えることを願ってます。

デッキの特徴

このデッキはフィニッシャーである"君と過ごした一年間 桜島麻衣"を中心にデッキが構成されています。このカードの詰め性能自体はいわゆる"運だけ"と言われがちで安定した出力が見込めないことから賛否両論あるかとは思いますが、ロングリーサルの可能性を持ってる詰めがあることがまず1つの特徴になります。

このカードの効果を最大限発揮できるように、デッキには4種類以上の思い出に送るカードが採用されています。

そして思い出に送るカードは基本的にストックを必要とするので、そのサポートとして"遠回りな解決法 梓川咲太"と"買い物帰り 双葉理央"が本記事投稿日現在('24/05/03)では採用されていることが多いです。

これを扉等を用いて使い回すことによってストック量を増やすことが出来るので、先程の思い出にカードを送ることや、8扉を活かした手札の増強も相まって思い出、ストック、手札を増やすことで圧縮率の高い山札を作ることが出来るのがこのデッキの1つの特徴となります。


また追加弾で新登場した扉を参照するカードに優秀なものが多いです。

扉を参照するカードの中で"思い出の数々"以外はトリガーした時に誘発する効果で、特に"二人きりのお泊り 桜島麻衣"は扉をトリガーするだけでパワーの補助だけでなく相手のキャンセル率が下がる可能性がある強力な効果があります。

"卒業生 桜島麻衣"と"夢の続き 梓川花楓"もトリガーした時に誘発する効果で、共にパワーの補助があります。特に集中は更なるトリガーも狙いにいけるので強力です。

トリガーすることの価値が高いデッキなので、トリガーチェックが2回出来て且つ扉のCXコンボである"不可思議なカルテ 桜島麻衣"と、トリガーチェックを2回行うための記憶条件である"積み重なる思い出 桜島麻衣"が採用されています。

扉をトリガーすることでパワーラインの強化や打点の通しやすさ等、手札を増やす以外のメリットがあることもまた、このデッキの1つの特徴になります。

軽くまとめると、8扉青ブタは強力な詰め性能がある一方で圧縮率の高い山札を作るデッキとなります。ターンを返すと詰めきられてもおかしくなさそうなのに、今詰めようと思っても詰めれる気がしない、という状況を作り出しやすいことが8扉青ブタの強みの1つだと思います。

デッキリスト

画像はUTool様より

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