スマホ卓球部

とんちぼさんのこの記事を読んでいて
思い出した！

そうなのよ！！
卓球は場所をとらなくて
誰でも気軽に楽しめる
なかなかよいスポーツなのよね！
だから…
…
だから、
卓球台を買って
うちのリビングに置こう！！
と
真剣に真剣に考えたことがある。

なぜわたしが熱心に
卓球台購入を検討していたかと言うと、
そのころ我が家で
めちゃくちゃ卓球が流行っていたからだ。

我が家の4人の子どもたちは
ハンドボール・バスケ・サッカー・ダンス・水泳…
をやっていたが、
卓球部はいない。

わたしも夫も
卓球は
かすったこともない。

が、
我が家に突然
卓球の一大ブームが来たのだ。

その名も
「スマホ卓球」

火付け人は
運動神経抜群の
次男だ。

スマホ卓球は
当時高校生だった次男のクラスで
静かに行われていた競技だ。

ピンポン球と机とスマホがあれば
いつでも誰でもできる。
ラケットは不要。

そう…
ご想像通り…
スマホでピンポン球を打つのだ。

初めて目にしたときは
びっくりしたのだが、
なかなかに
奥深い競技だ。

運動神経抜群で
負けん気の強い次男は
この競技に非常に真剣に取り組んでいて、
スマホの持ち方や打ち方を研究し
回転をかけたサーブが打てるようになった！
と自慢していた。

それを見ていた長男も
オレは温泉行くとけっこう強いんだぜ
と言いながら参戦。
器用な三男も
オレもシロウトの中では最強だ
と言ってマイスマホを構え、
そうして我が家に
スマホ卓球ブームが訪れた。

我が家の子たちは
一度ハマると
激しくのめり込む。
ハマっている姿を見ているうちに
うっかりわたしもつられて
スマホ卓球の観戦に取り憑かれてしまった。

そんなにみんなが
一生懸命に
この競技に取り組むのなら…
と
わたしは
卓球台の購入を真剣に考えた。

うちのダイニングテーブルは
四角形ではないから
スマホ卓球に適していない。

なんなら
ダイニングテーブルの代わりに卓球台を置いて
みんなで
そこでご飯を食べようか？

スマホ卓球の手を止めて食事をし
食事を片付けて
またスマホ卓球をすればよい。

あ、
シューズもあったほうがよいかな？
そして
もしかしたら
スマホ卓球から
ホンモノの卓球に興味が湧くかもしれないから
そしたらラケットも用意せねば！
…うーん、
けっこうな投資だな…

考えているうちに
ブームは去った。
熱しやすく冷めやすい子たちで
助かった。

わたしも
熱しやすく冷めやすいので
今日の今日まで
卓球台を買いたかったことを
すっかり忘れていた。

とんちぼさんのせいで
ブームが再来したら
どうしよう…

※ご注意※
これを読んでスマホ卓球に興味がわいた方、
スマホ破損には責任持てませんので
全力のスマッシュには
ご注意くださいね😂