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PTAのことを聞かれてうっかり勘違いしそうになった話

先日
近所をウロウロしていたら
知り合いに呼び止められた。

小学校のPTAのことで
相談乗ってください〜!

と。


わたしは現在
地元公立中学校のPTA会長なのだが、
中学校PTA会長の前は
小学校PTA会長をやっていた。

声をかけてきた知り合いは
わたしが小学校でPTA会長をしていたときに
委員を引き受けてくれていたひとだ。


彼女は今年も
その小学校PTAの役割を
引き受けているのだが、
誰とどうやりとりして
何から始めたらいいやら
脳内迷子になってしまったようで、
いいところで会えました!
どうしたらいいか教えてください!

と言う。


うんうん…

彼女の話を聞いているうちに、
どう進めたらいいですかね?
とか
どんな内容をみんなに伝えたらいいですかね?
など
意見を求められてきた。

わたしはうっかり
それはこうしたらいいよ!
と答えそうになり、
おっとっと…
と思いとどまる。


危ない危ない
出過ぎるとこだった。

わたしは
小学校では
もう会長じゃない。

以前はこうやってたよ
を伝えることはできても、
わたしの意見を主張しちゃダメだ。

いまの会長や
いま携わっている人たちを
尊重しなくちゃいけない。

旧会長の発言が
重みを帯びてはいけない。

彼女から、
あの時はお世話になりました!
とか
改革進めてくれたおかげでよくなりました!
なんて言われて、
感謝の言葉をもらってうれしくて、
うっかりわたし
勘違いしそうになったわ。



そうだね。
まずは会長さんに相談してみるといいよ。
で、今のメンバーでよく話し合ってみたら?

と伝えたわたし。

そうですね!そうしてみます!
と彼女。
わたしに話したことで
すこーし頭の中も整理できたみたい。


ありがたいことに
わたしが始めた
負担削減の方針は
引き継いでくれているようだ。

しかし
また昔の状態に戻ろうとも
わたしは
もう退いた人間なので
いまの人たちを信じて
いまの人たちにお任せしよう。


相談役と称して
卒業後もPTAに残り
院政を敷く会長を
見たことがあるが、
わたしはそうなりたくないんだよな。

常々そうは思っているのだが、
わたしはうっかりするから、
いつも胸に手を当てて
勘違いしてないか
自問自答していかなくちゃな。


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