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私にできること

記録:2023.10.28

以前、こんな質問をされた事がある。

『君は、何を還元するモデルなの?』

その時の自分はまだ幼く、浅はかで
うまく言葉にして答えることができなかった。

時間が経ち、変化したからこそ言える
『今の私の考え』を下に残す。



まず、紐解きからはじめることにする。

モデルとは?

モデル(職業)-絵画や彫刻や写真の題材や主題を提供するために、ポーズをとる仕事やその仕事をしている人のこと。身体像を提供する仕事や人。芸術目的、学術目的、商業目的など、様々な分野がある。

wikipedia

では、被写体とは?

被写体とは、写し撮られる対象。

wikipedia

wikipedia大先生には、
そのように教えてもらった。

世間一般的に、『モデル』と聞くと
ファッションモデル等をイメージする人が多く
容姿やスタイルに秀でた人がやる仕事として
認識されている気がしている。

けれど、本当にそこが全てなのだろうかと
疑問に思う

その定義上で、今の私を現すのならば
『やりたいイメージを叶えるモデル』
なのではないかと思う。

そんな当たり前のことを今更何言ってるんだと
言われればそりゃそうとしか言いようがないのだが、これが精一杯の私なりの言葉なのである。

撮りたいもの、やりたいこと、
表現したいことの為には
『容姿端麗』以外にももっと大切な部分が
あると思っている。

確かに写りが綺麗なこと、は写真において
大切な要素の一つかも知れないが

写真は鏡。
カメラマンさんの心情や気持ちが写りこむと
思うからこそ、『見た目』よりも
『写っている中身』がとても大切だと私は思う


つい先日、『超二流の写真家』という本で
こんなような文を読んだ。
(多少、解釈違いもあるかもしれないが)

ー私は同じ写真を何度も撮れる『一流』では
ないが『超二流』であり、自由であるし
ある意味、それが強みがなのだと。

私は『容姿端麗』ではないが

カメラマンさんの気持ちや考えを吸収し
それを表現できるタイプだと思っている。

故に同じ写真は同じ人とでも撮れない。
(当たり前だが)…『二流』なのである。

けれど『二流』だからこそ自由であり強みであり
できる事があるのだと思う。

私は私を通して、その人自身を投影できる
鏡のようなモデルでありたい。

そしてそれと共に
写真を好きな気持ちを思い出すキッカケが
作れたら(おこがましいが)それで良いのだ。


きっと、それが
『私にできること』  であり
『私にしかできないこと』。

『写真が大好きな私』ができる
最大の『還元』だと思う。

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