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【車メンテナンス】車に乗っていなくてもエンジンオイルの交換は必要なのか?今の車は丈夫だから交換しなくてもいい!?

エンジンオイルは
いつ・どこで・だれに(聞けばいい)・なにを・なぜ・どのように
交換すればいいのか、そもそも交換が必要なのか元整備士がお伝えします!!

※ ちなみにこれらはわかりやすく説明していることもあり、正確に言うと違うところもありますご了承ください。

1.エンジンオイルとは

その名の通りエンジンのオイルだ。

・・・

冗談はさておきエンジンオイルについて簡単に紹介しよう。
※これ以降はまじめな話になります

オイルと聞いたら油、
機械に使う油といえば、
潤滑のイメージがあると思うが
エンジンオイルには
それだけでなく5つもの効果がある!
また、その他にもオイルには
特徴(性質)がある。

エンジンを守るための5つの効果

1.潤滑
   エンジンをスムーズに動かす。 
           正直これが一番大事!!
2.密封
   動作部分の隙間を埋めパワーが
           逃げないようにする
3.冷却
   ガソリンの爆発による熱を冷やし
           オーバーヒートを防ぐ
4.洗浄
   爆発により発生する煤や摩耗による
           金属片をオイルに取り込む
5.防錆
   エンジン内部の錆を防ぐ

それぞれの詳しい説明は
企業のサイト等をチェック!
画像付きでもっと詳しく説明されてます!

オイル自体の特徴

熱や寒さに弱い(適正温度がある)
熱により密封効果が落ちる(オイルがサラサラになってしまう)
※これがこの後何回か出てくる重要なキーワードとなってくる!!!

混合物
エンジンオイルはただの油ではなく、多くの役割のために様々な成分を混ぜている。

2.そもそもオイル交換は必要なのか

オイルが劣化する原因

  • 洗浄効果により、爆発により発生する煤や摩耗による
    金属片などの汚れをオイルに取り込むため

  • 長時間の渋滞や急発進、スポーツ走行などによる熱(適正温度がある)

  • ちょい乗りにより適正温度にまでエンジンが温まらず空気に含まれる水分が燃焼時蒸発せず残ってしまうため乳化してしまう

※乳化・・・本来、油と水は混ざらないが、
      エンジンオイルは混合物のため、
      いずれかの成分が油と水分をつな    
                  ぐ役割をするため発生する

  • 車に乗っていなくてもオイルは食用油と同じように酸化する(サラサラになる)
    ※サラサラになるとどうなるのかはオイル粘度と一緒に説明するので下記

オイル交換をしないことによる弊害

  • 上記で挙げた5つの効果が弱まる
    なかでも、潤滑作用が弱まりピストンの動きが悪くなる、
    密閉作用が弱まりパワーが伝わりにくくなることによって
    燃費が悪くなってしまう!!

  • ピストン(正確にはピストンリング)が摩耗してオイルが燃焼室に入り込んでしまい、オイルが燃えて減ってしまったり、
    金属同士の隙間を埋めているゴム(ガスケット)が乾いてしまうことによってオイル漏れが発生する。

※オイルが減ってきてもチェックランプは付きません!!
ほとんどオイルが無い状態にならないと付きません。

 オイルがない状態=上記5つの効果が無い
最悪の場合走行中にエンジン止まります。。。
オーバーヒートの原因にもなりえ、エンジンが使い物にならなくなります。


ここまでお読みいただきありがとうございます!この先はオイル交換の頻度や交換場所、オイルの種類について紹介していきますので気になる方は記事の購入をお願いいたします!

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3.オイル交換の頻度(持論)

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