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言葉帖

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出会った良い言葉は言葉帖というノートに集めています。私の好きな言葉たち。
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サウダージは「私とあなたではなく、私と私の恋心との関係を歌った名曲」というコメントを見たことがあり、印象に残っています。まったくもってその通りですね。

私は私とはぐれる訳にはいかないから
いつかまた逢いましょう その日までサヨナラ恋心よ

ポルノグラフィティ『サウダージ』

何度でも言うんですけど、『さよーならまたいつか!』の「人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る」が好きで、あの伸びやかな音程と静かな覚悟に美しさを感じます。

モーニングページを書き始める時、よく聴いてます。集中して静かな世界に入っていける感覚があります。

自分のペースを取り戻したい時、「さよーならまたいつか!」を聴いてます。米津さんの曲は氣の流れが整うような感覚があります。「POP SONG」も好きです。

君だけの歌歌ってくれ

米津玄師『POP SONG』

カウンセラーの佐原さんのブログ『繊細すぎて生きづらいあなたへ』が好きです。
佐原さんの静かで精妙な文章は「個人的であればあるほど、普遍的になりうる」ことを教えてくれました。特に好きな記事です↓

村上春樹氏に見る内向型のもう1つの道
http://forhsp.info/archives/40

▶︎人知らず辛い道を選ぶ
私を応援してくれる
あなただけを友と呼ぶ

宇多田ヒカル『Prisoner Of Love』

これも自分がたしかに望んだ道を歩む覚悟が胸に迫ってくる歌詞です。秘密めいたメロディーも好き。

「人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る」という歌詞が美しいのは、人が地獄と呼ぶ先にわたしはたしかに春を見るという迷いのなさを感じるからです。自分にとっては地獄ではないという凛々しさ。

聴いているうちに宇多田ヒカルの「Prisoner Of Love」を思い出しました。▶︎

花の雨が降るこの道は変わらず
腕を絡め歩きたいな

GARNET CROW「夢みたあとで」

花の雨のような枝垂桜を見て、
この歌を思い出しました。

この星に消灯時間がおとずれるときも
手を繋いでいましょうね

笹井宏之「えーえんとくちから」

大好きな短歌。誰かとこういう関係を築いて世を去れたら最高だなと思います。

つぼみより(きみがふたたびくるときは、
七分咲きにはなっていたいな)

花の季節になると思い出す、
笹井宏之さんの短歌。
つぼみ目線がとても可愛くて好き。

人よりほんの少し努力するのが苦しくなくて
人よりほんの少し簡単にできること。
それがお前の才能だ。
それを見つけたらしがみつけ、
必ず道は開く。

朝ドラ「エール」で聞いたこの言葉をずっと大切に思っています。