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AKI INOMATAと真珠貝

「「貝」を考える 時空超えた美と価値」と題した拙記事が、日本経済新聞社のウェブマガジンNIKKEI Financialで公開になりました。金沢21世紀美術館(金沢市)で行われている現代美術家AKI INOMATAさんの展示「アペルト16 AKI INOMATA Acting Shells」(2022年9月11日まで)および関連プログラム「アーティスト・トーク 石堂和博 × AKI INOMATA」(2022年6月4日)を取材した内容です。AKI INOMATAさんは、ビーバーに樹木をかじらせたものが彫刻作品になるのか、といった、芸術の根源への問いかけをすることで知られる美術家です。

電子マネーや仮想通貨が普及している現在、貨幣とはいったい何なのかを、貨幣として使われた歴史を持つ「貝」を通じて問いかけるとどうなるのか。真珠貝を通じた美術家としての独特のアプローチは、とても美しく、そして興味深いものでした。

NIKKEI Financialの記事についてはごく一部の紹介となりますが、下記に引用いたしました。有料読者登録もしくは、有料登録済みの読者からの「ギフト」によって全文を読むことができます。

その「貝」に、特別な思いをもって接している現代美術家がいる。生き物との関わりなどをテーマにした作品を国内外で発表してきたAKI INOMATA(あき・いのまた)だ。

金沢市の金沢21世紀美術館で行われている展示「アペルト16 AKI INOMATA Acting Shells」(9月11日まで)でINOMATAは、貝をテーマにした4件の作品を展示している。同館で6月4日に行われた関連プログラムでは、鹿児島県・種子島の広田遺跡ミュージアムの石堂和博学芸員との対談で、貝に関するさまざまな知見と思いを語った。

NIKKEI Financial
「アペルト16 AKI INOMATA Acting Shells」(金沢21世紀美術館)展示風景/タイトル画像も
スクリーンの映像は《貨幣の記憶》と題したAKI INOMATAの作品の一部。美しい! 《やどかりに「やど」をわたしてみる》《Lines-貝の成長線を聴く》など貝をテーマにしたほかの作品も展示されている。
※同館の許可を得て撮影した写真です。


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