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【雑感】SDGsバッチをつけている人を胡散臭いと思っているのは私だけ?

サラリーパーソンと思える人がSDGsのバッチ(17色の丸いやつ)をつけている姿を街でよく見かけます。

もちろん、SDGsの理念や考え方についてはもちろん大賛成なのですが、SDGsバッチをつけている人は胡散臭いとしか思えません。
(あくまでも個人的な意見です)

 
「一人一人が考えて行動することが大事」なはずなのですが、社員全員にバッチをつけさせている会社もあるようで、「あざとさ」が見え隠れして気持ち悪くもあります。

 
そして、そんな街中でSDGsバッチを付けたサラリーパーソンに対して

「SDGsについて説明してください。そして貴社がSDGsに取り組む理由を教えてください。」

と質問したら、適切な回答ができるでしょうか?


 
あるヨーロッパ在住の日本人ジャーナリストの記事には、ヨーロッパの人々が、日本人がSDGsバッチをつけている姿を見たコメントとして

「日本は何か謎のカルトに入っている人が多いの?」

「それとも、あのカラフルな丸いバッジは国による強制なの?」

「いや、神道の決まりじゃない?」

と真剣に聞いてくるそうです。


あのバッジはヨーロッパでもアメリカでも売っている場所がないそうです。

やたらと日本人だけが胸に付けているので「日本の特殊な習慣?祈祷?」と思われても仕方ないでしょう。(そもそも日本には謎の習慣が多いですからね。)



私があえてSDGsを説明するとしたら?

『近江商人の三方良し(売り手良し・買手良し・世間良し)』+『(未来良し)』の「四方良し」を目指す「お墨付き」の企業変革・営業促進サポート・スローガンでしょうか?

この説明もイマイチですね(笑)


SDGsの17の目標は、言われてみれば「そのとおり」という素晴らしい異論を挟む余地なんてない美辞麗句ばかりです。

だからといって、みんなが反対できないという目標だから、それが「正しい」とは限らないでしょう。


「経済的合理性と社会的合理性の視点を持つことで新たなビジネスチャンスをとらえる」

「社会課題解決に向けた取り組み(事業)を行うことで会社の社会的信用力を高める」

といった観点から企業としてSDGsを活用目的を明確にすれば、まだ理解できます。



私が以前勤務していた金融機関(生損保)のホームページを見て、噴き出しました。(大笑いしました。)

目指すゴール下図の16で

該当ターゲットが?

『16.5あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる』

ことだそうです。


「おいおい、具体的にどんなアクションをするの?」

正義の味方として、生損保業界や他業界の
「汚職や賄賂を大幅に減少させる」
のでしょうか?


「いや待てよ、アフリカ諸国の汚職や賄賂を大幅に減少させる活動を行う」

流石!日本の大企業!


そんなこと あるかい!



もしかすると、汚職や賄賂は、自社内のことなのでしょうか?


会社のホームページに記載されていて、株主などのステークホルダーにもオープンにしているのですが、

私は「ん~ん 何か違うんじゃないかな?」としか思えません。



「SDGsウォッシュ」とは?

「SDGs」と「whitewash(ごまかす、うわべを取り繕う)」を組み合わせた造語。
SDGsへの取り組みをしているように見えて、その実態が伴っていないビジネスを揶揄する言葉。
 

ユニクロを運営するファーストリテーリングは、2020年に新疆ウイグル自治区に住むウイグル人を強制労働させていると指摘されました。

ユニクロが強制労働させていたのか?真偽の程は分かりませんが、

企業がサプライチェーンの実態を把握できていないと、SDGsウォッシュが起こりやすくなると警告している事例かもしれません。


各アパレル・メーカーの社員がSDGsの理念や考え方を理解しているのならば、世界中の社会問題となっている「衣料の大量廃棄問題」は減少していくはずです。


貴方は、お子さんから

「どうしてSDGsを勉強しないといけないの?」

と聞かれたら、何と回答しますか?



繰り返しになりますが、私は、SDGsの理念や考え方について反対しているのではありません。

「なんちゃってSDGs」や「SDGsごっこ」をやっているのに、学級委員や風紀委員のように、正義の味方気取りの人々と企業や役人が胡散臭いとしか思えないだけです。


「自分の無知にアクセス」

「自分の無知を知ることから学びが始まる」

このことに気がつき、マイルス・デイヴィス師匠に教えてもらったのが?

両義性(ambiguity)

一つの事柄が相反する二つの意味を持っていること
対立する二つの解釈が、その事柄についてともに成り立つこと。


つまり、一方向からの視点だけでなく
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「鷹の目」
多角的な視野を持つ必要がある



リアルタイムで、その当時の時代背景などを知っているので、自分にとっては理解しやすく、新しい発想のアイデアを示唆してくれる

ヒップホップ



受け身ではなく、自ら進んで「疑問を持ち」「興味をもって」「積極的に調べる」ことが重要な時代でしょう。


ここまで読んでくれた方

新しい何かの提案や意見があった場合に

「それは厳しいね」「それは無理だね」

と頭から否定する言葉を止めて、返答を変えましょう!


「それ面白いね」「楽しそうだね」



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