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神さまが語るパンゲアの歴史#3

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本の紹介


バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。

神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上、重要な岐路に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまったスピリット ('Spirit')と意志('Will')を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア (パン)、レムリア、アトランティス時代の歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。本当の歴史をいま知りたい方は、ぜひこの本を読んでくださいね。昨日のテキストに続いて「パンの大陸」の章の#3になります。今日はとても美しいセンテンスがあってワクワクします。


今日のテキスト: 「パンの大陸」 (#3)

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地球の密度は上がり速度は遅くなったので、まるで魔法が消えてしまったかのように具現化やシェイプシフトをすることが難しくなりました。地球の密度が上がったわけをみなさんにしっかりと理解して欲しいので、地球で何が起こったかについてお話したいと思います。地球の歴史を知ることで、どうして現在多くの人が「生きるためには、働いたりお金を相続したりしないといけない」と感じるようになったのか理解できるようになります。みなさんが自分の本当の気持ちに正直になることがでれば、「今の地球は本来のあるべき姿ではない」ということや「人間は『何かを得れば何かを失う』という観念に制限されている」ということに気づくでしょう。

昔むかし、パンという大陸がありました。パンの空気はお花のような香りがして、地面は柔らかく苔や草が生え、浜は砂に覆われていました。石は宝石で、水はキラキラ輝きながら踊る液状の光でした。天気や季節はスピリットの気分を反映して変化していました。このようなパンの調和は素晴らしいメロディーとして体現されていて、木々を通り抜ける風や海の波までもがそのメロディーに合わせてリズムを刻んでいました。猿や猫、あらゆる鳥は、妖精たちと一緒に歌って踊りました。魚や人魚は海の中でも歌いました。空が金色に輝く日中も、柔らかな青色に染まる夜の間も、ありとあらゆるものは色鮮やかに光り輝いていました。望んだものはとても簡単に具現化したので、愛情深いスピリットが木に手を伸ばせば、瞬時にその木に花を咲かせることができました。スピリットの「こうだったらいいな」という気持ちの影響を受けて、現実は魔法のように絶えず変化していました。

パンはとても魅力的で自由なところで、いつも素晴らしい音楽が響いていました。実は、多くのおとぎ話はパンに基づいてつくられています。とても素晴らしいパンのお話をしていると、私はついうっとりしてしまいます。もともと地球にいたスピリットたちは、「自分もパンに住みたい」と言ってくる多くのスピリットを地球に受け入れました。しかし実際には、このようにして地球に入ってきたスピリットの多くは、内心「地球の在り方は間違っている」と思っていたのです。宇宙からパンにやってきたスピリットは、実際は地球を侵略しながらも「侵略などしていない」と言い張りました。このようなスピリットは戦争が好きでしたが、口先では「私によってつかわされた兵士だ」と自称しました。もともと地球にいたスピリットは、私に対して反抗的な気持ちを抱きながらも強い恐れを持っており、私に直接事実を確かめられませんでした。地球のスピリットは「自分たちがあまりに早く私のもとを去ったために、私が怒っているのではないか」ということを恐れていたのです。そのために「あなたは間違っている」と言いにくる戦い好きのスピリットは、もしかしたら私の代弁をしているのではないかと怖がりました。また、私の罰を受けることを絶えず心配していました。

もともと地球にいた妖精のスピリットは「兵士たちには行くべき所が他にある」ということがわかっていませんでした。また兵士たちは戦争によって呼び起こされた存在であり、行く先々で争いを引き起こしているという事実も理解していませんでした。

一方で兵士たちは「自分たちは地球を脅威から守るためにやってきて、目には見えない危険から地球の幼稚なスピリットを間一髪で助けたのだ」と主張しました。

このような兵士たちは、「あらゆる場所に危険が潜んでいる」というものの見方を好んだので、実際にどこに行ってもすぐに危険を察知してはスピリット間の争いを見つけ出しました。疑心暗鬼な兵士たちの目には、危険と闘争しか映らなかったのです。

「地球で新たな危険を見つけた」と兵士が言い張るたび、地球のスピリットは「実際に地球は危険なのかもしれない」とますます恐怖を感じるようになりました。そうして地球のスピリットはどんどん混乱してきました。「もし本当に身近な場所に危険が潜んでいるなら、もはや自分たちは以前のように楽しく自由気ままに暮らしていいのかわからないな」と地球のスピリットは不安に思いました。一部のスピリットは「神と全宇宙の生命体にとって、闘争と争いは不可欠なのかもしれない」とさえ怖がっていました。

地球のスピリットは、もう私を頼ることはできなくなり、宇宙の在り方についての自分の考えも信じられなくなりました。また同時に、このような兵士たちの言いなりになることも恐れていました。地球のスピリットは「神は自分たちのことを好きではないので、もう地球を見放したのではないか」と思ったり、「自分たちにはあまり価値はないのではないか」とさえ考えました。地球のスピリットのこのような自己否定のジャッジが、のちに現実を変えることになりました。「ありのままの状態で、自由にものごとを創造することは不適切だ」と考えるようになり、みんなが秩序を守らなければならなくなったのです。地球のスピリットのこのような恐怖を反映して、兵士たちは「地球のスピリットは神の声をちゃんと聞けていない」と言いました。また兵士たちはこのようにも言いました —「我々は神によってつかわされ、地球に介入しに来たのだ。恐怖に満ちた宇宙の現実から地球のスピリットを守りに来たのだ。」兵士たちは嘘をついていましたが、最初、地球のスピリットは彼らを疑いませんでした。

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©️2023. T's Kid. All Rights Reserved.
Revised: 2024.1.24


訳者コメント


神さまもうっとりしてつい「叙情的に」語ってしまうパンのまあ美しいこと❤️このような文章を翻訳するのは時間を忘れるぐらいわくわくするし、大変光栄に感じます。もしも夢のようなパンの時代を可視化するようなYouTubeがあれば、恍惚になって永遠に見みれちゃいそうです。ところで前回のテキストに登場した「フェアリーとエルフ、ブラウニーとピクシー、ドワーフとノーム」は、日本語では全て「妖精」になるのですが、一言では括りきれないほどそれぞれ違う個性を持った種族のようです。フェアリーはオラクルカードでよく見るティンカーベル🧚のような妖精で、ヨーロッパ全土の伝承に記録されています。エルフはよく庭に飾られている小人のような姿形をしていて北欧のゲルマン神話で伝えられて来ました。少し細身のブラウニーはスコットランド出身で家事を手伝ってくれ、ピクシーはイングランド出身で地下世界に住んでるのだそう。ゲルマン系のドワーフはずんぐりしていて採鉱が得意、そしてノームは木の根っこの下にステキなお家を持ち、とても長生きなので髭を生やした老人に見えるそうです。(最近読んだノームの生態についての本がめちゃくちゃ良かったのでぜひ!) 妖精や「小さいおじさん」がみえる友達は複数いますが、残念ながら私はまだみえた経験がありません。バシャール曰く「自然に触れて」、「自然にゆだねる」ことがコツのようです。キノコが妖精の仲介をしてくれると言うステキな噂も聞いたので、いつみえるのかわくわくしながら自然の中を散歩したいと思います。


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