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神さまが語るパンゲアの歴史#13

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本の紹介

バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。

神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上、重要な岐路に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまったスピリット ('Spirit')と意志('Will')を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア (パン)、レムリア、アトランティス時代の歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。本当の歴史をいま知りたい方は、ぜひこの本を読んでくださいね。今日のテキストは「パンの大陸」の章の#13です。神さまは、決闘のあと石になってしまった光の魔術師🧙‍♀️を救おうとしたことや、決闘の余波がどんな影響を地球に及ぼしたかについてお話ししてくれます。


今日のテキスト: 「パンの大陸」 (#13)

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光の魔術師は石の中で恐怖を感じて窒息しそうになり、パニックになりましたが、それでも石の姿から抜け出せませんでした。パニック状態の光の魔術師は、自分を石から救い出そうとする私の存在を感じました。しかし光の魔術師は私の助けを拒みました。というのもその時の光の魔術師は、怯えきっていて狼狽して混乱しており、そのような存在が私であるという確信が持てなかったのです。またみんなに「お前は決闘の敗者だ!」と面と向かって宣言されるという考えに囚われていたので、他の可能性もあるということに気がつきませんでした。光の魔術師は「神さまをがっかりさせてしまったのではないか」と恐れていました。また「神さまも僕をジャッジしているに違いない」と思って、その石の中で激しく自分を責めました。

闇の魔術師は石になった光の魔術師を嘲笑いながら「決闘の勝者は私だ」と宣言しました。闇の魔術師を応援していたスピリットは、ちょうど光の魔術師が恐れていたように、光の魔術師に罵声を浴びせました。

私はこの魔術の決闘を「善と悪の戦い」だとは思っていませんでしたが、地球ではそのように思われていました。光の魔術師は石の中からでさえも「今や闇の魔術師が地球を支配するのだ」と地球のスピリットが怯えているのを感じていました。光の魔術師は「今さら自分が何をやっても手遅れだ」と感じました。また「地球にいるすべての存在を失望させてしまった」とも思っていました。光の魔術師はその石に閉じ込められながら、自分の気持ちに押しつぶされそうになり、ひどい痛みを
感じていたので、あらゆる方法で痛みから自分を切り離そうとしました。

光の魔術師は痛みから逃れるために自分の意識をできるだけ石から切り離したので、石の中には分離した光の魔術師の意識が残りました。結果として一番ひどい痛みはその石の中にとり残されました。地球で光の魔術師の存在を100パーセント取り戻すには、この石に残された光の魔術師の意識を統合する必要があります。

光の魔術師の分離した意識がなんとか石から抜け出しても、誰もそれが光の魔術師だとわかりませんでした。唯一、闇の魔術師は他のスピリットには恐すぎて見れないものを見ていたので、それが光の魔術師だと気がつきました。闇の魔術師はすぐに光の魔術師の意識の断片に飛びかかり、まだ混乱している光の魔術師を力でねじ伏せて、衆人環視しゅうじんかんしの中でむさぼり食いました。しかし誰もそれに気づいていないようでした。闇の魔術師が決闘の場を立ち去る時、彼の手下たちは地面に落ちている石を拾い上げて闇の魔術師の後ろをついて行きました。

このような魔術の決闘の影響から逃げおおせることができたのは、走って身を潜めた者だけでした。このように走って逃げたスピリットは闇の魔術師と直接対面することからはまぬがれました。しかしながら、そのように逃げたスピリットも自分の感情からは逃れることができず、決闘の影響が何であれ、その影響を受けていました。走って逃げたスピリットが恐れの気持ちを否定していたかどうかに関わらず、魔術の決闘で光の魔術師に起こったことを目撃したスピリットはみんな恐怖で震え上がっていました。

光の魔術師は、魔術の決闘を始める前にはすでに自分の否定との決闘に負けてましたが、「光の魔術師は闇の魔術師に打ち負かされた」とみんなに誤解されました。闇の魔術師はこの誤解のおかげで、もし誤解されなければ得られなかった多くの権力を手に入れました。このようにして闇の魔術師は「闇の魔術師の力によって光の魔術師をねじ伏せた」という幻想をつくることに成功したのです。

この決闘以来、闇の魔術師はずっとこのような幻想をつくり続けてきました。

今日に至るまで、闇の魔術師はシェイプシフトの達人です。地球の人々は本当の気持ちを否定してきたので、闇の魔術師は力を持ち続けてきました。闇の魔術師はもうすぐ地球を去らなければなりませんが、地球には闇の魔術師に自分の力をあけ渡してしまった地球のスピリットたちがいます。このような地球のスピリットは本当の気持ちを否定しながら「闇の魔術師は自分より大きな権力を持っているんだ」と信じてきました。このようなスピリットが闇の魔術師に盗まれた自分の力を取り戻すまで、闇の魔術師は地球を去ることができません。ここにも、権力という観念に関して手放されるべきジャッジはたくさんあります。闇の魔術師は彼にとってふさわしい場所へ行きます。しかしながら私は、闇の魔術師に、本当の気持ちを否定した愛の存在を一緒に連れて行って欲しくないのです。

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©️2023. T's Kid. All Rights Reserved.
Revised 2024.2.8


訳者コメント

今週はフリースクールの教え子が救急車で運ばれて、解離性障害という診断をされました。彼女の大変な家庭環境を考えると、あまりにも辛すぎる感情で心が壊れないようにするために記憶喪失にして命を繋いだのかなと思います。来週は面会です。彼女が自分の美しい光を見つけますように。私の瞳が彼女の光を映し出しますように。神さま、どうぞお見守り下さい。

彼女ほど顕著に解離の症状がなくても、嫌だったことや辛かったことを思いだせないようにして生きている人は少なくないと思います。私も幼少期の記憶で思い出せないことがあったのですが、イギリスでカウンセリングをしていたら急に鮮明に思い出したことがあります。今日のテキストの光の魔術師もそうでした。彼は自分を分裂させることで、耐えられない痛みから自分を解放したのです。解離とは、とりあえずサバイブするには役に立つスキルですが、波動を上げるときにはバラバラになった自己をもう一度統合していくことになります。その過程で切り離した痛みや記憶を取り戻していくのです。ふと昔の嫌な記憶が出てきたときは、その時に傷ついた自分も全部まるっと優しく受け入れて統合していきます。闇の魔術師に明け渡した自分の力を取り返しましょうね。

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