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慎ましやかに生きる

今年、私は大厄だ。
女の30代には2度の本厄がある。数えで33歳と37歳。そのうち1つは大厄だ。
その前後を前厄・後厄とすると、32・33・34歳、36・37・38歳は厄のつく年になる。

しかし女の30代といえば、何かしらのターニングポイントになることは必至だろう。

現に私は、31歳(数えで32歳・前厄)で京都に引っ越してきた。そして年を跨いだ2月、大厄に当たる数え33歳の年に転職をした。

そう。私は転職チャレンジに成功し、4月から京都で正社員になる。今までの派遣の暮らしはおさらばなのだ。


大厄。
女の33歳は散々、男の42歳に死に、という語呂合わせからその年齢が大厄に指定されている。が、いつも思うことなのだが、日本人は本当にダジャレが好きだなと思う。
日本文化は好きだが、たまにこういう部分には「しょうもなッ」と思ってしまう。

統計としては女は33歳のとき、男は42歳のときに身体の不調が顕著に現れるともいう。女の30代は出産子育てが立て続いて体調を崩すことだってあるだろう。男の40代は働き盛りで無理をしがちだろう。そんなことは言われなくてもわかっている。
現に厄年の考え方が今のように定着したのは江戸時代以降だというし、私の生活様式としての手本の平安時代ではそんなことはなかったわけで(また突拍子もない事を言い出す)。

とはいえ何かしらが起こりやすい頃合いなのは確かだろう。


一説に、厄年のときに避けるべきこととして
・新しい事を始める
・大きな決断をする
が挙げられることが多いが、そんな事を言っていたら女は30代で何も出来なくなってしまう。

基本的に思い立ったら即行動のアグレッシブ人間の私は、京都に住みたい!となったので移住したし、定職につきたい!と思ったので転職した。
何かを恐れて行動しない、という考えはあまりない。

とはいっても引っ越しも転職もしてしまって、あと怖いものといえば健康面だろう。
健康診断では不整脈がある。子供のころから心雑音があるので、これに関してはそこまで危惧しているわけではないが、それでも自分の年齢を考えるとそろそろ健康面に気を遣う頃合いなのも事実だ。

なので、今年は慎ましやかに生きるを目標にする。
20代は人生を遊びつくすように行動しまくっていたので、30代は自分メンテナンスに向き合うことにしようと思う。

2月、手始めに整体に通い始めた。
長年の肩こりに加え、立ち仕事で反り腰+巻き肩になっている。
今年始めた着物の着付けに通ずる話なのだが、姿勢が悪いと着物を綺麗に着こなせない。
だから私は、整体で自分メンテナンスをすることにした。

あとは食事の改善と、適度な運動の習慣化だ。
長年、朝食はパン派だったが、そろそろご飯に変えてもいいのではないだろうか、と思うようになった。
運動も、新しい職場は徒歩でも30分で通える範囲になる。バス通勤の申請をしているが、天気が良くて快適な日には徒歩で通勤するのもいいかもしれない、と考えている。

なにはともあれ、自分を律する自律の精神を培いたいものだ。


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