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修身を会得するためには自分の事だけ考えよ

身を修めることは、プラットフォームを万全の体制にすることでいつでも出陣可能な状態にしておくという事だ。

だからキッチンやトイレはいつもきれいな状態にしておく。マイルームは整理・整頓ができている事が求められるのだ。

家庭であれ、職場であれ、戦争であれ、選挙であれ、修身が乱れている場合は負けやすくなる。だから事務所が汚い、勢いだけですべてを行うブラック企業は内部崩壊して終わるのだ。

かつての大日本帝国はまさにこれである。建付けでは修身を重視していたが、内部ガバナンスは壊れていた。すなわち上意下達性修身は修身ではなく、ただの臣民をコントロールするための道具にすぎなかった。ブラック企業と中身は同じでしょ。

物が机に溢れている、床に平気でゴミが散乱している家庭は必ずうまくいかないだろう。修身が家族成員間で共有されておらず、各々が時代錯誤のジェンダー分業で動いているからだ。

ここから本題だが、一般的に修身があれば、縦横無尽に他者貢献や社会貢献ができるという発想で捉えがちだが実は逆である。

他者貢献や社会貢献とは無縁に生きるから修身を会得できるのである。すなわち「忙しい状態」を作らないから修身なのである。

「忙しい状態」とはスケジュールに忙殺されて、思考が壊れている、もしくは壊れた思考の状態が日常化した状態なのだ。

ゆえに修身を会得するためには、まず快適な環境を自分で構築し、他者貢献や社会貢献はしない事を決めよう。すべては自分のために生きる。近現代日本人の大半は奴隷根性は身についているが修身は身についていないのだ。

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