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指揮者とは何か( #今朝の一言_ラッパの吹き方 )

毎朝7:30にTwitter(現X)の荻原個人アカウントとFacebook「ラッパの吹き方」ページにて「#今朝の一言_ラッパの吹き方」のタグをつけて音楽やトランペットに関するいろいろなことを書いております。

先日こんなことを書きました。

指揮者の棒に合わせる、という言葉を良く耳にしますが、あれは一体どういった意味なのでしょうか。
指揮の棒の動きをまるでメトロノームであるかのように絶対的なテンポの存在として見るのは良くありません。確かに指揮者はテンポを示す役割も持っていますが、機械ではないのでそんな正確に、しかも空中を漂う指揮棒に正確にテンポを合わせることは不可能です。

指揮者は人間メトロノームではなく、その作品をどのように作るかを示すいわばプロデューサーや演出家です。同じ作品でも、人によってイメージすることは少しずつ違います。その指揮者がその作品と向き合った時、どんな曲に仕上げたいのかを指揮棒や体の動き、表情などで提案していき、演奏者はそれを汲み取ってみんなでひとつの統一感のある音楽に作っていく。これが指揮者と演奏者の関係です。

ですから、指揮者だけが音楽を作っていくわけではないし、演奏者は指揮者を無視して好き勝手に表現するのも違います。信頼関係、お互いを認めて演奏することが大切です。

吹奏楽やオーケストラで演奏をされている方、ぜひ指揮者の棒や表情などからどんな音楽を作ろうとしているかを察してみてください。そして、自分からもどんどん演奏で提案していってください。

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荻原明(おぎわらあきら)

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