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【2022/11/12ガルシア杯優勝】ミュウVMAX

はじめまして。
ポケカプレイヤーのミヅハと申します。
2022/11/12に開催された約120人規模のポケモンカードの大会「ガルシア杯」にて優勝することができました。

本記事ではデッキ選択や対戦レポート、振り返りをしていきたいと思いますので、ご興味がある方は御覧いただけると幸いです。


1. 自己紹介

改めてミヅハといいます。SMレギュレーションCの「タッグボルト」発売後くらいからポケモンカードを始めました。
シティリーグなどは剣盾レギュレーションEあたりから出始めましたが、たまに予選突破できるくらいで特に目立った成績はありません。
CLは当選したことがないので今度の京都こそは…。

2.環境予想とデッキ選択


当時のパラダイムトリガー発売後では以下の環境だと予想していました。

tier1 ルギアVSTAR ミュウVMAX
tier2 レジギガス ロストバレット ロストライコウ ロストギラティナ
tier3 アルセウスジュラルドン オリジンパルキア キュレムパルキア

シェア率でいえばルギアVSTARが圧倒的で次いでミュウVMAX、レジギガスだと思っています。他のデッキも列挙しましたがあまりシェア率はほぼ差がないと考えていました。

私はデッキ選択については以下のことを重視しています。
①先攻、後攻で強い動きがあること
②環境デッキに明確な不利がつかないこと
③メタカード(ミルタンク、ジュラルドン)に対して詰みにくいこと
④サイドが先行されていても逆転の要素があること(雪道ツツジ、チェレンのきくばりなど)

①から順に優先して意識して考えています。
環境TOPのルギアVSTARですが①の「後攻で強い動きがあること」に該当しないので、ルギアの選択はありませんでした(あとライコウ持ってない…)

対して今回選択したミュウですが

①先攻、後攻で強い動きがあること
⇒先攻の迅速なサイド2-2-2プラン。後1のメロディアスエコー
②環境デッキに明確な不利がつかないこと
⇒ルギアに対しても後1のメロディアスエコーや先2の頂への雪道などで
対応できる
③メタカード(ミルタンク、ジュラルドン)に対して詰みにくいこと
⇒ミュウVMAXのダイミラクル
④サイドが先行されていても逆転の要素があること(雪道ツツジ、チェレンのきくばりなど)
⇒ミュウVのサイコジャンプ

の強みがあるので使用しました。

その他、長い大会になるとデッキの安定感も求められますが、ミュウは

①スタートしたくないポケモンがいない
②ボール系や森の封印石など初動になるサーチカードが潤沢

でルギアよりも安定感のあるデッキだと考えています。
ルギアはムーランドV、クロバット、ネオラント、かがやくリザードンなどあまりスタートしたくないカードが多く、各種エネルギーのサイド落ちなどストレスになる要素が少し多くあまり使用したくないなと考えていました。

他のデッキについてはほとんど考えていません。
強いて言えばガラルマタドガスとムゲンダイナVMAXのデッキでしたが、うまく勝てず早い段階で没になりました。

あとミュウVMAXはイラストが好きで発売後からよく使っていて好きだったのも選択の理由です。可愛いのにスピーディーな試合展開ができるギャップがたまらないですね。VSTARユニバースでスペシャルアートレアをぜひ…!

3.デッキリスト

上記が当日使用したデッキリストです。
特別変わったところはありませんが、人によって採用が分かれるカードだけは採用可否の理由を書いていこうと思います。

【採用カード】

①あなぬけのヒモ(2枚目)
ガルシア杯最後の配信のインタビューでも話していたところです。
最近のリストだとポケモンいれかえ(いれかえカート)2、あなぬけのヒモ1のデッキも多いんじゃないでしょうか。私も最近はそのいれかえ札3枚で構築していました。
あなぬけのヒモは後攻のときのルギア対面では有効だと考えています。先攻1ターン目でルギア側が非Vのポケモンが2匹並ぶことはほとんどありません。ですがスタートの種ポケモンが非Vの場合はあると思います。
ミュウ側が後1でメロディアスエコーを目指すとき、できればサイド2枚のポケモンを倒すことが理想です。そもそもルギアV1枚だけなら後1で倒すだけで勝ちに直結しますからね。
まとめるとルギア側が先攻で非Vのポケモンでスタートした際に、後1のメロディアスエコーでサイドを2枚とるために必要なカードなので今回は2枚採用しました。あといれかえは多いほうがデッキとして回しやすいです。

②ウッウロボ(4枚目)
ミュウは安定感があると前述しましたが、当然事故るケースもあります。
ミュウは後1で強い動きがあるのでそこを安定させることと事故回避ができるカードとして一番強いカードがウッウロボだと思い4枚採用しました。

③頂への雪道
このカードも主にルギア対面で使用します。
ルギアは当然ですがアッセンブルスターという特性を使用しないとゲームにならないので、そこを咎めるカードとして採用しました。
後述しますが先攻2ターン目のルギア対面ではサイド2枚とることと雪道を張り相手の要求をあげることが理想です。
ミュウのミラーやジュラルドンVMAX、ドラピオンVのワイルドスタイルなど他にも使用する機会はあるので1枚は欲しいカードです。
ドラピオンが採用されているか不明な対面の場合はミュウVMAXをバトル場で番を終わる場合は雪道を張って終わるのが堅実です。
2枚採用は結構邪魔になるイメージでした。

【不採用カード】

①オドリドリ
最後まで悩んだ枠です。
ルギアにパワフル無色3枚、Vガード1枚、こだわりベルトがつくと310ダメージでミュウVMAXが気絶してしまうのを防ぎます。
結局オドリドリがいてもパワフル4枚とこだわりベルトでミュウVMAXは気絶してしまいますが、Vガードが付かないことが重要で次のターンに正面のルギアを突破しやすくなるので採用を悩んでいました。
しかしそもそも
①Vガードかパワフルを1枚手札からつけるだけで解決されてしまうこと
②Vガードが付かなかったルギアを返しで倒したところでその返しでイベルタルで3-3とサイドを取られて負けること
③ルギアのツールジャマーの採用が増えてきて、こだわりベルトが少し減っていること
があり今回は不採用としました。
他対面ではキュレムVMAXやヒスイゾロアークVSTARでも有効なので
枠があればぜひ採用したいところです。

②デオキシス
HP120というところでウッウのおとぼけスピットを耐えるのでロスト対面で使用します。
ルギアに対してもイベルタルを返す役割とかもあるかもしれないのでもっと採用を考えたほうがいいカードだったと思います。ですがあまりスタートしたくないカードでもないので…。難しいところです。

【採用を検討していたカード】※枠の都合で断念

①ビッグパラソル
ミュウVMAXがイベルタルのアメイジングデスで気絶するのを防ぎます。
ルギアに310ダメージのストームダイブ、アメイジングデスでサイド3-3で負けることを回避するカードです。
ロストのヤミラミにも有効です。

②マリィ(2枚目)orツツジ
もともとミュウは手札を流すカードが少なく、オリジンパルキアをはじめとする裏工作のデッキや、手札をため込むロスト系列のデッキ対面は手札を流さないとかなり厳しいです。
どちらか1枚採用するなら先攻2ターン目でも強いマリィにしていました。

4.各対面での戦い方


環境的に多いルギア、ミュウ、レジギガスに対しての立ち回りを載せておきます。あんまり参考にならないかもしれませんが、この人はこういうことを考えているんだくらいに読んでください。
なにかご意見あればコメント貰えると嬉しいです。

①ルギア

・先攻、後攻共通
可能であればやまびこホーンを絡めて2-2-2とサイドを進めることが理想ですが、ルギアはベンチも多く展開しやまびこケアは容易です。
イベルタルやライコウのような無視できない非Vのポケモンを倒す展開になることも多いので、無理せず2-2-1-1とサイドを取るのを目標とします。
対してルギアは310ダメージのストームダイブ⇒アメイジングデスでサイド3-3と取ってくるのでサイコジャンプの択は常につくれるようにしておきたいです。
また後1の技宣言に失敗した時にメロエッタ2体で番を返すとアメイジングシュートでサイドを2枚取られてしまうので避けましょう。
最近は採用も少なくなって来ましたがクロバットVMAXを採用している場合もあるので、クロバットは早いうちに倒しておきましょう。
クロバットVMAXにVガードがついてダイカッターの用意が出来た時点で280ダメージのメロディアスエコー+30ダメージしか勝ち筋がなくなります。

・先攻
先攻の場合は2ターン目にポケモンVを倒すこと、可能な限りマリィと雪道を揃えて使用することを目指します。
後攻2ターン目にはルギアが310ダメージ出してくることも考えられるので1.2ターン目にミュウにダブルターボ、メロエッタにフュージョンエネルギーを付けて、先攻3ターン目にはメロエッタでバトル場のルギアを倒すことを目指します。後攻2ターン目にミュウVMAXが倒されないのであれば3ターン目は倒しやすいポケモンVを倒すかサイコジャンプでミュウVMAXを逃がします。後2でストームダイブを耐えた場合は雪道を割に来たバケッチャをサイコジャンプで気絶させる立ち回りが有効です(予選でもこのプランで1度勝てました)。

・後攻
1ターン目にメロディアスエコーを使用出来ないと厳しいゲーム展開になることが多いです。
先1でルギア側が非Vのポケモンを2枚出すことは少ないので、バトル場のポケモンVか非Vでスタートしていた場合はあなぬけのヒモを駆使してサイド2枚とることを目標とします。
相手がかがやくリザードンでスタートしていてメロディアスエコーは使用出来るがあなぬけのヒモを使用できない時は無理にメロディアスエコーを使用しないのも手です。ルギアは入れ替え札が少ないので次のターンにリザードンに5枚エネルギーを付けるか3枚で逃がすかをする必要があるので、後半のイベルタルの運用などを厳しくすることができます。
その他は先攻の時のプランと特に変わりません。

②ミュウVMAX

・先攻、後攻共通
ミラーは回った方が勝つ勝負です。
自分の展開がしっかり出来た後に雪道を張る動きが理想的です。

・先攻
2.3.4ターンでサイド2-2-2ととることを目標とします。ミュウVMAXを無視し続けるプランであればパワータブレットは要らないケースが多いのであまり重要視していません。
後1でメロディアスエコーでサイドを先攻されるケースがあるので1ターンはあなぬけのヒモもケアしてメロエッタをバトル場とベンチに置いて番を終わりましょう。  

・後攻 
前述しましたがメロエッタ2体で番を終えられると後1でサイド2枚とることができません。
相手のミュウVMAXを1ターンで突破することを想定し1-3-2とサイドを進めるか、雪道で止めるかを都度考える必要があります。
後1でサイド2枚取れれば2-2-2とサイドを進めるプランで問題ありません。

③レジギガス
先攻、後攻で特に変化することはありませんのでまとめてかきます。
ロストシティで2枚しか採用されていなそうなレジを2枚ロストに送ることが目標です。
レジエレキ、レジドラゴ(たまにレジギガス)は3枚の可能性が1番高いので無理にロストに送らなくても大丈夫です。むしろ雪道を張られることも考えてキープしたい場合もあるので注意です。
同名レジを2枚ロストに送ることに固執しすぎずにエネルギーの付いたポケモンを順当に倒す方がいい場面もあります。特にこだわりベルトがついたレジギガスには注意が必要です。
この対面は大きなダメージを出す必要もないのでメロエッタ2枚を押し付けていきます。
あとは上手くレジやエネルギーが揃わないことをお祈りします。


5.大会当日のレポート

大会の概要ですが予選スイスドロー6回戦で上位16人が決勝トーナメントに出場できます。
招待されていた有名選手を見れるだけでも有意義な大会だなあとなんて思いながら参加していました。
以下が対戦のレポートです。若干記憶が曖昧ですがご容赦ください。

①1回戦
対面:ルギア 先攻or後攻:後攻 勝敗:負け

お相手の方はバトル場ルギアにキャプチャーエネルギーを張り、ルギアを展開し番を終了。動きが好ましくなさそうだったので後1メロディアスエコーでルギアを倒せれば勝てそうかなと思うが、あえなく失敗。
その後の展開は詳しく思い出せないのですが、苦し紛れに張った雪道も意味なくそのまま押し切られて負けたと思います。

②2回戦(みやしし選手)
対面:裏工作アルセウス+そらをとぶピカチュウVMAX 先攻or後攻:先攻 勝敗:勝ち

お相手はポケカ四天王やWCSでも活躍されていたみやしし選手。
WCSのボスの指令のシーンは有名ですが、見ていない人はぜひご覧ください…!

当日の大会ですが、事前にtwitterを拝見しており今大会ではピカチュウを使用しているという情報は事前に得ていました(情報アドすみません…)。

みやしし選手のスタートはそらをとぶピカチュウV。本当にみやしし選手のピカチュウを対戦できるんだと内心喜んでいました。
先1は順当に展開しミュウかメロエッタに手張りして終了(忘れました)。
後1はクイックボールで水エネルギーをトラッシュしてアルセウスVを展開。水エネ…?と困惑するもメッソンが展開されてどんどん呼ぶを使用して番を終了。水エネの違和感は解消されました。水なのに波乗りピカチュウじゃないんだ。
続く展開もアルセウスVが後1,2ターンと1枚しか用意されなかったので先2,3とアルセウスVをボスで倒すことに成功。あとはクロバットVを倒して勝てそうだと思ったら、クロバットがVMAXに進化。水エネもあったのに悪エネもあるの…。
若干困惑するも順当にメッソンの進化ラインを取り続けることで勝利。

③3回戦
対面:ミュウ 先攻or後攻:先攻 勝敗:勝ち

ミュウミラーなので前述のとおり、先攻はメロエッタ2枚で番を終了。
先1はウッウロボ表からの展開に助けられました。
後1に技が来なかったので、先2でエネのついたミュウを倒すことに成功。
後2でダブルターボがひかれず、技が来なかったのでそのままサイドを2-2-2ととって勝利。
ウッウロボありがとう…!

④4回戦
対面:ルギア 先攻or後攻:後攻 勝敗:勝ち

お相手がルギアVでのスタートだったので後1のメロディアスエコーでルギアを倒してサイド2枚を先制。お相手の方がネオラントとクロバットがサイド落ちだったらしく先2でうまく展開されず、そのままメロエッタで押し切り勝利。

⑤5回戦(つばいらんす選手)
対面:ルギア 先攻or後攻:後攻 勝敗:勝ち

お相手はデュエルマスターズでも活躍されているつばいらんす(ZweiLance)選手。
私もデュエルマスターズは以前プレイしていたことがあり、zweiさんの個人youtubeチャンネルが開設される前から拝見しておりました。
今も動画を見させていただいていてとても大好きな選手です。
他カードゲームにもご興味がある方にはおすすめです!

(255) ZweiLance - YouTube

つばい選手といえばデュエルマスターズでいえばモルトNEXTやオカルトアンダケインなど環境トップを好んで使用されているイメージ。なのでポケカでいえばルギアかな?と思いながら対戦準備をしていました。
ポケカ公式チャンネルに出演された際にもミュウを使用していましたし。

レポートに戻り私が引き直し2回で2枚多く手札を渡した状態で試合開始。つばい選手は1ターン目にルギアVをバトル場、ベンチに展開。
後1はセオリー通りにメロディアスエコーでルギアを倒すことを目標にプレイしていきますが技宣言には失敗。
負けたかなと思いつつも先2のアッセンブルスターで出てくるアーケオスは1枚のみ。ミュウVがルギアに倒せれるも全然ワンチャンありそうな展開。
バトル場のルギアに4エネ、ベンチのイベルタルにツインエネと展開されていたので、後2はメロディアスエコーの280ダメージでバトル場のルギアを倒すか、ベンチのアーケオスを倒すかどちらかできるプランを取ることにしました。
結果は後2でベンチのアーケオスをメロエッタで倒すことに成功。イベルタル起動まであと3ターンはかかる見込み。
先3のつばい選手はボス(セレナ?)でゲノセクトを呼び出しルギアで倒す展開。バトル場のメロエッタを倒さなかったのはアーケオスもなくなり、サイドプランが苦しいからでしょうか。
返しの後3ではカミツレのきらめきを使用しメロディアスエコーでバトル場のルギアを倒すことに成功。
次のターンもイベルタルの起動はできず、返しのボスでイベルタルを倒しアタッカーを切らせてそのまま勝利。
アーケオス2枚出てきたら流石に負けてましたね…。

⑥6回戦
対面:ルギア 先攻or後攻:後攻 勝敗:勝ち

先1はルギアをバトル場、ベンチに2枚展開。ベンチにライコウもいたかも…?
後1はメロディアスエコーでルギアを倒すことに成功しつつ雪道を張ることに成功。かなり理想的な展開でしたが、先2はバケッチャで雪道を割られアメイジングシュートでメロエッタが気絶、ベンチのゲノセクトに120ダメージ。ゲノセクトにダメージが乗ったことでライコウは無視できない状況なので後1はミュウVMAXでライコウを処理。
先3は詳しくは覚えてませんがゲノセクトが呼び出されサイド2枚を取られる展開だったと。ライコウを使っていたのでオーロラエネの総量は少ないですがイベルタルを起動されるとミュウVMAXが気絶すると負けてしまう状況。それをケアするために後3ではバケッチャにサイコジャンプで倒し、ポケモンVMAXをバトル場からなくし次のターンには絶対負けない状況を作り出します。
サイドが残り2枚となったところでお相手は負け筋のネオラントのアクアリターンで返し、サイド2のポケモンをルギアVSTARのみとしアーケオスをバトル場で終了。ベンチが開いたところでしっかりとやまびこホーン⇒ボスでルギアVを倒し勝利。
個人的に今回の大会で一番いい試合だったと思います。

予選は5-1で終了、13位でトーナメント上がりです。
正直、結構疲れもたまっており、トーナメントの試合はなかなかふわふわした選択が多かった気がしますが何卒ご容赦ください…!

⑦決勝トーナメント1回戦
対面:ルギア 先攻or後攻:先攻 勝敗:勝ち
先1はベンチを展開しミュウにダブルターボをつけて終了。
後1はマナフィスタート。ベンチにルギア2枚とクロバットを展開し終了していたので、クロバットVMAXもケアして先2はクロバットを優先的に倒すことを目標としましたがミュウVMAXがひけず、仕方なく雪道で遅延することに。運よく雪道で1ターン動かれなかったので、次のターンのマリィからマナフィかクロバットを倒す展開となりました。その後よく覚えてなく…。
確かミュウVMAXが1回ストームダイブを耐えた次のお相手のターンにライコウのアメイジングシュートでミュウVMAXとメロエッタが倒せるとおおよそ負けになることに気が付いていなかったのでここは反省です。
(お相手に対戦後にご教示いただきました)
その後はなんやかんやあり、かがやくリザードンをボスで縛って1ターン作って勝てました。

⑧決勝トーナメント2回戦
対面:ゾロアークバレット 先攻or後攻:後攻 勝敗:勝ち
スタートでゾロアが見えてかなり焦りました。
結果を残しているのは少し見たことはありましたが、1回も練習していないので、アドリブでプレイしようと考えました。
考えていたのはメロエッタを2枚押し付けていくこと、グラエナに気を付けて、グラエナが出る場合はロストシティでロストに送ることを念頭に置いてゲームを始めました。
先1は順当にゾロア、チラーミィを展開して終了。後1ではメロディアスエコーの技宣言には至らず。
先2でも技は使用されなかったものの、雪道により後2では大きな動きはなし。先3でもやりくりで手札を進めていかれますが、サイドを取られるまでには至らず、後3でトップから森の封印石を引き込めました。
ロストシティに張り替え、メロエッタでサイドを先行。
先4でも雪道を張られるがサイドは取られず、返しのターンはそのままメロエッタの技を宣言。2枚目のロストシティも引いていましたが、げんえいへんげででできたアタッカーを倒す際に張りたかったため温存していました。
その後もお相手からアタッカーが飛んでくることはなくそのままメロエッタでサイドを取り切って勝利。
対戦後にお話しをうかがうと雪道をはっていたことでアップリューのダメージが出ず、他のアタッカーであるタルップルやテールナーを引き込めなかったようです。

⑨決勝トーナメント3回戦(準決勝)
対面:オリジンパルキア 先攻or後攻:先攻 勝敗:勝ち
お相手のスタートはマナフィ。1ターン目ではデッキを特定できるには至らず、順当にミュウにダブルターボをつけて番を終了。
後1でメッソンやパルキアが並ぶ展開となり、デッキが判明。パルキアが1枚のみだったので返しの先2ではボスでパルキアを呼び出し、ミュウVMAXのテクノバスターで処理。後2ではふしぎなあめ、インテレオンでアクアバレットの技宣言。ベンチにはパルキアが2枚並びます。
ここでバトル場のインテレオンを倒すかベンチのパルキアを倒すかの択になりますが、雪道ツツジをされる前にサイドはなるべく進めたいのでパルキアを倒すことにしました。パルキアを倒すことには成功しましたが、ボス、セレナ、手帳がすべてトラッシュにあり、やまびこボスで2-2-2とサイドを取るプランは破綻しました。そもそもパルキア2枚ともロストに飛ばしてるし…。
返しのターンでパルキアVSTARでミュウVMAXが気絶。その返しでメロエッタでパルキアVSTARに140ダメージ位を刻んで番を終了。その返しのターンでは雪道ツツジ+インテレオンのアクアバレットでメロエッタが気絶。お相手のサイドが残り2枚となり、ボスやクロススイッチャーで負けが確定してしまいます。
雪道についてはロストスイーパーでうまく対処。ここは運がよかったです。
更にマリィで相手の手札を流し、雪道でかがやくゲッコウガのかくしふだをけん制。ミュウVMAXでインテレオンを倒します。
ボスかスイッチャーは引かれたら負けでしたが、お相手のプレイはサポートのカイ。裏工作のインテレオンはもういなく、なんとか耐えて、返しにあなぬけのヒモかなにかで勝利。即決していない様子からスイッチャー揃わなそうだなとは思っていましたが、ずっとドキドキしていました。
お話を伺うと前のターンのマリィでスイッチャーは流せていたらしく助かりました。裏工作のインテレオンも1枚採用だったようです。助かった…!
ジャッジの方も「半年前の環境」みたいと仰っていましたが、ここでパルキアは心臓に悪かったです。結構不利だと思っていたので。


⑩決勝トーナメント4回戦(決勝戦)
対面:ルギア 先攻or後攻:先攻 勝敗:勝ち
強豪の集う大会で無名プレイヤーがまさかの決勝進出です。
僕自身も予選の初戦で負けてからここまでくるとは思いませんでした。

この試合については配信にも載っていますので、内容については動画をご確認ください。noteでは各プレイの振り返りをしていきます。

(255) ガルシア杯 supported by note - YouTube

7:35くらいから決勝の配信が見られます。
途中デッキバラまいたり、拙いプレイですがご興味ある方は御覧ください。

先1はベンチがあまり広がらないもののミュウにダブルターボをつけられたので最低限の動きは完了。
後1はバトル場がかがやくリザードン、ベンチにはルギアが2枚。
先2はベンチのルギアを倒すこと、メロエッタにフージョンエネルギーをつけて返しにミュウVMAXが倒せれても、メロディアスエコーでカウンターする準備、可能であれば雪道を張ることを目標とします。
セレナ、タブレット、ミュウVMAXと早いうちにベンチのルギアを倒す準備はクリア。後はメロエッタとエネルギー、雪道を引きにいきますが雪道のみしか引けず。
最後のハイパーボールはミュウVかメロエッタで良かったです。ゲノセクトは一番ない選択だと思います。当時の思考を言語化すると
崩れたスタジアムがあるからベンチはもう置けない⇒けど雪道持ってるからベンチは5体出せる⇒このターンメロエッタ出してもエネ引けてないしゲノセクト出してミュウにエネつけれればいいか⇒あれ雪道で特性使えないじゃん…
です。かなり浅いプレイです…。次のターンにお相手の展開をみて使用が正解でした。
更にこの返しのターンでミュウVMAXが倒されると、次の返しでルギアVSTARの突破が必須となるのでこだわりベルトはベンチのミュウVで良かったです。そもそもタブレット使用してたもん…。
お相手の後2でしっかりミュウVMAXが気絶してしまいました。ですがVガードが付かなかったのは救いです。このルギアVSTARの突破はこのターンのマスト課題です。対戦後に伺った話ですとVガードをつけなかったのはパワフルが3枚で足りていることに気が付いてなかったのかなと思います。
スタートの手札から考えるにメロエッタでルギアVSTARの突破はほぼ不可能。イベルタルは割り切ってミュウVMAXをバトル場で280ダメージをなんとか達成。
このターンに使用したやまびこホーンで呼び出したルギアVが今後の命運を分けます…!
お相手の後3。イベルタルを使えれば勝てる場面ですがどうやら悩まれているご様子。なんとか耐えたか…!
最初のプレイはハイパーボール。ここでルギアがVSTARになるだけでも苦しい状況ですが、回収はムーランドV。ルギアVSTARはサイドに落ちていたようです。
ルギアにVガードがついて、アーケオスの技宣言。なんとか負けを回避しました…。
手札にはあなぬけのヒモ、ボスの指令、フージョンエネルギー。タブレットを引けばベンチのルギアVを倒して勝てる…!
しかもウッウロボや森の封印石も使用していない状況。当たりは多い!

ターンドローは…

金色に光るパワータブレットでした。

相手のサイド落ち、引き運、すべてに助けられた試合でした。
プレイについてはなかなか納得のいかないところもありましたが…。

6.感想

楽しかったですね!
みやしし選手やつばいらんす選手との対戦や配信卓の日常では味わうことのできない緊張感など初めて尽くしでした。
特に配信卓とかは憧れでもあったのでテンション上がってました。
もっといいプレイやインタビューの回答ができればよかったんですけどね…

主催のガルシアさん、運営の皆さん、ジャッジの皆さん、対戦相手の皆さん、本当にありがとうございました…!

7.おまけ

以下は対戦とは関係ないのでそれでもご興味ある方だけご覧ください。

①会場(note place)とお昼ご飯
note place - 創作を後押しするイベントスペース (lp-note.com)

東京メトロ「外苑前駅」より徒歩3分のこちらの会場。
とにかく駅前がおしゃれでした。
会場もテーブルの感覚が広く、カードゲーム会場特有の窮屈さを感じません。色を基調とした会場で落ち着いた雰囲気です。

予選3回戦後にお昼休憩がありましたが、お昼ご飯スポットを見つけられませんでした。マクドナルドの紙袋を持っている人を結構見かけましたがどこにあったんだろ…。
イベント会場の周辺情報は事前に調べておきましょう。
以下がお昼ご飯(ファミリーマート)のレシピです。
マックの代わりにコンビニでバーガーを買いました。美味しかったです。

②大会景品

優勝者はパラダイムトリガー3箱と白熱のアルカナ1箱が貰えました。豪華。

開封結果を載せます!


開封も優勝しました!

今回使用したデッキのサポートがセレナ以外はSRにしていたのでちょうど欲しかったカードでした。
ちなみにポケモンのヒロインの中でもセレナが1番好きです。
アニポケXYのED曲の「ドリドリ」がとってもいい曲なのでぜひ聞いてみてください。ポケモンのヒロイン曲だとヒカリのテーマもいいですよね。

以上で終わりになります。
この文章が少しでも誰かの何かになれたらうれしく思います。
ここまでお付き合いいただいてありがとうございました!

#ガルシア杯
#ポケモンカード


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