うまくいっていることを書き出してみる
前回の記事、多くの方から、はっとした、響いた、など、声をいただきました。
ありがとうございます。
そうなんだ、そこが刺さるんだ、と知りまして、だったらもうひとつ、提案してみたくなりました。
それは、「うまくいっていることを書き出してみる」こと。
「課題を書き出す」の真逆ですね。
成功を導くために、私たちはよく「改善すべき点」を洗い出します。
ただ、「うまくいったことの再現性を高める」ことも、改善と同じ、あるいはそれ以上に成功につながることです。
自分自身のこともそうですし、組織についても言えると思います。
ちなみに、私がファカルティを務めているCTIでは、コーチングの練習をする際も、必ず、「今のコーチングでよかったところ」と「さらによくするために」という両方の観点からふりかえります。
「うまくいっていること」が特にないと思うなら、
「以前より、1ミリでも成長を感じていること」と読み替えてもいいかもしれません。
私自身で言うと、最近の自分はこんなことかなと思います。
何度となく、マイコーチとのセッションの中でもテーマにしてきたことですが、私も少しずつは成長しているようです。
もちろん、すべて自分比です。悪しからず。
・待つことができるようになった。
・他の見方もあるかもしれない、と想像を働かせるようになった。
・些細な間違いを見逃すことができるようになった。
・先回りし過ぎなくなった。
・自分が閉じている時、早めにそのことに気づくようになった。
・一人で解決しようとしなくなった。
若手の方々からすると、意味不明というか、それってやばくない?と思うかもしれないですが、
管理職以上の方々には、きっとこの難しさとできた時の喜びを共感いただけるのではないかと思います。
面白いもので、こうやって、自分が今ここまできているんだな、とわかると、
「その調子、その調子」と自分を応援したくなりますし、
さらに試してみたいことが出てきて、そちらへの意欲が湧いてきます。
なるほど、うまくいっていることを書き出すとこういう効果があるんだな、と、今、自分でも知りました。
皆さんも、どうぞやってみてください!
では、今日もよい一日を!
◆今日の写真は、万博記念公園から。
この記事は、2024年4月3日配信のここみち便りをリライトしたものです。
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