糸が切れた凧の毎日

62歳の男性です。これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする…

糸が切れた凧の毎日

62歳の男性です。これまで散々世間に迷惑をかけてきたので、これからは世間に恩返しをする番だと思っています。 周りの人の心に火を灯し、少しでも元気になってもらえれば、私も元気になれます。

最近の記事

62歳の誕生日に

本日62歳になりました。 あっという間に還暦になり、気が付いたら62歳になりました。 最近は時間に追われる生活になり、ホッとする時間がなかなか取れない状況になっています。 私は、幼少期に公害喘息の認定患者になり、入院したこともありました。 身体が弱かったので、還暦まで生きられるとは思いませんでした。 今年で厄年を抜けたようです。 親父が70歳で心筋梗塞で突然死したことを考えると、自分の人生も終盤戦に来ていると思っています。 何歳まで生きていられるかは誰にも分かり

    • こんな上司になりたかった

      サラリーマン生活を40年近くやっていると、目標とする上司の1人くらいはいるものです。 61歳になる私が一番心に残っている上司が1人います。 その方は、自衛隊出身で、55歳で定年退職をして、再雇用で入社した方でした。 どこかの部隊の隊長までやって、最後は防衛庁に勤務していたとのことです。 いつも姿勢が良く、挨拶をしっかりする礼儀正しい方でした。 私と一緒の部署で勤務していたときは、その方はすでに60歳くらいでした。 私は30歳代後半で一番仕事に精力的に取り組んでいた

      • 愚痴を聴くこと②

        以前転職支援をした31歳の女性の方と上野で会いました。 4年前に羽田空港の地上職をしていた方を、客室乗務員に転職させました。 メールで書類の添削、オンラインで面接練習をしました。 彼女は、現在は教官をしています。 航空業界はお客様が戻ってきているので、とても活況です。 その分、忙しい毎日で、成田のホテルに宿泊することも多いようです。 彼女は、昨年に結婚しました。 3歳年下の営業をしているご主人です。 結婚式は6月に挙げるそうです。 久しぶりに彼女に会ったとき

        • 愚痴を聴くこと①

          20年来の友人と新百合ヶ丘で飲みました。 近場の出張ついでに彼の会社の近くに寄りました。 彼は今月、左遷されて不本意な部署に異動しました。 彼の愚痴を聴こうと思いました。 20年前の彼は、彼の会社の中では、飛ぶ鳥落とす勢いがありました。 そのときの社長のお気に入りだったからです。 やった仕事はすべて成功させていました。 長身でイケメンでテニスが上手でポルシェに乗っていました。 その後、社長が変わり、彼の立場が逆転しました。 あまり日の当たらない部署の管理職に

          電車の中でふと思い出す

          通勤電車の中で座れたときには、ふと思い出すことがあります。 立っているときには余裕がないのですが、座ってホッとすると思い出します。 故郷のことです。 私の故郷は静岡の東部です。 都会を走る電車の中では、富士山を見ることができないのですが、私の脳裏には富士山が焼き付いています。 故郷を離れて40年近く経ちます。 故郷=富士山なのです。 故郷を離れてから、いろいろな場所に住みました。 数えたら10回引っ越しをしていました。 独りで故郷を離れて、紆余曲折あり、最期

          電車の中でふと思い出す

          試練に飛び込む勇気があるかどうか

          同業他社の友人から先日言われました。 「あなたが定年退職したらうちの会社に来てくれないか?」 その会社はとても業績が下がってきています。 いくつかの部門を切り離さなければならないかもしれません。 数年後には焼け野原になっている可能性もあります。 生き残れる部門だけで、再興を図るしかないです。 不可能に近いくらい厳しい状況であることは間違いないです。 しかし、私の力を信じて声をかけてくれたことが嬉しいです。 それだけのことをやる限りは、 誰よりも知恵を出さなけ

          試練に飛び込む勇気があるかどうか

          通勤時間の有効な使い方

          朝6時35分に自宅を車で出発します。 最寄の駅の近くの駐車場に車を駐車します。 6時51分の電車に乗って通勤しています。 3つ電車を乗り継いで会社の最寄の駅には8時5分くらいに到着します。 それから会社まで歩いて5分程度です。 会社には8時15分には到着します。 帰りはこの逆になります。 駅の中を歩いている時間を省くと、電車に乗っている時間は1時間10分程度です。 電車で座れる時間は50分程度です。 往復で100分程度は電車で座っています。 座れるときには

          通勤時間の有効な使い方

          1.01の法則と0.99の法則

          1日に0.01だけ努力を積み重ねると、365日後には1.01の365乗、数値は37.8になります。 ところが、1日に0.01力を抜くと、365日後には0.99の365乗、数値は0.03になります。 1日の差はわずかだけれど、積み重ねると大きな差になるということです。 これを大きく感じることがあります。 現在勤務している会社の50歳の女性の一般職の方です。 大卒で入社して28年間勤務しています。 単純な事務作業でもミスばかりです。 新卒の方のほうがミスが少ないです。

          1.01の法則と0.99の法則

          相手の苦しみを理解する

          電話で相談を受けることがあります。 私の若い頃は人の話など聞ける人ではありませんでした。 自己主張が強かったのだと思います。 また、相手の気持ちを察することができなかったのだと思います。 ひょっとすると発達障害なのかもしれないと思うこともあります。 しかし、還暦を過ぎて、診断テストなど受けても、今さら生き方を変えることができないと思います。 この10年で人生の試練を乗り越えてきました。 辛いことを経験していると、人の痛みが分かるようになりました。 他人の気持ち

          相手の苦しみを理解する

          厄年のお礼参り

          ふと気づいたら厄が明けていました。 気になってネットで調べたら、今年の厄年は、男女共に 昭和40年生まれ 前厄 昭和39年生まれ 本厄 昭和38年生まれ 後厄 とありました。 私は昭和37年生まれですから、厄が明けたことになります。 この3年間にも人生の転機がありました。 昨年の後厄のときに転職をしています。 それが良かったか悪かったかはこれから結果が出ると思います。 とにかく、厄年のお礼参りをしようと思い、 車で10分くらいのところにある神社に行きまし

          人の振り見て我が振り直せ

          周りの社員を客観的に見ていると、思うことがたくさんあります。 60歳の役職定年を機に、転職をして61歳から新しい会社で働き始めました。 その会社の知り合いの社員から声をかけられて入社しました。 参事という肩書で、コンサルタント的な働き方をしています。 現場に直接出向くことはないので、上司も部下もいません。 人事権も決裁権もありません。 コンサルタント的に社員に指示を出すことはあります。 社員を評価しない、自分も評価されない働き方はとても楽な働き方です。 今月で

          人の振り見て我が振り直せ

          左遷も考え方で変わる

          昨日、知り合いから左遷されたとの連絡が来ました。 会社のある部署の部長です。 56歳。 40歳過ぎて再婚したので、子ども2人はまだ中学生です。 正義感が強く、曲がったことが嫌いな性格です。 経営陣の怠慢な行動に苦言を呈したようです。 その結果、反乱分子とみなされ、閑職に追いやられたようです。 彼は、会社員と僧侶の二足の草鞋を履いています。 実家が寺で、父親が僧侶だったが、突然死してしまいました。 そして、檀家が多い寺を継ぐことになりました。 彼は会社に許可

          左遷も考え方で変わる

          Time flies like an arrow

          毎日があっという間に過ぎ去っていきます。 朝5時40分に起きて、 自宅の最寄りの駅の6時51分の電車に乗って、 会社に8時15分に出勤し、 会社を18時に退社し、 自宅の最寄りの駅に19時30分に着いて、 22時に次男を車で迎えに行き、 23時30分に布団に入る。 歳を取ると睡眠時間が短くなるとは言いますが、 61歳の私は、6時間の睡眠では、さすがに辛いです。 集中して仕事をしていますが、昼間に眠気に襲われることも多くなりました。 光陰矢の如し。 この

          Time flies like an arrow

          今年度最後の日に

          今日で今年度が終わります。 今年度は人生の大きな転機がありました。 人生4度目の転職をしました。 昨年は、60歳の役職定年を迎えて、内部監査室に異動が決まりました。 内部監査の仕事がどうしても受け入れられなくて転職をしました。 今まで数値を追う仕事ばかりしてきたので、数値を追う仕事を続けたいと思いました。 内部監査の仕事は、社内の不正を指摘して、是正を指導することです。 社内の嫌われ役です。 それがどうしても嫌だった。 サラリーマン人生は、65歳の定年退職ま

          今年度最後の日に

          運と不運

          昨晩は、前々職の同僚と食事をしました。 18年前には一緒の会社で働いていたのですが、彼も私も転職をして違う会社で働いています。 彼は、大学を卒業した後に就職し、35歳を過ぎてから仕事を辞めて大学院に進学したのでした。 修士課程を卒業した後に大学教員を目指したのですが、職が無くて会社員に戻ったのでした。 年齢は58歳です。 3年前に社内の派閥争いに巻き込まれ、左遷されてしまいました。 自分が加勢していた役員が失脚し、報復人事で本社から離れた支社に飛ばされてしまいまし

          一番のリスクは変われないこと

          本日のランチは、他の企業の役員と一緒でした。 私と同じ感覚を持っていました。 社会の変化に合わせて、組織が変わることができない。 組織には慣性の法則があります。 生え抜きの社員が変わろうとしない。 それは、目に見えない価値観があることを痛感しています。 何もしなくても成長できた時代の価値観は、波風立てずに言われたことだけをやっていれば良かった。 大人しく上司の言うことを聞く人が出世をした。 そのために現在の管理職になっている人は、自分から変化をしない人がほとん

          一番のリスクは変われないこと