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ガーベラの生け花と長持ちのコツ

立秋といっても、毎日こんなに暑いと実感湧きませんね。
でも夕べは少しだけ風が吹いて、湿度も落ち着いた静かな夜で季節が巡ってきているのを感じました。季節の挨拶も、もう残暑見舞いに切り替えなければいけない時期です。今年の7月は月末まで雨ばかりで、お盆の今はもう立秋。梅雨から一瞬で秋になってしまいそうですね。

写真は少し前にいけた夏櫨とガーベラの生け花です。
ガーベラのスパイダー咲きがアクセントになって、一癖ある生け花になったと思っています。私が「癖がある」と言う時は、「癖があって個性的でいいでしょう?」と言うニュアンスです。なんでも癖がある方が好きなんですよね。


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「スパイダー咲き」とは、蜘蛛の巣に似ているから付けられた名前だと思いますが、どちらかと言うと「フリンジ咲き」の方が合っている気が。皆さんどう思いますか?


ガーベラを長持ちさせるには

ガーベラの茎は起毛していて水が腐りやすいので注意です。
お花屋さんによっては、購入した時に花の栄養剤をくれるので水に少量入れてあげた方がいいですね。栄養剤の中に抗菌剤が入っているため水をキレイに保ち、花もちが変わります。

そして栄養剤には糖類も含まれているので、咲ききるために必要な力を補ってくれます。切り花は根っこがないので栄養の吸収が途絶えてしまうんですね。そうすると切り花で買ってきてお家でいけても、咲く前に力尽きたように花が終わってしまう事があるんです。

芍薬とか、花びらを満開まで開くのにパワーが必要なお花には栄養剤たくさんあげたくなってしまう・・・
大きくさく花を買ったら、花がちゃんと咲きるために栄養剤でちょっと手助けしてあげたらいいと思います。

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生け花のかたち

この生け花は小原流の基本のかたちのうちの一つです。同じかたちでも、ガーベラじゃなくてバラでも素敵だし、夏櫨をドウダンツツジにしてもいいですよね。

つまり、かたちが覚えられればどの季節でも花がいけやすいと言うことなんですよね。なんとなくいけるのではなくて、かたちを覚えて、そして花の表情を見ていけたら、仕上がりが違ってくると思います。

お料理のレシピと同じかもしれませんね。


かたちを変えて。


同じガーベラでもパスタシリーズの生け花


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