見出し画像

ものづくりの時間

生け花には、おおよそこのように花をいけると美しくいけられる、というような形がある程度あり(伝統芸能で言うところの型ですね)、お免状取得のお教室ではその型を覚えて頂けるように進めています。

画像1

でも、型を単なる情報として覚えて花をいけてもあまりいい仕上がりになはならないように思います。ただのコピーのような、味わいのない雰囲気になってしまうんですよね。

逆に、この花のこんな可愛らしいところを見所にしたい!と言うような思いがある時にはうまく葉や枝、花を生かせるし、さらにもっと花をいけたくなります。

物を作る楽しみを知っている方は、おそらくこの「さらに作りたくなる」といった気持ちや、そうなる過程を大切にしていると思います。

やっぱり花を手に取った瞬間の感動をいける、そんな気持ちが大切だなぁと、今日はそんなことを考えました。

※写真は2020年秋頃いけた花
 バラとユーカリ、カスミソウを使用しています。


▼Twitterもやっています


撮影用の花代として使わせていただきます。ふんだんに花を使う訳ではないですが、サポートしていただけると助かります♪