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コロナ騒動の影響で献血を始めることができた

2020年12月から献血を始めた。

コロナ騒動の影響で献血協力者が減って、輸血用の血液が不足していることをニュースで知った。

「こんな老人の血でも使ってもらえるなら協力したい」と思った。


献血基準

献血基準を確認した。

献血をするには、血液以外の条件として、年齢、体重、血圧に制限がある。
自分の血圧は基準値内なので、年齢と体重が要確認項目となった。

年齢制限

年齢制限は69歳までとなっていたが、ただし書きがあった。
「65歳以上は60~64歳に献血経験がある人に限る」
(65歳以上の献血者の健康を考慮)

この時、63歳だった。
65歳を過ぎてから献血を始めようと思ってもできなくなるが、今ならまだ間に合う。今、献血を始めたら69歳まで続けることができる。

体重制限

体重制限は全血献血(400mL)が最も厳しい50kg以上。
自分の通常の体重は51〜53kgなので問題ない。
これからは50kgを切らないように体重管理をすることにした。

献血基準の前提条件はクリアした。
よし、献血を始めよう!

採血の種類の変遷

全血献血(400mL)

2020年12月、全血献血(400mL)で献血を始めた。

全血献血(400mL)と成分献血

2021年5月、AmebaTVで献血をテーマにした番組を観た。番組中で「血小板」は4日しかもたいないことを知り、衝撃を受けた。成分献血の必要性を知らされた。

全血献血(400mL)は年3回しかできないので、それ以外は成分献血をすることにした。

始めて成分献血は不安だった。体から血を抜いたあと、必要成分だけを採取し残りを体に返す。体から抜くことには抵抗がなかったが、体に入れることには抵抗があった。初回の成分献血はベテラン看護師さんの手厚い心理的サポートで無事に終えることができた。2回目から不安はなくなっていた。

成分献血

全血献血(400mL)は年に3回しかできないし、全血献血(400mL)のあと、成分献血をするには8週間明ける必要ある。2ヶ月間献血ができない期間ができることから、2022年7月からは、全血献血をやめて成分献血を毎月している。

献血のメリット

毎月の健康診断と健康意識の向上

献血当日は、献血の前に問診(睡眠時間、直前の食事時刻をはじめ多くの確認項目あり)、体重測定、血圧測定、血液検査が行われる。

若い方で献血前の血液検査の結果が基準に満たず、献血できなくて帰られる方をたまに見かける。自分の場合は、2020年12月に献血を始めてから献血ができずに帰ることは一度もなかった。献血で毎月の自分の健康を確認することができる。

以前から健康には意識が高い方だったが、献血を始めたことにより、より一層健康を意識するようになった。

血液検査結果の活用

献血の翌日に血液検査の詳細結果の通知がある。この結果を健康管理に役立てることができる。

元々、コレステロール値が高めなのだが、その値の確認もできる。(本当は総コレステロール値ではなくLDL値が知りたいのだが…)
また、献血を続けていくために、血液の濃さの指標としてヘモグロビン値とヘマトクリット値を確認している。

献血アプリ「ラブラッド」では一度にスマホ画面に表示できるデータは3回分なので、上記3項目のデータについては過去からの変遷を表計算アプリNumbersで管理している。

血液検査結果の管理

ここで、上のグラフの一番左端に2006年のデータが1件だけある。2006年というと49歳の時。職場に献血バスが来てそこで献血したような気がする。こんな昔のデータが日本赤十字社のデータベースに残っていたことに驚いた。

その他

自分はメリットに感じていないのだが、献血ルームの待合ロビーで自販機の色々な飲み物が飲み放題なこととほぼ毎回粗品がもらえること。飲み物が飲み放題なのは、献血では体内の水分が奪われるので十分な水分補給が必要となるため。

まとめ

コロナ騒動がなければ、献血を始めていなかっただろう。そう考えるとコロナ騒動は悪いことばかりではなかった。

今後も健康維持に努め、年齢制限の69歳まで献血に協力していきたい。

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