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Kindle Unlimitedをどう活用するか

これまで読書習慣はなかった。数年に1冊程度。2022年の放送大学での学習がきっかけで読んでみたい本が出てきた。Amazonで電子図書を購入してiMacで読んだ。それ以降、数冊電子図書を購入した。iPadmini購入後は、iPadminiで読むようになったが、読書専用デバイスで本を読みたくなった。7月、Kindle端末を購入して、これを機会に読書習慣を身に付けようとKindle Unlimitedを始めた。しかし、半年が経過し最近、本が読めていない。7月から10月は月3〜4冊読んでいたが、11月は月2冊、12月は月1冊と尻すぼみになってきている。

Kindle Unlimitedをどう活用するかを改めて考えた。

時間の拘束

読書が趣味の人は、読書をしている時間を楽しめる。自分は読書が趣味ではないので、読書の時間をそれほど楽しめない。読書習慣を身に付けようとKindle Unlimitedを始めてからは、半強制的に本を読もうと努力している。読書をできるだけ楽しめるように、本のタイトルから自分の趣向に合う本を選ぶ。選んだ本は内容を理解しようとじっくりと読んでしまうので、1冊を読み終えるのに時間がかかることが多い。本当に読みたいと思えない本に自分の時間を割きたくない、という思いが出てきたことが読書が進まなくなった原因だろう。

マーキングの意味

Kindle Unlimitedで借りる本は本当に読みたいと思って読む本ではないので、読書メモは書いていないが、読書中に気になった箇所はマーキング(ハイライト)している。これがさらに読書の時間を増やすことになっている。ハイライト部はKindle端末からエクスポートしてメモアプリに保存しているが、保存したハイライト部は読み返すことはない。読み返すことがないのならマーキングして保存することに意味がないことに気付いた。

読書の目的

今の自分は、読書習慣を身に付けることが目的で、読書は手段となっている。読書の目的がないことに気付いた。

Kindle Unlimitedで借りる本は、本を読むのではなく、キーワードを見つける作業が面白いのではないだろうか。見つけたキーワード(トリガー)から思考を展開する。読書の目的は思考を展開するためのトリガーを得ることと考えると読書が気軽で楽しく思えてきた。

読書のスタイル

トリガーを得る読書

自分の趣向に合う本は、文字を文章として読んでしまう。読書の目的が思考展開のトリガーを得ることであれば、自分の趣向に合う本よりも自分の趣向に合わない本の方が適しているのではないだろうか。

  • トリガーを得る読書は文字を文章として読むのではなく、文字を画像として観る。文字画像の中から心に響いたキーワードを見つける。

  • また、本のタイトルだけを眺めていくだけでもいいかもしれない。タイトルが心に響けば、目次に目を通す。これならKindle Unlimited以外の本も対象にできる。

これが読書と言えるかどうかは疑問だが、そう考えれば、読書を気軽に楽しめそう。

じっくりと読む読書

本当に読みたい本が出てきたらKindle Unlimitedに拘らず、本を購入して時間をかけて読めばいい。

「トリガーを得る読書」と「じっくりと読む読書」の2つの読書スタイルを使い分けよう。

まとめ

最近、Kindle Unlimitedで読書が進まなくなった原因は、半強制的な読書で時間を拘束されるストレスと読書の目的が定まっていないことだった。

Kindle Unlimitedの活用方法(読書の目的)が見つかった。思考展開のトリガーを得ること。自分にとって、Kindle Unlimitedは思考展開のトリガーを得るためのツールである。そう考えると、読書が気軽で楽しいものに思えてきた。

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